セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

令和2年度都立推薦応募状況[教室長:松本]

本日も当教室のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。


東京都町田市忠生・木曽の2教室で、デジタルAI学習システムを使い、生徒の学力向上を支援する学習塾「個別学習のセルモ」です。東京都立高校合格率97%超が自慢です。


2020年1月22日は都立推薦入試の出願でした。近隣高校の最新の倍率状況をお伝えいたします。


町田高校 男子:1.75倍 女子:1.70倍


狛江高校 男子:4.22倍 女子:4.33倍


成瀬高校 男子:2.39倍 女子:2.77倍


松が谷高校 男子:2.63倍 女子:3.55倍


小川高校 男子:2.61倍 女子:2.77倍


町田総合高校 男女:1.75倍


山崎高校  男子:2.45倍 女子:2.11倍


野津田高校 男子:1.08倍 女子:1.18倍


町田工業高校 男女:1.16倍


他にも気になる学校がございましたら、是非東京都教育委員会のホームページをご覧ください。


これらはただの数字ですが、私たちは生徒一人一人と対策をとってまいりましたので非常に重たい数字です。


例えば、野津田高校ですと女子の枠が11名に対して、13名出願しております。倍率の高い高校にも受験生はおります。


昨日も生徒たちの作文指導、面接の問答に対するアドバイスをしておりました。


大切な生徒たちに、気持ちに流されず、冷静に振る舞うよう言葉をかけてまいります。


第3回作文・集団討論練習会[教室長:松本]

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去る1月19日(日)にJA町田会館にて作文・集団討論練習会を実施いたしました。


本日は公立高校への出願、私立受験と受験生にとって今がまさに正念場ではないでしょうか。


教室でも連日、作文に関する相談や面接練習を自主的に申し込んでくる生徒がおります。完全にスイッチが入っております。私もできる限りのことはしたいと思い、授業の合間に生徒たちと話しております。


本日は「作文」について書きたいと思います。保護者様や生徒たちにとって、今後何かのヒントとなれば幸いです。


多くの作文を読んでまいりましたが、明確に「良い作文」と「響かない作文」はあるものです。では、その違いは何でしょう?


答えは簡単です。「その光景が目に浮かび、共感できるかどうか」につきます。


作文とは大きく分けて「意見文」と「感想文」があります。では昨年の近隣高校のテーマを見てみましょう。


■小川高等学校→あなたにとって「やり抜く力」とは何ですか。 自らの具体的な体験を挙げ、それを踏まえた上でどのような高校生になっていきたいか述べなさい。


■山崎高等学校→「夢を実現させるために」というテーマで作文を書きなさい。


■町田総合高等学校→「努力は人を裏切らない」という言葉があります。あなたが今まで努力してきたことを具体的に挙げ、その経験を入学後どのように生かしたいと思うか、述べなさい。


いかがでしょうか。これらは明らかに「感想文」ですよね。意見文は「考え」を軸に置きますが、感想文は主に「気持ち」を軸に置きます。したがって、共感を呼ぶ光景が目に浮かび、その気持ちが伝わることが大切です。


小川高校であれば、「継続は力なり」という内容を体験を踏まえ具体的に書き、高校生活でどのように生かしていきたいかを書けばよいですね。ただし、気をつけたいことは「どうしたら継続できるのか」を書くことです。「やり抜く力」とは「やり抜く大切さ」ではありません。


先日、生徒が書いてきた作文で、「私にとって大切な人」というテーマがありました。

そこで述べられていた内容は・・・


「私が大切にしたいのは、自分の身近な人や、自分を応援してくれる人だ。なぜなら、そういう人たちこそ自分のことをしっかり見ていてくれるからだ。そういう人たちのために頑張ることが結局、自分自身に返ってくるのだ。」(※一部改変)


そこで生徒に言いました。


「いったいこれは何の悟りだろうか?抽象的過ぎて誰のことかわからない。もしも君を応援してくれている人のことを書きたいなら、その場面を書き、その人がどのように君を応援し、どのような表情を浮かべ、それに対して君がどう思ったのかを書いたほうが伝わんじゃないかな。たとえばお母さんが必死に声を出して応援してくれた、または祈るように下を向いて応援してくれていたと書くだけで伝わるものが違う」


色々な価値観があるかと思いますが、私はこんな感じでアドバイスしております。少なくとも、私がぐっとくる作文とは、現場の状況がわかり、そこで人がどのように振る舞い、何を感じたのかが伝わってくる内容です。


作文が上手な生徒が書いた一例ですが


「陸前高田市へ太鼓のボランティアとして行った。見慣れない街並みを見て、バスの中では緊張感と不安感でいっぱいだった。しかし、演奏が終わると年配の方が寄ってきて『あなたたちはとてもキラキラしていて涙が出た。後ろばかり見ていても仕方がないと思った。』と言ってくれた。私はそれを聞いて、本当に演奏しに来てよかったと思った。」


ちょっと記憶が曖昧で、生徒のように上手に書けませんでしたが、私はとても感動しましたよ。


少なくとも、光景が目に浮かび、気持ちが伝わってきましたから。


第4回面接練習会を実施しました! [代表:宮谷]

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昨日は第4回の面接練習会を実施しました。午前と午後に別れて、各3時間ずつみっちり面接の練習に取り組んでもらいました。

私立高校が来週水曜日・都立高校が来週日曜日から推薦入試が始まります。学校でも面接の練習を実施されているところが多いですが、直前の面接練習としては、昨日18日(土)が最終の生徒もいます。仕上がりバッチリの生徒もいれば、現時点で志望動機がしっかりまとまっていない生徒もおり、まだまだ予断を許さない状況でした。

仕上がりが不安な生徒は、個別にこれからサポートしていきます。しかし言えることは、早めに真剣に取り組んでいた生徒は仕上がりが早い。練習会に来なかったり、真剣に課題に取り組んでいなかった生徒は、仕上がりが遅い。当たり前のことでありますが、「努力は裏切らない」という事です。このことにいち早く気付けるよう、来年の運営はさらにブラッシュアップしていかないといけないなと思いました。

本日19日(日)は、作文・集団討論のトレーニングを実施します。推薦対策まだまだ続きます!

