セルモの教室長BLOG

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冬に向けて [教室長:松本]

先日とある生徒がほっかいろを持っていました。


確かに寒くなってきましたね。


いよいよ受験シーズンです。



最後までセルモの受験対策を受けた生徒は志望校に合格するだけでなく、高校生になっても努力し続けます


先日挨拶にいらした卒業生は現在国家試験に向けて猛勉強中です👇



こちらの卒業生はクラスでぶっちぎりの1位です👇



他にも高校部の生徒が「今回の中間テストで物理が満点かも!?」と言っておりました👇



みんなすごいですね!


中学部の生徒さんには成績優秀賞をお渡ししております。



勉強というものはただ良い学校に進学するためのものではありません。


努力することを学び、それによって成果を出せることを学びます。


そして、一番肝心なことは、常に目標を持ち、前を向いて歩いていくことではないでしょうか。

いろいろなことがあった一日 [代表:宮谷]

昨日は本当に「いろいろあった一日」でした。

木曜日マーク

まず、鶴川教室の外側に設置した防犯監視カメラの件です。


太陽と建物の位置関係の問題で、秋冬になると日が当たらず「充電がイマイチ進まない」という課題が出てしまいました。

日焼けのイラスト「日傘をさす女性」

夏場は十分に日光が当たるのですが、季節の変化で完全に影になってしまうのです。


当初から少し心配していたのですが、やはりその懸念が的中しました。

そこで、ケーブルによる直接充電方式に変更し、カメラ自体も入れ替えることにしました。


ソーラー式のものは、別の教室に移設予定です。


こうした試行錯誤も、安全対策を強化していく上では大切な経験と前向きに捉えます。


次に印象的だったのが、自習に来ていた生徒が音楽の授業の「歌舞伎」について学習していたこと。

最近の音楽の教科書には、伝統文化として歌舞伎や能などの記述が多く見られます。


その中に「出雲の阿国(いずものおくに)」という人物が登場していたのですが、生徒さんは最初「地名」だと思っていたようです。


出雲の阿国が実在した人物であり、しかも女性であることを説明すると、「へぇ、そうなんだ!」と目を輝かせていました。

ちなみにこの出雲の阿国、私の好きな漫画『へうげもの』にも登場する安土桃山時代~江戸初期の人物です。この出雲の阿国の踊りと、当時文化的に流行していた「傾奇者(かぶきもの)」が混じって、「歌舞伎」がうまれました。


興味を持ってくれたようで嬉しかったです。


👉 出雲の阿国(Wikipedia)



その後の授業の合間には、少しほっこりする出来事もありました。


お母様の仕事の関係でお迎えが遅くなり、教室で待っていた小学生の生徒さんが何度も窓の外を覗いて「まだかなぁ」と言っています。

「あと何分くらいで着くって連絡あったよ」と伝えても、「もっと早く来るかもしれない!」とニコニコしながら外を見続ける姿が微笑ましかったです。


本当にお母様が大好きなんですね。


そして夜の授業では、図形問題の指導に想いをはせました。


中3数学『相似の裏技』 | ベスト自修館

中学3年生は相似図形、中学2年生は合同図形に入りましたが、どちらも“作図”を避ける生徒が多いのです。


図を丁寧に描いて条件を書き込めば、正確に比例式や角度を導けるのですが、どうしても「面倒だから書かない」。


その結果、間違いが増えてしまいます。

例えば、相似図形では、左右の向きを揃えて描くこと、対応する辺を明確にして比例式を立てることが大切です。


見本を示して模倣してもらっても、復習ではやらないケースが多いため、とある生徒さんは“その場でやってもらう”方針に切り替えました。私が見ている前で、先程の見本通りに書いて・解いてもらう…。


少し強制的ではありますが、テスト前の今は必要なステップです。


中学2年生も同様で、合同条件を導く際の作図を省略してしまう生徒がいます。


各自の復習の場面でしっかり観察し、声がけを継続していくつもりです。


「点数は取りたいけど、面倒なことは避けたい」——


まさに中学生らしい特徴ですが、この壁を乗り越えたときにこそ、本当の学力が育ちます。


丁寧に取り組む習慣をつけ、成功体験を重ねていけるよう、これからも粘り強くサポートしていきます。


日々いろいろな出来事がありますが、それもまたこの仕事の楽しさのひとつです。


今日も一日、生徒さんたちと共に成長していきます。


ワンオブゼム [教室長:松本]

