セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

経験値をあげることが大切! [代表:宮谷]

個別学習のセルモでは、生徒さんが問題を間違えた場合は必ず「類題復習」を実施するようにしています。

「復習」のイラスト文字

セルモシステムと呼ばれるデジタルAI学習システムに、各問題4〜6パターンの類題が搭載されています。

「問題」のマーク

10問ある単元だと、最大で40〜60問掲載されているということですね。


また、宿題で「類題プリント」、次回登校時に「確認テスト」を実施します。

「チェック」のマーク

きちんと知識が身に付いて理解出来ている生徒さんでも最低3回、そうでない生徒さんはさらのプラスアルファの類題を経験してもらうことになります。


これは生徒さんにできるだけ経験を積んでもらい、各単元の知識の定着を図ることを目的とします。

「重要」のマーク

学習塾の中には、問題を出題し間違えたら見直し・復習はするところがほとんとでしょうが、場合によっては全く同じ問題をやっているケースがあります。

「注意」のマーク

この場合は、生徒さんは解法を理解していなくても、答えを覚えているだけで「本来の復習」になっていないケースも大きので、注意が必要です。

「ポイント」のマーク

特に、ここ最近の国が定める学習指導要領は、「思考力を伸ばす」コンセプトの元、一つの問題についても復数の視点から出題がされる傾向があります。この復数視点に耐えうるには、やはり経験値をあげることが何よりも大事になります。


ただ、経験値をあげるためには、やはり学習時間の確保が重要になります。

キッチンタイマーのイラスト

先週末のテスト対策授業でも、テスト範囲を1周しただけでは不十分な生徒さんがいました。


勉強が不調な人のイラスト(男性)

その生徒さんがテスト対策授業で学習していたのは数学でしたが、もともととても苦手にしている科目なので、1周しただけでは、理解が不十分で、3周・4周としてようやく「自力で解ける」状態になっていきました。

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

この生徒さんはテスト対策授業にしっかり参加してくれたので、苦手な範囲や分野は3周・4周回すことが出来ましたが、時間が無いと叶わぬことです。

歪む時間のイラスト

よって、塾に通っていてもなかなか成績の改善が見られない(テスト範囲を学習していても)場合は、経験値を積むための演習が不足している可能性が高いです。

※さかのぼり学習している場合は、追いつくまでしばらく我慢して下さい。

トイレを我慢する子供のイラスト


さて、経験値という意味では、私も今日「経験値が活きた」状況がありました。


先々週末から腰痛が発生していたのですが、最初は台風や天気の悪化による気圧の影響かな?と思っていたのですが、台風が過ぎ去って少し症状は軽減したものの、やはり違和感が残っていました。

関節痛のイラスト(腰)

その時、ふと12年前のことを思い出しました。


12年前、自宅で朝起きたら激しい腰痛でベッドから出ることも出来ない、まさに脂汗をかくレベルの腰痛でした。

救急車で搬送される人のイラスト

床を這いつくばらないと動けない状況でしたので、まだ朝の5時位でしたが、妻に運転してもらい町田市民病院の救急に行きました(いまだと恐らく救急車呼んていると思います。)。

大病院のイラスト

そこでレントゲンなどを受け診断を受けたのが、「尿管結石」でした。

尿路結石の人のイラスト

尿管結石は説明するまでもないですが、「三大激痛」と呼ばれる病気の一つです。

尿路結石のイラスト(全て)

診断をした先生からは、「尿管結石」が石を出すしか無いから、今から座薬を入れて痛みを抑えつつ、点滴と石を流しやすくする薬を飲んで、病院のベッドでうつ伏せになり寝て下さい・・。と言われました。確かうつ伏せになり、お腹に枕を入れていたような。

点滴スタンドを持つ人のイラスト(男性)

それから数時間、点滴を何リットルも入れるので、尿意も頻繁に。トイレに行った後、突然痛みが「すっと」消えた瞬間がありました。どうも石が出たようです。石が出た瞬間はわかりませんでしたが・・。15時ごろには退院出来、夕方からの教室の授業にはギリギリ間に合いました。ちなみに、尿管結石の石は、イラストのようにギザギザしているそうです。

