小学生の春期講習! [代表:宮谷] 今日は町田市内小学校の卒業式ですね! 小学6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!! 少し天気が怪しかったですが、なんとか持ちこたえました。 先週、6年生の保護者様とお話ししましたが、6年間あっという間だったとのことです。 低学年の時に新型コロナウィルスが発生(2020年春ですね)し、その後数年間はマスクやワクチン、人混みに出かけられないなど、窮屈な思いをさせたとの感想もお伺いしました。 来月からは中学生ですが、昨今の中学生の共通テーマは、どの生徒さんもその学習量が大変多く、油断していると一気に学習が崩れてしまうということです。 昨日も新中学1年生の保護者様からお問い合わせを頂きましたが、学習時間の確保が何よりも必要になってきます。 中学校生活の3年間は、小学校以上にあっという間ですので、毎日の生活時間を規則正しく過ごしていきたいものです。 スマホやゲームの影響も大きいので、このあたりもしっかりルールをご家庭ごとに定めたいですね。 さて、前回のBlogの続きですが、小学生の春期講習の様子を伝えたいと思います。 【中学受験を目指す小学4年生の生徒さん】 ◯一般的に、中学受験は2から3年間の準備期間が必要になります。 目指す私立中学校のレベル感や科目数によって異なりますが、4科目受験をする場合は理科や社会の学習が必須になります。 この春から中学受験に向けスタートを切った生徒さんは、この春休みで理科・社会の5年生の学習に取り組み始めています。 まずは教科書の基本的な内容を抑え、その後受験レベル問題へとステップアップしていきます。 出来れば6年生の夏休み前には6年生までの基礎学習を終えたいですね。 夏休みから約半年間程度受験レベル問題集や過去問題集を重ねていきたいところです。 【中学英語を先取り学習する小学5/6年生の生徒さん】 ◯上記にも書きましたが、中学校の学習で一番課題になっているのが英語です。 文法、単語とも小学校と中学校の授業内容がうまく連携が取れていないのが最大の原因です。 本来、小学校5/6年生の間に、「以前の指導要領では中学校1年生で学んでいた文法と単語」を習得しておく必要があります。 ところが、学校では英語に慣れることを優先させていて、文法ルールを説明し、単語を暗記させる授業が出来ていません。 保護者さんも「小学校で英語の授業をやっている。」ことは把握されていても、この文法や単語を使いこなせていない事実は把握されていないケースが多いです。 よって、算数の学習に余裕がある生徒さんは、英語を出来るだけ先どって取り組んでもらうようにしています。 【算数のさかのぼり学習に取り組む各学年の生徒さん】 ◯入塾直後の小学生の生徒さんで一番多いのがこのパターンかと思いますが、季節講習中になるべく算数のさかのぼりは終わらせたいところです。 各学年の下巻に入っている生徒さんは、ゴールが見えてきいますね。 4年生だと「がい数」、5年生では「割合・速さ」のさかのぼりが一番のハードルになります。 今まで学習した要素を複数組み合わすので、それぞれの知識を正しく復習した生徒さんは、少しヒントを与えると解けるようになります。 出来るだけ春休み中に現学年の復習は終わらせたいですが、焦っては意味が無いので確実に取り組んでいきましょう。 【国語の文法を復習する各学年の生徒さん】 ◯算数・英語への課題を抱える、多くの小学生の皆さんですが、それ以上に課題と感じるのが国語の文法です。 文法の学習は主に小学2年生から始まるのですが、学年に対して意外と難しい内容をやっており、きちんと習得しないまま次学年に進んでいるケースも散見されます。 特に、主語・述語・修飾語の3つですね。 2年生からこれら文法を始めている理由としては、文章を正確に読み取ることが目的です。 逆に言うと、文章を正確に読み取るのが苦手な生徒さんは、この3つの文法を意識せず読んでいることが多いです。 中学受験を目指す生徒さんの国語でも、これら文法の復習は必須です。 今日書いた4つのパターンはあくまでも一例です。その他にも様々な課題やニーズがあるので、保護者さんと相談しながらメニューを決定しています。 明後日から春期講習再開しますが、途中参加もOKですので、お気軽にお声がけ下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.03.24 春期講習始まりました! 途中参加OKです!! [代表:宮谷] 昨日20日(木)より、個別学習のセルモ町田の春期講習が始まりました! 私が担当する鶴川教室は、午前中から講習を実施し、多くの生徒さんが来校してくれました。 生徒さんによりカリキュラムは異なりますが、今日は中学生の代表的なカリキュラムをご紹介します。 [新中学3年生] ◯新中学3年生の多くは、理科・社会の先取り学習に取り組みました。 東京都の中学校は、3年生の2学期の成績で内申点が決まりますが、当然のことながら1学期から成績を取っている生徒さんのほうが、良い内申点が付きます。 学校の先生からしてみたら、1学期から継続的に頑張っている生徒さんに良い成績を割り振りますよね。 