セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

テスト対策で結果を出す生徒の共通点とは? [代表:宮谷]

昨日は午前中に我が子の授業参観に参加し、午後から夜まで、鶴川教室にて1学期期末テスト対策授業を実施しました。

イラストは、実際に今日の学習風景を撮影し、AIでイラスト化したものです。「これ、うちの子の後ろ姿かな?」と分かる保護者さんもいらっしゃるかもしれません(笑)


鶴川教室ではこの日、5コマ(75分×5=計375分=6時間15分)の授業を行いましたが、そのすべてに参加し、さらに休憩時間も自主的に勉強を続けていた生徒が何名もいました。実質7時間以上、集中して学習に取り組んだことになります。

生徒ごとの進め方は異なりますが、まずは通常受講科目(数学・英語)のテスト範囲を終わらせ、それをしっかり理解できている場合は、次に国語・理科・社会といった他教科の対策へ。特に苦手な科目から順に取り組んでもらいます。


通常科目の理解が不十分な場合は、もう一周学習したり、まとめ問題や問題集を活用して定着を図ります。


早い生徒は、テスト2週間前の時点で3~4科目の範囲を終えています。こうした流れを作っている生徒は、1週間前には全科目を一通り終え、残り1週間を「自信のない科目の仕上げ」に充てることができます。

実はこの流れ、春休みからの積み重ねがあってこそです。春期講習で国語・数学・理科の先取り学習に取り組み、テスト範囲の6~7割を春のうちに終わらせておくことで、期末テスト前の負担を大幅に減らすことができるのです。


この準備ができていない生徒は、周囲の進度を見て「えっ、もう4科目終わったの!?」と驚きますが、それは計画的な取り組みの成果。理解してほしいのは、“流れを作ること”の重要性です。

そして、その流れに追いつくためには、「学習時間の確保」が不可欠です。


高得点を取る生徒に対し「頭がいいから」と思われがちですが、実際にはその分の時間をしっかり使い、できなかった問題を一つひとつ改善する「こだわり」を持って取り組んでいます。


実際、昨日も授業終了後に、ある生徒が難しい数学の問題について「なぜ解けなかったのか」を自ら質問しに来てくれました。こうした姿勢の積み重ねが結果につながっています。

※このイラストは、春期講習の風景をイラスト化したものです。

つまり、高得点の裏にあるのは「時間×こだわり」の力。そして、その原動力は“明確な目標”です。


今月末には、受験生向けに自己PRカード作成説明会も予定しています。ぜひこうした機会も活用していただき、お子様と一緒に、将来の目標や動機づけについて話し合っていただければと思います。

※鶴川中の学習確認テストで、高得点が取れた生徒さん達

また、生徒さんごとに順次、夏期講習のご提案書の配布を始めておりますので、2学期に向けての準備を始めていきましょう。

学校の先生に、伝えていただきたいこと [代表:宮谷]

最近、国の学習指導要領が難化していることにより、学校の授業についていけるお子さんと、そうでないお子さんとの学力差がますます広がっているように感じます。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

しかし、授業についていけないお子さんに対し、学校側が取れるサポートには限りがあります。

学校の教室の後ろのイラスト(背景素材)

例えば、算数・数学・英語など一部の教科では「少人数クラス」が設けられている場合もありますが、実際には先生の人手が足りず、設置できない学校も少なくありません。また、同じ学校でも学年によって対応が異なる場合もあります。


加えて、少人数クラスとはいえ、「個別対応」というほどの手厚さがあるわけではなく、授業内容が少し易しかったり、繰り返し回数が少し多かったりする程度にとどまるのが実情です。


そんな中、先日ある生徒さんから相談がありました。


「学校に行きたくない」とのことでした。


この生徒さんは、学校の授業内容が分からなくなったことをきっかけに、お友達の紹介でセルモに入塾されました。今は過去のつまずきに向き合いながら、順を追って課題を一つずつ克服している最中です。授業中はとても集中して頑張っています。

詳しく話を聞いてみると、学校の先生からの言葉がつらく感じられたようで、「そんな問題も分からないのか」と言われたように受け取っていたようです。


もちろん、先生が本当にそう言ったかどうかは分かりません。もしかすると先生は「これはできるようになろうね」と励ましのつもりだったのかもしれません。しかし、自信を失っているお子さんにとっては、ネガティブな言葉として受け取られてしまうことがあります。


実は、私たちも同じような経験があります。励ましのつもりでかけた言葉が、逆に傷つけてしまったというケースです。

ネガティブな人のイラスト

この生徒さんは、「保護者には話している」と言っていましたが、念のためご家庭にご連絡を差し上げたところ、保護者の方はその話をご存じなかったとのことでした。


こうした“すれ違い”は、決して珍しいことではありません。生徒さんが何かの拍子にそれに近いことを話していたとしても、保護者の方にとっては深刻な悩みとして受け取れなかったのかもしれません。


