2学期期末テスト”GET”・”UP”教室掲示! 20点以上UPが多い!! [代表:宮谷] 師走進行でバタバタしておりますが、各教室で2学期期末テストGET・UPの掲示が完了しました。 数が多すぎて貼りきれません(笑)。 作業をしていると、改めて今回20点以上UPした生徒さんが多い定期テストだったということに気づきました。 特に、通常受講科目では数学で30点、40点以上UPの生徒さんがたくさんいました。中には56点UPした生徒さんも。凄いです。 その他の特徴しては、国語・理科・社会も上げてきている生徒さんが多いですね。名簿を見ると、教室のテスト対策授業でそれらの科目を学習した生徒さんたちが目立ちます。 セルモでは、通常受講科目の仕上げが終わったら、未受講の科目もフォロー差し上げています。柔軟に科目を組み替えられる点がセルモのメリットだと思います。 ただし、あくまでも通常受講科目がしっかり仕上がった生徒さんです。二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉もあるとおり、いきなりあれこれ欲張って勉強するのはよくありません。一歩ずつ仕上げた生徒さんのほうが、最終的には受験時に楽が出来ます。 さて、まもなく冬期講習ですが、忠生教室は概ね満席・木曽/鶴川教室も満席日程が増えてきましたが、空きのある日程がございます。外部生で冬期講習受講にご興味おありの場合は、各教室LINEページからお問い合わせ下さいませ。 掲示作業をしていたら、それを見て大きく頷くおじいちゃんが・・・。頑張ってる子どもたちを想像して嬉しくなったのかな? 忠生教室は、新たな加湿空気清浄機を導入。長年使ってきた機種が故障し、入替を行いました。教室の湿度や空気に気を配る時期です。自宅の寝室も是非加湿されて下さい。 5科目100点以上あげた中2女子生徒さん。引き続き頑張ってくれています。まだまだ上げ幅ありますからね。頑張りましょう。 小学生も集中して頑張ってくれています。現学年が終了し、次年度に進んだ生徒さんも出てきました。 日本e-ラーニング対象受賞のAIデジタル学習システムが、生徒さんの学習を誘導してくれます。社員講師が巡回し、生徒さんの理解やお悩みをサポートします。ノートや板書プリントもしっかり書き取りましょう。 明日は17日(土)は受験生の面接練習会です。流石にこの時期の遅刻は避けて下さい。参加対象の生徒さんは、時間に余裕を持って行動してくださいね。写真は前回の練習会の様子。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.16 英語は早期習得に限る! be動詞と一般動詞の違いを理解しているか確認してみましょう!! [代表:宮谷] 中学生で英語を苦手とする生徒さんの多くに、明確な理由が存在しています。 ①文法を体系的に理解していない。 ②単語を覚えていない。 ③日本語と英語の変換手順(語順ルール)を知らない。 概ね、この3つでしょうか。英会話を習っている生徒さんでも、学校の英語が出来ない生徒さんはたくさんいます。 特に、①が多い印象があります。 体験学習に来られる多くの中学生が、文法の一番基礎であるbe動詞と一般動詞の違いが分からないまま学年が進んでいます。基礎がわからないと、その後いくら勉強を重ねても効率が悪いだけです。 be動詞は、日本人には少し分かりづらいのですが、主語について説明する動詞です。 動詞と言っても、動作を表す言葉ではなく「状態を表す言葉」なので、混乱してしまいますね。 ただ、そもそも動詞や名詞の「詞」という言葉の意味が理解出来ていない生徒さんもいますので、「詞」というのは「言葉のルール」と要約してあげる必要があります。 「動詞」つまり、「動作を表す言葉のルール」と説明してあげると、多くの生徒さんが納得します。 しかし、動作を表す言葉では無い「be動詞」がなぜ動詞なのかというと、西暦500年頃に使われた「古英語」に由来するそうです。 「古英語」は、英語・スペイン語・ロシア後など多くの言語の源流となった言葉です。 昔大学生の時の英語の先生に聞いた話では、「存在」=「主語が生きている(魂が宿る)」=「動詞」と説明がありました。これは哲学的で、中学生には分かりづらいですね。ヨーロッパは哲学を大事にします。 