セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

お子様の「字の乱雑さ」にお悩みの保護者様へ[代表:宮谷]

学習塾の現場で日々感じることのひとつに、「字を丁寧に書くこと」の大切さがあります。

ペン習字のイラスト

字が乱雑だと――

  • 計算問題では数字を読み違える

  • 理科や社会では漢字のミスが増える

  • 自分で書いたノートを見返しても記憶に残りづらい
    など、学習全体に影響してきます。

さらに、**テストや入試では「字が読めない=不正解」**となることも…。


❗実際にあった話です…

先日の鶴川中学校の学習確認テストでも、「字が読めない」と学校の先生から答案に直接書かれていた生徒がいました。


また、私の知人である塾長からはこんな話も。


某私立高校を受験した生徒が、自己採点では合格点だったのにまさかの不合格。
学校に確認すると、「字が読めず、大幅減点になった」と言われたそうです。

電話をする会社員のイラスト(男性・泣いた顔)

書字で大事なのは、こういった「大事な場面」で「相手が読めるように丁寧に書く」ことを、この生徒さんは初めて理解できたそうです。


✍️ 字を丁寧に書くための基本は…

  1. 文字の形をはっきりと書く

  2. 急がず、ゆっくり書く

  3. 鉛筆の正しい持ち方を身につける

……と言われますが、実際にはこれが苦手なお子様にとってはとてもハードルが高い

高いハードルのイラスト(女性)

  • 罫線やマス目を無視して書いてしまう

  • 書き方練習ドリルは「つまらない」「面倒くさい」と敬遠

  • 鉛筆サポーターもすぐ外してしまう

といった姿を、私たちも多く見てきました。


🎉 そんな中、ついに「良さそう!」と思える教材に出会いました

その名も――「まほうのドリル」

文字が消える!? まほうのドリル(ひらがな・カタカナ)

以下のような教材が展開されています:


🌟 特徴はコレ!

  • 文字が“消える”!? → 子どもの好奇心をくすぐる仕掛け文字が消える!? まほうのドリル(ひらがな・カタカナ)

  • ミゾをなぞる練習 → 自然に正しい筆順・形が身につく文字が消える!? まほうのドリル(ひらがな・カタカナ)

  • ゲーム感覚で取り組める → 苦手意識のある子にも◎文字が消える!? まほうのドリル(ひらがな・カタカナ)

私も実際に、自分の子ども用に注文してみました。


今週末に試してみる予定ですので、また効果をご報告したいと思います(笑)


書字の丁寧さは、学力に直結する**「見えづらい基礎力」**です。


「うちの子、字が雑で…」と気になっている保護者様は、ぜひこういったツールを活用してみてください。


教室でも有効そうであれば導入も検討していきたいと思っています。

梅雨前の大掃除&庭仕事、生徒の皆さんも梅雨前に部屋の片付けを! [代表:宮谷]

こんにちは、個別学習のセルモ町田代表の宮谷です。


先週末、忠生教室では一足早く、1学期期末テスト対策授業をスタートしました!

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」


中学校ごとにテスト日程が最大で10日〜2週間ほど異なるため、教室でもそれぞれの学校に合わせて対策授業を進めていきます。


そんな週末、私はというと、自宅で細かい仕事をこなしつつ、梅雨入り前の大掃除&庭仕事に取り組みました!


カビ取りスプレーと格闘

まず取り掛かったのは、窓のゴムパッキンのカビ取り。

カビ菌のイラスト


どうしても年に数回はやらないと、湿気で黒くなってしまいますよね。


ゴム手袋をして、刷毛でカビキラーを塗布→放置→雑巾で拭き取り→窓を開けて乾燥、とフル工程で。

換気をしているイラスト(男性)


今回は2階だけだったので、2時間ほどで終了しました。次は、夏休みに1階のゴムパッキンを掃除します。


芝刈りは「無の境地」で

その後は、芝刈りを!

芝刈り機で芝を刈る人のイラスト
芝生のある庭に憧れて始めたのはいいものの、メンテナンスは想像以上。



今年2回目の芝刈りは、Amazonで取り寄せた新しい刃を装着し、日曜の朝から無心で取り組みました(笑)。辛いなと思いながらやると、途中でだらけてしまうので、こういうときは無心が良いですね。


暑さと戦いながら、刈った芝を溜めては捨て、機械の詰まりを取り…

剪定はさみのイラスト

合計で約2時間半。庭木の剪定を少しプラスし終えて、かなりハードな作業でした。


ジューンベリーと落ち葉の季節

庭のジューンベリーが実っていましたが、落ちた実の掃除がまた大変。


これは時間が足りず次回に回すことにしました(笑)


さらに、古くなった家電や衣類も粗大ゴミとして出す準備を済ませ、前から気になっていたことを一気に片付けることができました!自室が綺麗になったので、その後の仕事も捗りました。


今週は教室業務に集中します!

忙しいビジネスマンのイラスト

テスト対策や夏期講習の準備、会計処理など、教室の業務も盛りだくさん。


今週は、頭を切り替えてこちらに全力投球したいと思います!