私達が利用するセルモシステムは、新年度の教科書データに先週切り替わりましたので、新年度利用する理科の教科書を学習し、1学期の学習予想範囲を学習しています。 社会は教科書が持ち越しなので、鶴川中や薬師中の生徒さんが「明治維新以降」の歴史を学習しました。 皆さんとても真剣に取り組んでくれました。やはりこういった受験に向けての学習の機会を通じて、意識が高まっていくのだと思います。 [新中学2年生] ◯新中学2年生の生徒さんは、学習内容が別れました。 すでに通常授業で数学や英語の先取り学習に取り組んでくれている生徒さんは、国語・理科・社会の新年度の学習に取り組みました。 中には通常授業の数学と合わせて今日だけで4教科学習した生徒さんもいらっしゃいます。その生徒さんは、今日セルモで7時間勉強しました。 一方で、数学や英語の課題が残っている生徒さんは、それぞれの課題に取り組んでいます。とある生徒さんは、小学校の頃からどうしても「速さ」の問題が解けず苦しんできました。 セルモであれば、5年生で学習した「速さ」の復習が簡単に対応出来ます。今日1日では終わりませんでしたが、おそらくあと2回位の授業で「速さ」の復習が出来るはずです。 長年抱えてきた課題を解消出来るのも、学習時間がたっぷり取れる季節講習ならではです。 [新中学1年生] ◯新中学1年生の生徒さんも、様々な学習に取り組みました。 特に多かったのが、英語の先取り学習です。来年度から三省堂のNEW CROWNが町田市内の教科書として採択されますが、この教科書に沿った学習に取り組みました。 基本的に今の中学校では、小学校で習得済みの文法の説明はありません。小学生で習った英単語も復習はしません。 セルモであれば、これら文法や単語の復習を新教科書に沿って取り組むことが可能です。 生徒さんにより取り組む内容が全然異なりますので、進める際は慎重に確認しながら指示・指導を行っています。 今日はどの生徒さんも、本当に静かに真剣に取り組んでくれたのが良かったですね。 小学生の皆さんも、素晴らしく集中していました。 小学生のご様子は後日また更新します! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.03.21 中学校卒業式! 卒業おめでとうございます!! [代表:宮谷] 今日は朝からあいにくの雪でしたが、町田市内中学校の卒業式が行われました。 ちなみに、小学校は来週3月24日(月)が卒業式ですね。 今年も卒業式シーズンがやってきて、多くの卒業生を見送り、嬉しい反面寂しさがあります。 引き続き高校部で通ってくれる生徒さんもいますので、その後の成長を見守れる嬉しさもあります。 様々な感情がある卒業式ですが、保護者の皆さんも義務教育が一区切りとなります。 9年間の義務教育のサポート、本当にお疲れさまでした。 ご家庭ごとに色々な場面があったと思いますが、それも全て良き思い出・経験となる卒業式になれば幸いです。 さて、高校進学後ですが、これから社会に出ていく子供たちには多くの困難が待ち構えています。 人口、経済、財政、環境、エネルギー、多様な問題を日本社会全体で抱えており、これらをどう突破していくか…。 現役世代も、将来世代も一緒になって考えていく必要があります。 将来世代の子供たちには、是非自分自身に何か得意なことを身に付け、社会で存在価値を示せるようになって欲しいなと思います。 そういう意味では高校入学後は学力やコミュニケーション能力、そして何よりも世の中のことを知って頂きたいと考えます。 私は高校入学後、当時父親がやっていた会社の経営状況が思わしくなかったので、通学定期代やお小遣いを稼ぐためにアルバイトを始めました。 初めてバイトしたコンビニエンスストアのオーナーさんや奥さんに、お客さんのこと、お店のこと、様々なことを教わりました。 それは今でも活きている部分が沢山あり、本当にアルバイトをして良かったなと思います。 人により世の中のことを知れる場面や機会は様々だと思いますが、何事もチャレンジしてその経験や視野を自身の能力にしていって欲しいですね。 本日は卒業おめでとうございます! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.03.19 明日は卒業式 [教室長:松本] 明日3月19日水曜日、ざわめきと静けさ、張り詰めた体育館の空気の中で今年も中学3年生の皆さんが卒業していきます。 大人になっても、その日のことは覚えていることでしょう。 「受験」という人生初の試練を乗り越えて、生徒たちが未来へ向かっていく姿は、まもなく開花期を迎える桜のようです。 そして桜の散るころに、新たな生活は始まり、次なる試練が待っていることでしょう。 私が願うこと、いや大人たちが皆さんに願っていることは無事に100年の人生を駆け抜けることではないでしょうか。 「無事」とは「何事もない」ということではありません。 悩むこと、苦しいこと、悲しいこともあるでしょうが、それは皆さんが人間である証明です。 しらけずに何事にも真剣に取り組み、人を思いやり、小さな声に耳を傾け、いじめに加担せず、誹謗中傷もしない、弱きを守れる強さを身に着けていってほしいと思います。 