セルモの教室長BLOG

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【生徒エピソード】こだわりの差が結果に出る!中間テストでの三者三様 [代表:宮谷]

中学3年生の中間テスト結果が続々と出そろう中、昨日登校したA君から「数学で98点取れました!」と嬉しい報告がありました。その他の科目もおおむね90点前後と、努力の成果が見事に実を結びました。

勝った人のイラスト(男性)

一方、B君からは「数学と英語は平均点より10点ほど上。理科と社会は平均点くらいでした。国語はまだ返っていない。」との報告。目標とする高校を考えるとまだ届いていませんが、B君なりにしっかり取り組んだ結果だと感じます。あともう少しという感じです。

ガッツポーズをしている男の子のイラスト

そしてC君。テスト直前、「◯◯と△△が不安だから復習をしよう」と伝えたところ、「もう十分に勉強したので大丈夫です」と自信たっぷりの様子でした。しかし結果はとても悪いということはありませんが、目標値に届かず残念な内容に。振り返りの中で、「あの時は十分と思っていた」と話してくれました。


反省・後悔のイラスト(男性)


この3人の違いは、「取り組み方」×「勉強量」の違いにあります。

ヘッドホンをして勉強をする人のイラスト(男性)


A君は「もう十分では?」と声をかけても「いや、まだやります」とさらに取り組むタイプ。必ず間違えた問題は解き直しています。


B君は「これをやりなさい」と言えば素直に実行するタイプ。ただし、間違えた問題の復習は目を離すと飛ばしがちで、この点は要改善です。


C君は「もうやったから大丈夫」と自分の判断を優先するタイプ。間違えた問題の復習はやりますが、絶対的な演習量は一番少ないです。



テストの得点では、A君>B君>C君となるのは当然です。


C君も決して勉強していないわけではありません。ただ、初期に学習を終えた科目をそのまま放置してしまう「繰り返しの不十分さ」が課題です。テスト対策の初期だと、テストまで2-3週間あります。2-3週間前のことを覚えていないのは当然で、この期間にも2周・3周と繰り返す必要があるでしょう。

反復横跳びのイラスト(男の子)

B君は、そこを見抜いた講師の指示を素直に実行し、C君より各科目10〜20点高い得点に。5科目で換算すれば最大100点近い差にもなります。


C君は決して才能が劣っているわけではありません。素直さと反復の重要性を次の期末テストに活かして欲しいと思います。

【生徒エピソード】「数学で平均点超え!」努力が実を結んだ中学3年生 [代表:宮谷]

昨日、とある中学3年生の生徒さんから中間テストの結果を聞いてみたところ、

「数学が◯◯点でした。平均点を超えることが出来てとても嬉しいです!」

と、笑顔で報告してくれました😊

全身で喜びを表す女子学生のイラスト

今回のテストでは平均点を2〜3点上回る得点を取ることが出来たとのこと。実はこの生徒さん、今年度から入塾されたのですが、入塾前は数学の得点が平均点の半分程度しか取れていませんでした。


それが今回、得点がほぼ倍に!


本人にとっても、大きな自信につながったようです。

私からその生徒さんに伝えたのは、

「中間テストで平均点を超えられたのは素晴らしい。でも、あなたにはもっと取れる力があるよ。」

というひと言でした。


男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

実際、この生徒さんには今春の入塾当初から多くの課題がありました。

•小学校の分数・小数の計算が曖昧

•中学1年生の方程式の理解が不十分

•中3の数学を進めるうえで、前提となる基礎が抜け落ちていた

勉強が不調な人のイラスト(女性)


そのため、保護者様のご理解もいただいたうえで、基礎の基礎から復習を開始しました。


今回の定期テスト範囲を勉強するにあたっても、夏期講習と通常授業を組み合わせ「方程式(1年)→連立方程式(2年)→平方根・二次方程式(3年)→比例・反比例(1年)→一次関数(2年)→二次関数(3年)と、学年をまたいで関連箇所を復習するという、「さかのぼり学習」を自由自在に取り組めるセルモのメリットを最大限活かして取り組んでもらいました。