生徒の皆さんも、定期テスト勉強前に部屋を片付けると、気持ちも晴れやかになり、勉強が捗りますよ!お勧めです。

【保護者必見】お子様がゲームで高額課金してしまった時の対応と予防策 [代表:宮谷]

スマホやタブレットの普及により、子どもたちの生活環境はこの10年で大きく変化しました。その中でも大きな影響があるのが、「ゲームアプリによる高額課金」のトラブルです。

課金ゲームに熱中している人のイラスト

今回は、実際に身近で起きた事例をもとに、「お子様がゲームで高額課金してしまった場合の対処法」「未然に防ぐためのポイント」について、保護者の皆さまに知っていただきたい内容をまとめました。



■ 子どもが高額課金してしまう代表的なケース

● ケース1:親のクレジットカードを無断で登録

スマホやタブレットで課金をするには、クレジットカードの登録が必要です。子どもが自分の端末に親のカード情報をこっそり登録して課金するというケースが増えています。特に財布が手の届く場所にあると、カード情報を盗み見られる可能性があります。

クレジットカードのイラスト(番号なし)

● ケース2:保護者の端末から課金される

多くの保護者のスマホには、すでにクレジットカードが登録されています。顔認証や指紋認証も、一度設定されてしまえば、寝ている間に子どもが親の顔を使って認証してしまうこともあります。

顔認証システムのイラスト

さらに一度でも小額課金を許可したゲームでは、パスワード無しで再課金が可能になるケースもあるため注意が必要です。


■ 保護者が課金に気づけない理由

● 理由1:通知メールが届いていない

AppleやGoogle Playでは、課金時にメール通知が送られますが、登録メールアドレスが古いままだと、通知が届かず発見が遅れる場合があります。

● 理由2:迷惑メールと誤認してしまう

最近は詐欺メールが多いため、正規の課金通知を誤って無視してしまうケースもあります。

スパムメール・迷惑メールのイラスト


■ 課金が発覚したときの対応ステップ

【ステップ1】課金の出所を確認する

誰が・いつ・どの端末で課金したのかを把握し、アカウントの乗っ取りか、家族による操作かを確認します。

【ステップ2】AppleやGoogleで返金申請を行う

未成年が保護者の同意なく契約した場合、民法上「未成年者取消権」に基づき契約を取り消せる可能性があります。

ただし、保護者のアカウントからの課金は返金されにくいため、申請は誠実かつ丁寧に行う必要があります。
※申請は同一決済に対し最大2回まで可能です。

「法」と書かれた本のイラスト

【ステップ3】消費生活センターへ相談

返金申請が通らなかった場合は、各自治体の消費生活センターに相談してください。

センターでは以下のような対応が行われます:

  • 課金に至った経緯書の作成指導(保護者が経緯書を書いて消費生活センターへ提出する必要があります。)※経緯書の作成は、ビジネス文書の作成に慣れていない人にとっては難易度の高いものです。もし作成でお困りの場合は、代表:宮谷までご相談下さい。

  • 消費者センターから子どもへのヒアリング(状況確認)

  • AppleやGoogle日本法人への交渉

交渉には1週間〜10日程度かかりますが、成功すればAppleやGoogleから返金メールが届きます。返金された場合は、必ずセンターへお礼を伝えましょう。


■ 消費生活センターでも解決しなかった場合

それでも返金が認められなかった場合、法的対応として弁護士に相談する方法もあります。ただし、弁護士費用が課金額を上回る場合もあり、目安としては40~50万円以上の課金時に検討するのが一般的です。

弁護士のイラスト


■ 再発防止のためにやるべきこと

● 子どもへの教育

高額課金の背景には、ゲームへの依存や射幸心の高まりがあります。基本的にはスマホ・タブレット・ゲーム機を一時的に回収するなど、家庭でしっかりと対応することが望ましいです。

● 端末設定の見直し

  • 使用メールアドレスの見直し(通知を受け取れるアドレスに)

  • ペアレンタルコントロールの設定

  • ゲームアプリのインストール制限

設定方法はApple・Googleのカスタマーサポートでも丁寧に案内してくれます。

二段階認証のイラスト


■ 学校に報告するべきか?

最近のゲームには、友達とチャットやアイテム交換ができる機能があり、仲間内での影響や強要が関係している場合もあります。個人的には、状況によっては学校に相談しておくことをおすすめします。

会社での相談のイラスト(男性の上司と女性の部下)


■ まとめ

ゲームの高額課金は、誰にでも起こり得る身近なトラブルです。まずは未然に防ぐための環境作りと教育が最も重要です。

それでも起こってしまった場合は、慌てず冷静に、Apple・Googleへの返金申請、消費生活センターへの相談など、段階的に対応していきましょう。

課金ゲームに熱中している人のイラスト(女性)


1学期期末テストに向けて [教室長:松本]

