珍しい自然現象!二重の虹を発見しました! [代表:宮谷]
【珍しい自然現象!二重の虹を発見しました】
昨日の夕方、教室の外に出て空を見上げると、これまで見たことのない位置に虹がかかっていました。

「教室から虹が見えるなんて珍しいなぁ」と思いながら眺めていたところ、生徒たちにも「虹が出てるよ!」と声をかけました。すると、ある生徒が「先生!虹が二本あります!」と興奮気味に教えてくれました。
よく見ると、はっきりとした虹の上に、もう一本、うっすらと色の反転した虹が見えます。写真では少し分かりづらいのですが、確かに“二重の虹”が出ていました。
あとで調べてみると、これは「二重の虹(ダブルレインボー)」と呼ばれる珍しい自然現象とのこと。
🌈 ダブルレインボーとは?
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主虹(しゅこう)…水滴で1回反射した、通常見られる虹。
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副虹(ふくこう)…水滴で2回反射し、主虹の外側に色が反転して現れる薄い虹。
つまり、昨日の虹は、光が2回反射してできる“レアな虹”だったのです。
🌧 ダブルレインボーが現れる条件
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空気中に水滴が多い(雨上がりや霧など)
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太陽の光が届いている(雲が少ない)
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観察者の背後に太陽、正面に雨が降っている
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太陽の高度が42度以下(朝や夕方)
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水滴の大きさが比較的均一
…と、なかなか細かい条件がそろわないと見ることができません。
実際、**雨上がりに虹が見える確率のうち、二重の虹は約1%**ほど。かなりラッキーな出来事だったようです!
教室の生徒たちには、「すごく珍しい現象だから、ぜひ写真を撮っておくといいよ!」と声をかけたところ、みんな慌ててスマホを取り出して撮影していました(笑)
思いがけず、美しい自然現象を教室で生徒たちと共有できたことが、とても嬉しかったです。

こうした“偶然の出会い”や、そこから学べる科学の知識も、学びの財産ですね。