尿路結石のイラスト

それから5,6年後、同じ部位にやんわりと痛みが出たので、泌尿器科に行くと、腎臓に小さい石があると。「コスパノン」というお薬を処方され、数日後には痛みが無くなりました。

薬のイラスト「薬の紙袋」

そして、今回「そう言えば、あの痛みとほぼ同じだな・・。」ということを思い出し、今日泌尿器科を受診しました。「ビンゴ」でした(笑)。エコーを取ってもらうと、小さな石がいくつかあると。

胆石のイラスト

そして今回もまたコスパノンを処方してもらいました。経験を積んでいるからこそ、分かる症状でしたね(笑)。

エコー検査のイラスト

しかし、最近のエコーは凄いですね。ipadにUSB接続のスキャナーを接続することで、簡単にエコーが取れます。技術の進歩を感じました。イラストのような大きな機械は、どの病院でも入れることは出来ない(高額なので)ので、簡易的なエコーが普及しているとのことでした。

要姿勢改善!! [代表:宮谷]

先週から個別学習のセルモ町田各教室では、2学期中間テスト対策授業を実施しています。

試験を受ける人のイラスト(男性)


昨日23日(金)も昼からテスト対策授業、夕方から通常授業でした。テスト範囲がすでに終わっている生徒さんは、テスト範囲の仕上げ、まだテスト範囲の基礎問題の学習が終わっていない生徒さんは、何とかテストまでに学習が終えるようナビゲートしています。

試験を受ける人のイラスト(女性)

本日24日(土)も昼から夜まで実施します。来週多くの中学校でテストが実施されますので、時間の許す限り頑張ってサポートしていきます。


台風15号の心配がありましたが、雨は降るものの運営には問題無さそうです。


さて、2020年から続くコロナ禍で、生徒さん達を見ていて気になっていることがいくつかあります。

ワクチン接種会場のイラスト

一番気になるのが、「姿勢の悪さ」です。


姿勢の悪い椅子に座る女の子のイラスト

体力の低下、スマホやタブレットの使いすぎ、など色々理由は言われていますが、とにかく姿勢が悪い生徒さんが増加しています・・。

ストレートネックのイラスト

極端な生徒さんだと、常に机に突っ伏した状態で勉強する、頬杖を付いた状態で無いと姿勢が維持出来ない・・、そんな状況になっています。背中は常にあらゆる方向に曲がっているので、身体に良いことはありませんね。

勉強効率は姿勢で決まる!? 「床で」「こたつで」がおすすめできないワケ


ご承知の通り、姿勢が悪いと「良いことは基本無い」です。

姿勢の悪い男の子のイラスト

過去にBlogでも何度か取り上げたことがありますが、


①内蔵が圧迫され、酸素吸入量が少なくなる。結果、脳に酸素が回らないことにより、集中力や理解力が落ちる。

お腹の断面のイラスト

②さらに見える範囲が狭くなり(視野が狭くなる)、情報処理能力が落ちる。

人差し指と親指で構図を作っているイラスト

の2つが学習に影響します。

※もちろん、姿勢に問題は無いが、学習に課題がある生徒さんもいます。


学習だけでなく、健康も害します。

上体そらしのイラスト(男の子)

背骨が曲がれば、将来腰痛やヘルニアになる可能性があります。

骨格のゆがみのイラスト

腰痛やヘルニアになったことがある方はおわかりの通り、日常生活自体に支障を来しますね。

医療用コルセットのイラスト

私も、20年ほど前に、私に向かって走ってきた車(脇見運転)を避けた際に転倒し、腰を強打しました。

関節痛のイラスト(腰)

その影響で、未だに腰痛があります。天気の悪化や疲れで腰痛が出ます。だから、これ以上腰痛が出ないよう、できるだけ姿勢だけは気をつけるようにしています。


姿勢の解決法・・。


これは単なる声がけでは修正出来ないと思います。

応援している人のイラスト(男性)

「姿勢を良くしなさい。」と伝えても、その時は一瞬良くなっても、その後すぐに戻ってしまいます。

整体師・マッサージ師のイラスト(男性)