雨が続きますね。


忠生教室では本日より一足早くテスト対策授業を開始いたしました。



夜の部はほぼ満席+自習にいらっしゃる生徒さんもおります。



生徒たちのやる気も伝わってきます。

また、保護者様のご期待に添えるよう私も頑張ります。


配布物も多くてたいへんかと思いますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。


① 兄弟・姉妹・友人紹介キャンペーン 7/4(金)まで


 無料体験授業の代わりにテスト対策授業を7コマまで受講可能です。この機会に是非セルモシステムを体験していただければと思います。


② 受験生対象 自己PRカード作成説明会 6/28(土)


 残り席数が少なくなっておりますのでご確認ください。木曽教室にて宮谷代表が直接説明します。お申込みはこちらのurlよりお願いいたします。


③ テスト対策プリント


 数学の計算強化プリントを配布しておりますが、学校のワークやプリントを優先してください。一度解くのではなく、何度も解いてください。まずはテスト日から逆算して各教科の予定表を作成してください。

※ テスト対策授業の空席は残りわずかです。


それでは、良い週末を!

生成AIを活用するコツをご紹介! [代表:宮谷]

生成AIを活用するコツをご紹介!

AI端末のイラスト

[個別学習のセルモ町田 忠生・木曽・鶴川教室/代表:宮谷]

最近、保護者の皆さまや生徒の皆さんに、より質の高いサービスを提供するために、生成AIを日常的に活用しています。


業務の効率化や時短にも大きな効果があり、実際にさまざまな場面で力を発揮してくれています。


実際にAIで作ったもの

例えば、現在実施中の「2025年 夏の兄弟・姉妹・友達紹介キャンペーン」のPOP(ポスター)デザイン。


これ、なんと95%を生成AIで作成しています。


また、中学3年生向けに配布している「自己PRカード作成説明会」の案内資料も、約90%を生成AIで作成しました。

FY20250528自己PRカード作成説明会案内文


成功の鍵は「プロンプト」

生成AIを使ううえで最も大切なのが「プロンプト」と呼ばれる“指示文”です。
これは、AIに「何を、どんなふうに作ってほしいか」を伝えるための言葉です。

指揮棒を持った会社員のイラスト(男性)

たとえば、「この文章の要点をまとめて」といった具体的な指示を出すことで、AIは精度の高いアウトプットを返してくれます。


実際に使用したプロンプト例

今回の紹介キャンペーンPOPを作成する際には、次のような指示をAIに出しました。

  • 学習塾の2025年夏の兄弟・姉妹・友達紹介キャンペーンのPOPデザイン

  • A4縦/夏祭り風のポスター

  • 背景に「花火・提灯・夜空・出店」

  • 日本人の小学生&中学生(5人)/私服+制服/元気で笑顔

  • 肌色は明るく自然に

  • ロゴなしのギフトカード風カードを2枚配置

かなり細かい内容を指定していますが、これだけで完璧なPOPが一発で作れるわけではありません。


生成AIとの試行錯誤

実際には、いくつかの問題に直面しました。

① 日本語フォントの問題

私が使っている生成AIツールを含め、多くのAIは英語圏で開発されているため、日本語フォントがうまく使えないことがあります。


その結果、一部の文字が中国語風の字体で表示されてしまうという不具合が起きました。

② 表現に対する制限

「日本人の小学生&中学生」や「肌色は明るく自然に」といった表現が、AI側の倫理・法令制限に引っかかってしまうこともありました。


特定の年齢層や人種に関する表現は、国際的な基準で制限されることがあるようです。

AIと話す人のイラスト(男性)


解決策はAIが教えてくれる

これらの問題も、生成AIに相談しながら乗り越えました。

  • 日本語フォントは、無料公開されている**.ttf形式のフォントデータ**を読み込ませて解決

  • 「小学生&中学生」→「若い人たち」へ表現を変更

  • 肌の色についても、AIの提案を元により中立的で適切な表現に修正

こうして完成したのが、あの夏祭り風POPです。

※ただし、「個別学習のセルモ」のロゴだけは最後までうまく反映されず、AIで生成したデータを一度書き出し、他ソフトでロゴを貼り付けました。


1時間で完成!AIの力は圧倒的

プロンプトの作成から修正、仕上げまで約1時間で完了。


もしこれを外部のデザイナーに依頼していたら、時間もコストももっとかかっていたでしょう。

生成AIの進化には、日々驚かされます。


他教室の事例もご紹介

セルモ仲間の【愛知県・個別学習のセルモ日進西小学校前教室】の西尾先生も、AIを活用して生徒指導に役立てておられます。


AIに関するブログも多数書かれていますので、ぜひご覧ください。
👉 https://selmo-nisshin.com/2025-05-20-how-to-think/


最後に:やはり大事なのは「言葉の力」

とはいえ、AIを使いこなすには国語力や語彙力も必要です。


言葉が思い浮かばなかったり、適切な表現ができなければ、AIを活用しても望む成果にはつながりません。これからの時代を生きる子供達は、是非国語力・語彙力を強化し、生成AIを正しく使いこなせるようになって欲しいです。

AIと仲良くなる人間のイラスト


ちなみに、このブログの清書も最後に生成AIに手伝ってもらいました(笑)

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!