大切なのは、今現在、お子さんが「つらい思いをしている」という事実です。


私は保護者の方に、学校の先生に対して次のようにお伝えいただくことをお勧めしました。


「子どもに学習上の課題があることは保護者としても認識しています。現在は塾に通い、一つずつ復習に取り組んでいます。少し時間がかかるかもしれませんが、今は集中して頑張っているので、どうか温かく見守ってください。」


そして生徒さんには、次のように声をかけました。


「確かに分からなくなった単元はあるけれど、今ちゃんと一つずつ復習しているから大丈夫。気にしすぎず、自分を信じて頑張っていこうね。夏休みにはまとまった時間で復習もできるから、そこでまた力をつけよう。」


その後、生徒さんは集中して学習に取り組み、帰りには元気に挨拶をして帰っていきました。少し気持ちが晴れたのかもしれません。


このような相談は日常的にありますが、大切なのは「早めに対応すること」だと考えています。感情的にならず、事実を冷静に確認し、適切なサポートに繋げていくことが重要です。

男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

なお、冒頭でも触れましたが、今の学校教育は先生方にとっても非常に厳しい環境になっています。


授業時間は変わらない中で、体験学習や道徳教育の比重が増え、主要教科に割ける時間が減っています。そのため、家庭での学習や、私たちのような塾での補助が無ければ、すべての内容を消化するのは難しくなっているのが現実です。


だからこそ、「誰かのせい」にするのではなく、学校・家庭・塾が連携し、お子さんの成長をあたたかく支えていく姿勢が大切だと感じています

夏期講習のお申込み [教室長:松本]

各教室により、夏期講習のご案内が前後しておりますが、忠生教室ではさっそくお申込みがございました。誠にありがとうございます。


①②の時間帯は10席ございますので、ご希望通り確保できるかと思います。


△の時間は月曜日だけ5席ございますが、他は2、3席となります。

※各教室により異なります!


予めご了承くださいませ。


空席情報は随時お知らせいたしますので、お手数ではございますがご確認くださいませ。



個別学習のセルモでは、生徒たちのやる気は上がり、成績もアップしています。


先日の小テストでは英語も数学も満点だったと生徒たちが嬉しそうに報告してくれました。


生徒たちも毎日のように自習にきます。当教室の特徴は、言われなくても自主的に来るとということです。



忠生教室は厳しくありません。




では、生徒たちが甘えて好き放題やっているかというと、そうではありません。


生徒たちにオンとオフを主体的に考えてもらい、質問を受けた際は短い時間でポイントだけ伝えるようにしています。そこが当教室の最大の強みであり、高校生になった後の成績は抜群です。


また、定期テスト前や受験直前はたくさん私から質問させていただきます。



三国干渉、三国同盟、三国協商の三国、安全保障理事国、東経180度とは、銅イオン、塩化物イオン、酸性を決定ずけるものは何か、双子葉類の葉脈の名称、オームの法則の覚え方、回路図の直列と並列の覚え方、黒田清輝の絵画は覚えるのではなく、女性の顔が男性的に描かれている画風の特徴を伝えます。テンポよく質問することによって、生徒たちもクイズ感覚で楽しんで???答えてくれます。


難しいと感じている先入観を取り除き、生徒たちが絶対にできる、わかるという気持ちで対応させていただいております。(できない時はできません!)


長い年月の中、私も失敗したことはあります。


しかし、そのような経験を積んだからこそ、現在充実したフォローができていると自分にプレッシャーをかけ続けております。

国語のテスト対策は、時間がかかるんです。だからこそ早めのスタートを! [代表:宮谷]

今週に入り、教室に自習に来る生徒さんが増えてきました😊

下記のイラストは実際の自習風景をChatGPTでイラスト化しています。


自分から進んで来ている生徒もいれば、保護者の方に背中を押されて来ている生徒もいます。

お母さんのアドバイスが響く子供イラスト

やはり「勉強時間=成績アップ」というのは、無視できない大事なポイントです。特に、暗記が必要な教科は、繰り返しと時間の積み重ねがものを言います。

ただし、ただ時間をかければ良いというわけではありません。



理解と組み立てが必要な教科では、基礎が分かっていないと、いくら時間をかけても成果に結びつきません。

加点方式のイラスト(女性)


