🧩頑張る小学生達!しかし、英語という大きな壁がそびえる!! [代表:宮谷]
私が担当する鶴川教室では、25名を超える小学生の生徒さん達が日々頑張っています。

保護者の皆さまから伺うお声の多くは、次の2点です。
① 算数の遅れは無いようにしたい。 将来の仕事にも関わる基礎だから。
② 国語力を充実させたい。 特に漢字の読み書きは確実に出来るように。
特に①の算数は、通塾のきっかけとして最も多い理由です。
■ 学校授業の現実:「A型」と「B型」
本ブログでも何度か触れていますが、現在の小中学校は「学習指導要領の難化」と「授業ボリュームの増大」により、先生によって授業方針が大きく分かれます。
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A型: すべての単元をやりきろうとし、授業進度が非常に速い。
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B型: 基礎を重視するため進度はゆっくりだが、扱わない単元も多い。

さらに学校によっては算数を少人数制に分けるため、算数が苦手なお子さんは自動的に「B型クラス」となり、扱う範囲が限られてしまうケースもあります。
■ AでもBでも「落とし穴」はある

A型では、進度が速すぎて理解が追いつかないまま進級してしまう。
B型では、基礎は理解できても「知らない単元」が増えてしまう。
結果として、中学校進学時には「理解の抜け」が各所に生じるという問題が起こります。
■ セルモの学習方針

セルモの授業は、原則として単元を飛ばさずに丁寧に学習します。
そのため、しっかり復習しながら「さかのぼり」→「先取り」学習に繋げることが出来ます。

数ヶ月で復習から予習へと切り替わり、「算数が得意になった!」という声が多く聞かれます。
「学校の授業がよく分かる!」という生徒の声は何より嬉しいものです。
■ しかし、算数だけでは不十分

塾として懸念しているのは、算数だけが出来ても安心できないという点です。
今後、確実に壁となるのが「英語」と「国語」です。
特に英語は深刻です。
小学校の授業では「英語に親しむ」ことが中心であり、文法の理解・単語の暗記がほとんど出来ていません。
そのまま中学校に進むと、授業の初回からつまずく生徒が続出します。

■ 今すぐ始めよう、小学生の英語

セルモでは、中学校カリキュラムを見据えて小学生のうちから英語の文法・単語の学習を開始しています。
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小学6年生: 中学進学まであと半年。今すぐ取り組めばギリギリ間に合います。
最低でも 300〜400語の単語 と be動詞・一般動詞・助動詞・疑問詞等の基本文法 をしっかり覚えましょう。
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小学5年生: 残り1年半あります。
6年生の終わりまでに 中1内容の半分 を先取りしておくことが理想です。半年分貯金があると、他の科目に注力する余裕が生まれます。
英語の取り戻しは、算数以上に時間がかかります。
だからこそ、早い段階でのスタートが最大の差になります。
■ 保護者様へのお願い

英語学習のスタートは、ぜひ保護者様の判断でリードして下さい。
学校やお子さんの「まだ大丈夫」という言葉を鵜呑みにすると、後で取り戻すのが本当に大変です。

未来に備えるために、「今」から始めましょう。