やはり姿勢の専門家に見てもらうのが良いでしょう。


姿勢の専門家が整体や整骨院ですね。

整体の施術のイラスト

プロから指導してもらったほうが、生徒さんも納得感を持って改善できるはずです。


また運動教室も良いと思います。姿勢が悪い原因の一つが、体幹が弱いことにあります。

マット運動のイラスト「でんぐり返し」


学力もそうですが、姿勢矯正は時間が掛かるので、一日でも早く相談されることをお勧めいたします。

台風14 号からダムの役割を考える [代表:宮谷]

日本列島を横断した台風14号ですが、現在は日本列島を通り過ぎ、太平洋側で温帯低気圧に変わりました。

上から見た台風のイラスト

温帯低気圧というのは、温かい空気を含んだ台風が北上することで、冷たい空気を含むようになり、気圧が低くなり勢いが衰えることを指します。

気圧計のイラスト

気圧が下がったことで、私は腰痛が軽くなりました。気圧で偏頭痛が出ていた人もいますよね。天気痛と言います。

腰痛の男性のイラスト


また、関東はそれほど大きな被害はありませんでしたが、九州地方で土砂崩れが起こっているなど、被害の復旧が待たれます。

土砂崩れのイラスト(自然災害)


しかし、水が引くまで(水分がある程度なくなるまで)すぐに復旧工事!というわけにもいかないので、しばらく該当地域の住民の方はご苦労されることでしょう。また、亡くなられた方が2名ということで、心からお悔やみ申し上げます。


さて、台風のニュースを見ていると、「ダムの緊急放流」という内容がありました。

黒部ダムのイラスト

異常気象により「◯◯年に一度の大雨」が毎年のように発生しています。

氾濫する川のイラスト

気象庁が発表している年間雨量の推移グラフを見ると、2010年以降「多雨季」になっているとのことです。


https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn_r.html


ダムの役割は「水を貯水し、雨が少ないときに備える」ということが主のイメージですが、実は大雨が振ったときに下流式の洪水の氾濫防止の役割のほうが大きいのです。下記の新潟県のサイトがわかりやすくまとめてくれています。


https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kasenkanri/1201453272180.html


しかし、これほど毎年のように大雨が続くと、ダムの貯水も限界に来ており、ギリギリの運用をしている地域も多いようです。

ダムのイラスト

下記は少し前の国土交通省の資料ですが、これを読むとダムの必要性を感じます。


https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/dam_saisei_vision/dai01kai/pdf/2-1_kentoukai_shiryou.pdf


一方でダムの新設は環境問題からも少なくなってきています。新設出来るエリアも限られていますからね。

綺麗な地球のイラスト(環境問題)

よって新設では無く、既存のダムを再開発して容量を増やしているようですね。


また、これから昭和期に建設したダムの老朽化がますます進むでしょうが、一方で少子高齢化でダム建築費用を賄うだけの税収が無くなってきます。


そういう意味でも日本の少子高齢化対策・経済対策、そして自然環境対策は喫緊の課題であることが分かります。

教科書のイラスト「社会」

全ての社会現象は繋がっています。学校で地理を始めとした社会を学ぶところはこういった意義があります。

分数恐怖症? [講師・森川]

ここ数日、台風のニュースでもちきりですね。もちろん台風も気になるところですが、中学校の生徒さんが今一番集中しなければならないのは、間もなく始まる中間テストです。

数学では、1年生は1次方程式、2年生は連立方程式と1次関数、3年生は2次方程式と2次関数の学習に励んでいます。


いずれの学年も、毎年つまずく生徒さんが非常に多い単元なので、我々講師陣は常に生徒さんの状況に気を配りながら授業を進めています。


そんな中、つい先日、ほぼ同じタイミングで同じミスをしている生徒さんを3人確認しました。1年生ひとりと2年生ふたりなのですが、1次方程式の解を求める問題で、全員同じ間違いをしていました。