たとえば数学の一部単元、英文法、国文法、理科の計算問題や化学の単元などが該当します。


数学や英語は、ほとんどの生徒さんがセルモの授業で取り組んでいるので、基本は押さえられており、学校の進度に遅れがない限りはそこまで心配いりません。


むしろ「どれだけ丁寧に解けているか」「ルールに沿ってミスなく進められているか」が、得点を大きく左右します。


実際、基礎は分かっているのに点数が伸び悩んでいる生徒さんは、「ちょっと雑に解いてしまっている」ケースが多く見受けられます。

一方で、国文法や理科の計算・化学分野などは、


「学校の授業で理解できなかった」
「塾でも受講していない」


といった場合、自分で進めるのがなかなか難しい単元です。


たとえば、今回の鶴川中学校2年生の国語テストでは、「形容動詞」が出題範囲に含まれていました。


この「形容動詞」、中学生にとってはかなり手ごわい単元です。


実際、対策授業で学習した2人の生徒さんも、学校の授業の段階では理解できていなかったとのこと。


「形容詞なのに動詞って何?」「覚えて何になるの?」といった戸惑いの声も聞こえてきました。


教材の解説には、

形容動詞とは、事物の性質や状態を表す用言で、活用の仕方が動詞と似ているもの(「だ」で終わるもの、文語では「なり」「たり」で終わるもの)を指します。

とありますが、「用言」「活用」などの言葉自体にピンと来ない生徒がほとんどです。


そもそも形容詞をよく知らない生徒さんもいますので、基礎から丁寧に噛み砕いて解説する必要があります。


さらに問題演習を通じて、具体的な形容動詞の使い方やパターンを身につけていきます。


このように、「形容動詞」の理解・定着だけでも、それなりの時間がかかります。


そして今回のテストでは、形容動詞以外にも副詞・感動詞など、さまざまな文法事項が出題される予定です。


もちろん、文法だけではなく読解や漢字、記述問題も範囲に含まれており、全部で5~6単元+漢字となると、国語だけでかなりの勉強時間が必要です。


その点を理解している生徒さんは「まず国語からやりたいです!」と希望を出してくれています。

とある生徒さんは、先週・今週の2週にわたって、テスト対策授業(75分×6コマ=450分)で国語の復習を進めた結果、無事に一通りの範囲を終えることができました。


学校の授業をある程度聞けていて、自学にも取り組んでいたことがスムーズな進行に繋がったと思います。


ただし、ここまでは「復習」です。


このあとは「仕上げ」として、もう一段階取り組む必要があります。


学校ワークとiワークは終わっているようなので、もう1種類、問題集を解いてもらう予定です。高得点を取るというのは、なかなか大変な作業です。


もちろん、理科や社会など、他の教科の対策も控えています。



5教科合計400点以上、できれば450点に近づけることを目指して、一緒にがんばっていきましょう!

不登校と学びの選択肢について考える [代表:宮谷]

こんにちは。


1学期期末テスト対策や夏期講習の準備、さらに自己PRカード作成説明会…と、イベントが目白押しでスタッフ一同バタバタしております(笑)


そんな慌ただしい中、今日ふと目に留まったYahoo!ニュースの記事がとても印象的だったので、ご紹介させてください。


📌「不登校家庭に10万円」損保ジャパンが業界初の保険をつくった理由とは?
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6541850


この記事によると、現在、不登校状態にある小中学生の数は約30万人にものぼるそうです。

※実際には令和5年度で約35万人です。


しかもこの人数は、「年間30日以上欠席している」お子さんだけを対象にした数字です。


30日未満の不登校を含めると、実際には100万人近くになるのでは無いでしょうか?


不登校の理由も多様化しています。


いじめや勉強のつまずきだけでなく、

  • コロナ禍で生活リズムが崩れてしまった

  • 学校に通わない時間も「休養」として認められるようになった

…など、以前とは違う背景が増えています。


これだけの人数になると、従来の学校の体制や人員だけでは、すべての子どもたちを支えるのが難しいのも無理はありません。


そのため、フリースクールや民間の学習支援など、学校外の支援がこれまで以上に重要になってきています。


たとえば町田市では、不登校を経験した生徒さんが安心して学べる場として、以下のような取り組みも始まっています。


🔸町田市立山崎中学校学びの多様化学校分教室「ゆめのき」
https://kosodate-machida.tokyo.jp/soshiki/5/6/13251.html


また東京都でも、フリースクールへの通学をサポートするための助成事業が行われています。


🔸東京都「フリースクール等に通う生徒への支援事業」
https://tokyo-fs-support.metro.tokyo.lg.jp/


私たち個別学習のセルモ町田でも、これまで多くの不登校の生徒さんの学びをサポートしてきました。


「学校では難しいけれど、セルモなら勉強できる」と言っていただけることも少なくありません。


お子さまの学習や学校生活について、ご不安やお困りごとがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。


セルモ町田では、「さかのぼり学習」でお子さま一人ひとりに合ったペースでの学び直しが可能です。


一歩ずつ、安心して学べる環境をご用意しています。

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!