彼女の素晴らしいところは、次の3点です。

集中して勉強をする人のイラスト(女性)

集中力がある

素直に指導を受け入れ、実践できる

学習に丁寧に取り組める


勉強において大切な「素直さ」と「継続力」を兼ね備えており、

今回の成果はその力がしっかり結果に表れた証だと思います。


小学生時代に算数でつまずき、その後長く苦しんできたことを思えば、

比較的短期間での改善は本当に見事です。


指導やアドバイスのたびに「ありがとうございます!」と言って頂けるので、本当にサポートしていて気持ちの良い生徒さんです。


正直、「もう少し早く来てくれたら…」という思いもあります。


平均点を超えるだけでなく、平均+10点、15点だって十分に狙えた力があるからです。


でも、まだまだ遅くはありません。


次の期末テストは中間よりも難易度が高く、出題範囲も広くなります。


さに新たなチャレンジとなりますが、引き続き気を抜かず頑張ってほしいですね。


私たちも引き続き、全力でサポートしていきます!

【受験対策】第1回 作文練習会を実施しました [代表:宮谷]

昨日9月30日(火)は、火曜日の第5週にあたるため、通常授業は全教室お休みでしたが、中学3年生の受験生を対象とした「第1回 作文練習会」を町田木曽教室で実施致しました。

この練習会は都立高校推薦入試や、私立でも作文試験が実施される生徒さんのための特別講座です。今回は満席+αの参加となりましたが、木曽教室はスペースに余裕があるため、予定通り全員で実施することが出来ました。


【当日の主な内容】

3時間にわたり、以下のような流れで指導・トレーニングを行いました。


① 受験における作文とは?

・「受験作文」と「学校提出の作文・読書感想文」との違い

・読み手の立場に立った構成と文体

・小論文との違い

・都立推薦入試で実際に出題された作文テーマ(近隣校中心)の紹介

② 作文用紙の使い方の確認

・タイトル、氏名の位置

・平仮名やカタカナの小文字、カギ括弧の配置ルール

・段落構成の基礎(3段落構成を中心に解説)

・原稿用紙の「マス目を使いこなす力」の重要性


③ 見本作文の書き写し&チェック

・制限時間35分で、見本作文を書き写す練習

・見本の中にあえて埋め込まれた「5つの間違い」を見つけられるか?

④ 都立小川高校(R7年度)の実践テーマで作文作成

・「標準的な出題」にどう対応するかを実践

・作文も第一印象が大事。冒頭の“つかみ(序論)”の書き方を重点的に指導

・「読み手に伝わる」「読みやすい」作文を目指す

【受験作文の難易度】

都立推薦入試での難易度を比較すると、

集団討論 → 作文 → 面接 

の順になると考えています。


もちろん、面接が簡単というわけではありませんが、作文は書き慣れていないと、時間内に形にすることすら難しいというのが現実です。


※なお、令和8年度の推薦入試では集団討論を実施する高校はごく少数(5校程度)ですので、作文と面接が中心となります。

【次回に向けて】

昨日書いてもらった小川高校の作文テーマによる原稿は、現在添削中です。1週間前後で返却いたします。


返却された原稿については、再度“書き写し”練習を行い、教室へ提出してください(※作文用紙は配布済みです)。繰り返し書くことで文体や構成を体に染み込ませていきます。


また、今後の練習会でも、志望校の過去問に対応できるよう段階的に指導を重ねていきます。

【関連リンク】

・都立高校入試 実施要領(令和8年度)

 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/09/2025092502


・都立高校 作文・小論文テーマ一覧(令和7年度)

 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/2025

以上となります。受験シーズンは時間が経過するのが早く感じますね。引き続きご家庭とも連携しながら、しっかりと準備を進めて参ります。


ご不明点がございましたら、いつでも各教室までご連絡ください。

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