複雑な1次方程式を順に解いていって、最終的に

   2x=1

の形になったあとの処理です。いずれの生徒も、

   x=2

としていました。


正しい答えは x=1/2 なのですが、そうなることを指摘すると2年生の生徒さんはふたりとも「えー、分数やだー」と、まったく同じ反応でした。


これが例えば

   2x=4

であれば、xの係数の2で両辺を割って、

   x=2

となることは、どの生徒さんもきちんと理解できています。

しかし、3x=2 となると、どう処理していいか分からなくなる生徒さんが多いのです。


今までは、単純に答えが分数になることが分からないのかと思っていましたが、先日のこの生徒さんたちの間違いを目の当たりにして、分数が苦手な生徒さんは、答えが分数になることを無意識に避けてしまうのかもしれないと感じました。


答えを分数にしたくないから、2x=1を、強引にx=2としてしまう。


どの学年の生徒さんにもあることですが、いろいろな計算問題を解く中で、整数や小数の問題はそれなりに解けても、分数の問題になると急に解けなくなることが多いです。大半の生徒さんが分数を苦手としていて、中には、分数の問題を見た瞬間に、解くことを完全に放棄してしまう生徒さんさえいます。

いま小学5年生で、ちょうど分数の約分や通分を学習している生徒さんがいます。とてもよくできる生徒さんで、ここまでの学習はかなり順調だったのですが、ここにきて少々苦戦しています。それだけ、約分や通分は高いハードルだということですね。じっくり時間をかけて学習を進めています。


また、6年生でこの生徒さんに近いところをさかのぼり学習している生徒さんもいるのですが、この生徒さんも通分・約分の前段階である、公倍数と公約数の考え方で少々苦戦しています。約分・通分がうまくできない生徒さんは、公約数と公倍数の概念の理解が不十分なのは間違いないでしょう。


セルモ町田代表の宮谷がいつもお伝えしているように、算数・数学は「基礎知識の積み重ね」がとても大切です。


分数の学習は小学4年から始まりますが、5年で習う通分と約分の理解が不十分なまま中学に上がってきてしまう生徒さんがとても多い印象です。


おそらく小学校で十分な学習時間が確保できていないのでしょう。じっくり時間をかけて学習すべき単元なのに、時間を割けない。だから理解が不十分なまま中学生になってしまう。そんな学校事情が、多くの中学生を分数恐怖症にさせているのですね。


いま小学5年生、6年生で分数に少しでも不安を感じていたら、早めの対策が必要です。分数を理解しないまま中学に上がってしまうと、多くの単元でつまずくことになります。分数が苦手な生徒さんは、割合・速さ・平均など「中学校の文章題を解くために必須の知識」も必然的に苦手になるので、その影響範囲はとても広いのです。

小学校の課題は小学校の内に、しっかりクリアしておきたいですね。我々セルモの講師陣が、できる限りのお手伝いをさせていただきます。

2022.09.19
2学期中間テスト対策授業開始

今日は鶴川第一小学校で、「秋さがし」の行事があったようですね。

虫取りをする人のイラスト(男の子)

虫かごや虫取り網を持って歩いている生徒さんを見ました。

虫取りをする人のイラスト(女の子)

まだまだ残暑厳しい時期なので、熱中症になった生徒さんはいなかったでしょうか。

「残暑お見舞い申しあげます」のイラスト文字(横)

最近は暑くなるのが早く、寒くなるのが遅いので、どうも季節感が薄れてきた印象を持ちます。

枕投げのイラスト

また、各中学校では今週修学旅行の集中日でした。少し疲れた生徒さんは、気が抜けてしまい週の後半勉強をしなくなって困るとの保護者さんのお話も聞きました。週末巻き返して欲しいものですね。


さて、個別学習のセルモでは明日9月17日(土)より、テスト対策授業を開始いたします。詳しくは、下記のURLからご確認ください。

https://selmo-machida.com/topics/8037.html

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

セルモを検討している外部生の方も参加可能ですので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

電話をする人のイラスト(女性・笑った顔)

※すでに定期テストが終わった鶴川中学校の生徒さんは、「さかのぼり」「さきど

り」学習の機会としてご利用頂けます。

※日時により満席でご案内出来ない場合もございます。

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!