一言に集約すると、「なめてはいけない」になるかもしれません。 少し言い方が古かったでしょうか(><..)ゴホンゴホン 皆さんは「令和」という時代の目撃者になります。 それは他人事ではなく、皆さん一人ひとりが築いていく時代なのです。 応援しております! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.03.18 国語の得点の改善を図るには? [代表:宮谷] 昨日に続き、保護者面談関係のBlogを書きたいと思います。 今日書きたいのは、非常に良くご質問を受ける項目ですが、一言での回答が難しい項目であります。 それは、「国語の得点を改善するには、どうすれば良いか?」ということです。 国語は「これをやれば能力が伸びますよ!」というシンプルな答えは無く、複合的な対策が必要なので一言での回答が出来ません。 本当に沢山の対策があるのですが、今日は主に「中学生を対象とした対策を5つ」ほど書いていきます。 まず、町田市では「光村図書」さんの国語の教科書を長年採用しています。 光村図書さんの国語の教科書は、全国でも一番シェアが高く小学校と中学校合わせて60%以上です。町田市は、私が13年前に塾を始めてから、小学校も中学校も光村図書以外の国語の教科書を選択したことがありません。 つまり、まずは光村図書の国語の教科書攻略法を知っておくことは、国語の得点をあげるためにとても重要なことです。 ①「学びへの扉」「学びのカギ」を読んでいるか? 光村図書の教科書には、各単元の学習のポイント(生徒さん達に何を学んでもらいたいか、何に着目して読むか?)が書かれています。 中学生の国語の教科書は、今中学生の生徒さんに知っておいてもらいたいこと、身に付けてもらいたいことが書かれています。 では、どういったことを知るべきなのか?それが学びへの扉に書かれているわけです。 学校の授業でも、まずはこのページを確認することが多いですが、自分でも熟読すべきです。 セルモで国語を学習する場合は、教科書のこの学びへの扉やカギを読んでもらってから学習に取り組むようにしています。 さらに、詩文・物語文・説明文・古文・漢文・それぞれに必要な知識のレクチャー解説機能を活用しています。 iワークなどの問題集でも、単元冒頭にポイントが書かれていますので、まずはそこを読んで内容を把握することが何よりも大切です。 ②分からない言葉は調べているか? 国語の能力を高めるために必要な要素として、語彙力が重要なことはいうまでもありません。 語彙力を高めるためには、書いている言葉ひとつひとつの言葉の意味を把握する必要があります。 ひとつひとつ学校の先生や塾の先生が説明してくれるわけではありません。自ら辞書引きして、調べる習慣を身に付けたいです。 辞書引きの習慣化は、国語だけでなく英語など他の科目にもプラスになります。 自ら調べた辞書引き、それで知った知識は一生の財産ですね。 ③主語・述語・修飾語をはじめとした国文法が身についているか? いま私が担当する鶴川教室では、算数に貯金が出来た生徒さんは、国語の復習に取り組んでもらっています。その際には、前学年も含め「国文法」の基礎知識を必ず復習してもらっています。 例えば、小学二年生で句読点やカギ括弧、主語・述語など、文章を正しく読解するための基礎文法を学びます。 復習する多くの生徒さんが、曖昧なまま次の学年に進んでおり、問題を解くと最初は精度に課題があります。指導を受けて知識を改善することで、ぐっと知識が深まり読解力が高まります。 その他にも多くの国文法を小学校では学んでいますが、ここをすっ飛ばしてしまっている生徒さんが多く、中学校の国語に影響が出ています。 ④問題数をこなしているか? 定期テストの国語で得点を取るためには、事前に想定される問題をこなしているかどうかがキーになります。 多くの学校の先生が独自に問題を考えているわけではなく、問題作成システムを利用している先生が多いですから、学校ワーク+iワーク+プラス1冊位解きたいところです。 プラス1冊はiワークとは違うワークがセルモにおいているので、それらを利用して下さい。 ⑤漢字の読み書き対策 国語のテストで得点が取れていない生徒さんの多くが漢字の読み書きで失点しています。受験もそうですが、多くのテスト・入試で15-20点出題されています。 漢字の読み書きは、単に練習するだけでなく、意味も把握したうえで対策を取って下さい。 そういう意味では、②に書いた辞書引きの習慣を見に付けましょう。 [まとめ] その他、物語文や説明文の読解のコツや、古文や漢文はそれぞれの文法や用語の知識、本文よりも問題を先に読んでから開始する…など、ここには書ききれないポイントがあります。 国語は出来れば小学生からしっかり時間を割いて勉強に取り組みたいです。算数に遅れがあると、国語どころでは無くなりますので、いずれにせよ小学校低学年からの学習対策が重要なことはいうまでもありません。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.03.16 NEXT BACK