寒いですね。


さて、ワンオブゼム(one of them)とは、「全体の中の一人(に過ぎない)」ということです。


若いころの私にとって「誰でもできるような仕事」をすることは、非常に辛かったものです。


何かの間違いで日本最大手の自動車会社に就職が決まり、愛知県の親睦会に参加しました。


ガヤガヤとした会場の中、ピアノを弾いていたらホテルの従業員と間違えられました。


結局私は内定を辞退し、音楽家として生きてきました。


仲間たちはト〇〇自動車(某東南アジア国)代表取締役、N〇K(某中東地域)支局長、警察庁長官官房なになになど、すごいことなっております。


人生は肩書ではないかもしれませんが、彼らがどれほど努力してきたかを考えますと身が引き締まる思いです。


今、私はワンオブゼムかもしれません。


しかし国の未来を担う子供たちと、教養・教育面で関わることは重要なミッションだと考えております。


それは本当に大切なことだと思います。

📝期末テスト目前!「先生へのテスト範囲ヒアリング」を忘れずに[代表:宮谷]

すっかり寒くなりましたね。

羽毛布団と毛布の重ね方のイラスト(羽毛布団の上に毛布)

昨日はついに毛布を出しました。町田の秋・冬の夜は本当に冷えます(笑)


おかげでぐっすり眠れました😊


さて、いよいよ期末テストが近づいてきました。ちょうど20日前位の学校が多いですね。

テスト・受験のイラスト「試験中の男子学生」

中学生の皆さんにぜひ実施してほしいのが、

**「学校の先生へのテスト範囲のヒアリング」**です。


自宅や塾で先取りして勉強するにあたり、

「どこまで学習しておけばよいのか?」を早めに把握しておくことは、

効率的な学習を進める上でとても大切です。

耳栓をして勉強をする人のイラスト(女性)

成績の良い生徒さんは、先生とのコミュニケーションが良く「こういった情報」を持っていますね😊


特に、暗記量が多い科目(理科・社会・漢字・英単語・実技科目など)は

この情報が学習スケジュールに大きく影響します。


先生によっては範囲を教えてくれる方もいれば、まだ未定という方もいます。


そんなときは、

「期末テスト、しっかり勉強したいので…」

一言添えて聞いてみると印象が良いですよ😊


また、都立受験生は実技科目の学習を優先しましょう。

子供料理教室のイラスト

一般入試では実技科目の内申が「2倍」で換算されます。


5科に加え、実技4科の点数が結果に大きく関わります。


【地理の時事問題】黒潮大蛇行が終わり、漁業資源は復活するか? [代表:宮谷]

昨日、「サンマ」「スルメイカ」が豊漁とのニュース報道がありました。

👉 読売新聞記事はこちら


この背景には、7年続いた「黒潮の大蛇行」が終わったことが関係しているかもしれないとのことです。


長期化する黒潮大蛇行 過去最長7年目に突入 漁業や気候にも影響 専門家「当面続く」:東京新聞デジタル

(東京新聞より)


■黒潮大蛇行とは?

太平洋を流れる暖流「黒潮」が、本州南岸から大きく離れて蛇行する現象のことを言います。


2017年8月から2025年4月まで、**約7年9ヶ月間(過去最長)**続きましたが、今年5月以降は終息したとみられています。


この大蛇行により、伊勢海老やしらすなどの水産資源が激減


また、海水温や気候への影響、さらには船の航路にも影響を及ぼしました。


■なぜ黒潮は蛇行したのか?


主な要因とされるのは、黒潮の流れを弱める偏西風(へんせいふう)の南北変動です。下記のイラストを見ると、まさに親潮と偏西風は並行していることが分かります

今夜にも新たな熱帯低気圧発生 偏西風が南下し進路に変化か - ウェザーニュース

(ウェザーニュースより)


ただし、根本的な原因はまだ完全には解明されていません。


偏西風の蛇行は、近年の地球温暖化や異常気象の一因とされており、まさにその「余波」と言える現象です。


■漁業現場では…

不漁続きのスルメイカが豊漁 「海のダイヤ」本マグロが増えすぎて「厄介者」に(テレ朝NEWS)|dメニューニュース(NTTドコモ)

※Dメニューニュースより

黒潮の大蛇行が終息し、サンマやスルメイカの漁獲量が回復傾向にあるのは喜ばしいことです。


しかし、こちらのニュースによると、

「漁獲制限にまもなく達するため、漁に出られない」という現場の声も報じられています。


自然環境の回復が見られる一方で、資源保護のための規制がある――。


漁業関係者にとっては非常に難しいバランスが求められています。


■学習へのヒント

この話題は、中学生・高校生の地理の時事問題として出題される可能性があります。


「黒潮」「偏西風」「海洋資源」「温暖化」などのキーワードを中心に、

ニュースと地理を結びつけて理解しておきましょう。

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