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【学びの広がり】「水先案内人」ってどんな仕事? [代表:宮谷]

先日、生徒さんの漢字練習の中に「水先案内(みずさきあんない)」という熟語が出てきました。

かわいい船長さんのイラスト

「水先案内人って知ってる?」と聞いたところ、「知らない」とのことだったので、一緒に辞書で調べながら学びを深めてみました。



「水先案内人(Pilot)」とは、


港の出入りや狭い海域、複雑な水路を通る際に、船に乗り込み、地形や潮の流れ、風の状況などを把握して、船を安全に誘導する専門家です。


特に東京湾のような混雑する港では、大型船の入出港に「水先案内人」が乗船することが法律で義務付けられています。実は1万トン以上の船は、水先案内人がいないと東京湾に入れないそうです。

レインボーブリッジのイラスト

この仕事に就くには、「水先人国家試験」という国家資格に合格する必要があり、


その前に東京海洋大学や海技大学校などでの専門課程を修了し、一定の乗船経験も求められます。資格は一級から三級まであり、案内できる港もその等級によって決まっているそうです。


普段なかなか意識することのない「港」や「船の安全」。


でも実は、私たちの暮らしや経済を支える物流の最前線で、こうしたプロフェッショナルが働いています。


こちらのYouTube動画では、その水先案内人の仕事の様子が詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。


📺 https://youtu.be/axF3yzxlz-c?si=-XWxDxpP31cHeqYd


ちなみに私は、20年以上前に小型船舶免許を取りましたが、実際に運転したのは…ほんの数回です(笑)


それと、千葉に国立館山海上技術学校という船員や機関士を育成する高校があります。セルモからも過去1名進学されました。


若い頃から専門職を目指し頑張るのも素敵だと思います!

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