【受験対策】第1回 作文練習会を実施しました [代表:宮谷]
昨日9月30日(火)は、火曜日の第5週にあたるため、通常授業は全教室お休みでしたが、中学3年生の受験生を対象とした「第1回 作文練習会」を町田木曽教室で実施致しました。

この練習会は都立高校推薦入試や、私立でも作文試験が実施される生徒さんのための特別講座です。今回は満席+αの参加となりましたが、木曽教室はスペースに余裕があるため、予定通り全員で実施することが出来ました。
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【当日の主な内容】
3時間にわたり、以下のような流れで指導・トレーニングを行いました。
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① 受験における作文とは?
・「受験作文」と「学校提出の作文・読書感想文」との違い
・読み手の立場に立った構成と文体
・小論文との違い
・都立推薦入試で実際に出題された作文テーマ(近隣校中心)の紹介

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② 作文用紙の使い方の確認
・タイトル、氏名の位置
・平仮名やカタカナの小文字、カギ括弧の配置ルール
・段落構成の基礎(3段落構成を中心に解説)
・原稿用紙の「マス目を使いこなす力」の重要性

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③ 見本作文の書き写し&チェック
・制限時間35分で、見本作文を書き写す練習
・見本の中にあえて埋め込まれた「5つの間違い」を見つけられるか?

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④ 都立小川高校(R7年度)の実践テーマで作文作成
・「標準的な出題」にどう対応するかを実践
・作文も第一印象が大事。冒頭の“つかみ(序論)”の書き方を重点的に指導
・「読み手に伝わる」「読みやすい」作文を目指す

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【受験作文の難易度】
都立推薦入試での難易度を比較すると、
集団討論 → 作文 → 面接
の順になると考えています。
もちろん、面接が簡単というわけではありませんが、作文は書き慣れていないと、時間内に形にすることすら難しいというのが現実です。
※なお、令和8年度の推薦入試では集団討論を実施する高校はごく少数(5校程度)ですので、作文と面接が中心となります。
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【次回に向けて】
昨日書いてもらった小川高校の作文テーマによる原稿は、現在添削中です。1週間前後で返却いたします。
返却された原稿については、再度“書き写し”練習を行い、教室へ提出してください(※作文用紙は配布済みです)。繰り返し書くことで文体や構成を体に染み込ませていきます。
また、今後の練習会でも、志望校の過去問に対応できるよう段階的に指導を重ねていきます。
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【関連リンク】
・都立高校入試 実施要領(令和8年度)
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/09/2025092502
・都立高校 作文・小論文テーマ一覧(令和7年度)
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/2025
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以上となります。受験シーズンは時間が経過するのが早く感じますね。引き続きご家庭とも連携しながら、しっかりと準備を進めて参ります。
ご不明点がございましたら、いつでも各教室までご連絡ください。