2020.01.19
町田木曽教室の手洗い場が新しくなりました!  [代表:宮谷]

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さて数回前のBlogで予告していました、町田木曽教室のキッチン設備の工事が本日終了しました。朝早くから工事に取り組んでもらい、予定より1時間早く完了しました。業者さんありがとうございました。なんせ、生徒が夕方から登校・自習に来ますからね。私もいつもより早く出社し、仕事がはかどりました。

工事前の写真はお恥ずかしく掲載しませんが、開校時に前のテナントさんが残していったものをそのまま使っていたので、水道がグラグラでいつ外れてもおかしくない状態でした。水漏れがあっては、他のテナンスさんにも迷惑を掛けてしまいますので、工事のタイミングを見計らっていました。

ついでにキッチンも老朽化していたので、新しく交換をしました。一番安いシンプルな機種を選びましたが、新品ですので清潔で気持ちよく使ってもらえると思います。

当教室では登校時に手洗いをしっかりしてもらい、勉強に取り組んでもらいます。パソコンでキーボードやマウスを使いますので、マナーの一貫で生徒さんにも協力してもらっています。特に、この時期は感染症も気になりますしね。

月末には町田忠生教室のカーペットとキッチンも新しくなりますので、楽しみにしておいて下さい。

とても大事な社会問題 [代表:宮谷]

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さて、昨日流れてきた以下のニュースを見て「本当に難しい問題だな。」と感じました。

「抑えられなかった…もう育てられない」発達障害の小6長男暴行―子供3人抱える47歳シングルマザー逮捕

細かい状況は分かりませんが、シングルマザーのお母さんで発達障害を持つお子さんを含めて3人の子育て。いっぱいいっぱいだったのだと思います。通報した役場の職員も苦渋の決断だったのでしょう。過去に逮捕歴もある。


当教室でも年間を通じ、発達障害のご相談は途切れることがありません。発達障害と一言で言っても、学習に関する障害もあれば、多動性や注意欠陥の障害、またこのニュースにあるような感情やコミュニケーションの障害もあります。障害を一部持っているお子さんもいれば、すべての要素を持っているお子さんもいらっしゃり、対応も「絶対これで大丈夫」というものはありません。


しかし、アドバイスさせて頂いているのは、まずは冷静にしっかりと検査を受けることです。最近の検査では、ほぼ「WISC Ⅳ(4)」という検査ツールが用いられますが、とても正確にそのお子さんの障害を分析することが出来ます。

その検査結果から、どのような対応が良いか心理士の先生や医者と相談して下さい。場合によっては投薬が必要な場合もありますが、この数年で出てきたお薬は比較的副作用が少なく良い結果をもたらすものが増えてきた印象を持っています。


ただし、検査を受けるにしても「出来るだけ小学校入学前、入学後も低学年のうち」に行かれるのが良いでしょう。保護者さんが色々迷ったり、悩んでいる間に、お子さんの心理は成長し「なぜ自分は友達や他の人と違うのだろう?」と感じ始めます。失敗が重なり、周りの理解が無いと、どんどん自信がなくなり生きていくのが嫌になります。小学校高学年や中学生では、検査を拒むケースもよく聞いています。


この検査の課題としては、どこの検査機関もとても混んでいるということです。近隣では町田市教育センターで実施しておりますが、今年は2〜3ヶ月待ちの状態もありました。某有名大学病院は1年以上待つとのことです。いくつかの検査機関に問い合わせ、出来るだけ早く検査出来るところが良いでしょう。先延ばしだけは避けていただきたいと思います。

また学習面では、ストライクゾーンを追い求めすぎず、その生徒さんにあった目標設定をして下さい。日本の教育制度は、単一の仕組みしか無く、ストライクゾーンが狭いです。その生徒さんが得意なこと、苦手なことを見極め、苦手なこともあまり結果を追い求めすぎないことです。例えば、ノートを取るのが苦手(板書が苦手な生徒さんの障害をディスグラフィアと言います。)な生徒さんに無理やり書かせるのは、学習に逆効果の場合もあります。

当教室でも数学はからっきし駄目だけど、英語や国語には能力を発揮する・・というケースの生徒さんもいらっしゃいます。数学はほどほどに学習し、国語や英語に頑張ってもらったほうが、生徒さんもモチベーションがあがるでしょう。


当然進学先や将来の進路も、それを前提に考えていく必要があるでしょう。最近では町田市内では和光中学・高校のように、発達障害への理解を進めている学校もあります。私立高校への進学も最近では補助の仕組みが整ってきたので、進学しやすくなりました。


和光中学・高校のBlogから


もちろん当事者のお子さんをお持ちの保護者様からすると「そんな簡単なことでは無いんだよ!」というご意見もあるかと存じますが、まだまだ発達障害への認知・理解が薄い世の中です。当教室も完璧なサポートは出来ておりませんが、出来るだけ寄り添った対応が出来るよう、スタッフ一同常に考えながら業務に取り組んでまいります。

2020.01.16

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