ただ、主語が人や動物で無い「物」の場合もありますしね。あまり細かく考えると、ややこしくなるので「そういうものなんだ」で良いと思います。 だから、be動詞がなぜ動詞なのか説明している教材はあまりありません。 一応、この「存在動詞」は世界中の言語にあり、日本語でも「ある・いる」などが該当します。でも、小学校や中学校で「存在動詞」という言葉は習いませんよね。 さて、もう少し詳しくbe動詞を説明すると、 例えば、「私は中学生です。(I am a junior high school student.) 」と主語の状態について説明しています。 つまり、「私=中学生」となります。 噛み砕くと、私が中学生であるという「情報を提供している」ことになります。 一方で、一般動詞の例をあげると 「私はテニスをする。(I play tennis.)」があります。 「私≠(スポーツを)する」なので、主語の状態を提供しているのではなく、具体的に行っている動作を説明しています。つまり、全く別物の動詞(言葉のルール)となります 英語が苦手な生徒さんは、be動詞と一般動詞は別物なので、一緒に使うことは無いよ?と説明しても、「I am play tennis.」と書いてしまう生徒さんが多いです。 感覚的に覚えてしまった自己流ルールを記憶から消し去るのは、意外と手間が掛かる作業です。 できれば小さいうちから、正しい知識を身に付けていきたいものです。あとで修正するのは大変ですから。これは英語に限った話ではありません。 それに、英語を中学生から本格的に学習するのは、「日本語が完全に馴染んでしまった中学生」にはハードルが高いものです。 個別学習のセルモに通われている生徒さん、そうでない生徒さんともに、英語の体験授業を受けることが可能です。ご希望の生徒さんは、各教室長までご相談下さい。アルファベットの書き方からご指導差し上げます。英語を1からやり直したい中学生の生徒さんも歓迎です。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.15 静岡県の中学3年生男子生徒さんが行方不明。 情報提供にご協力を! [代表:宮谷] この時期、中学3年生の様子をよく観察する必要があります。 特に2学期期末テストが終わって、学校の三者面談が行われた後から、色々な事案が発生します。 そんなことを思いながら毎日過ごしていますが・・・、 今日仕事が終わってからYahoo!ニュースを見ると、以下のような記事がありました。 中学3年の男子生徒が行方不明 12月3日 保護者が車で田京駅に送迎 静岡県警が情報提供求める https://news.yahoo.co.jp/articles/15aa503571459cb6c0e31f705a8e830d5a976d1b 名前:川原唯滉(かわはら・ただひろ)さん 年齢:当時14歳(中学3年生) 性別:男 身長:165㎝ 体格:中肉 特徴:前髪が眉にかかる程度の黒髪 川原さんは12月3日、塾に行くため当日の午前8時ごろ、家族が伊豆箱根鉄道の田京駅(静岡県伊豆の国市)に車で送ったとのことです。 夕方5時、家族が川原さんが向かったはずの塾に迎えに行きましたが、塾には来ておらず、行方が分からなくなったということです。 塾を運営している立場としては「塾に来ない生徒さんがいたのに、塾側は連絡していないの?」という疑問です。 セルモでも塾に来る予定の生徒さんのご家庭には、必ずご連絡を入れるようにしています。 ただ、残念ながら連絡が付かないことがあります。仕事の性質上、業務時間中に携帯電話を持ていない・出られない保護者さんもいらっしゃるとは思いますが、生徒さんが通塾している時間の前後は、生徒さんがきちんと来校されているか気にかけて下さい。 セルモでは「登下校メール」をお送りしていますが、届かない場合は教室までご遠慮無くお問い合わせ下さい。 生徒さんの打刻忘れのケースがほとんどですが、実際に塾には来ていないケースもあります。実際に、昨日も鶴川教室だけで3名の生徒さんが登校予定時間にいらっしゃいませんでした。2軒のご家庭は連絡が付き、もう1軒は連絡が付きませんでした。朝、お母様からLINEが届きましたので、無事は確認出来ました。 登校時間が過ぎたら、10〜15分以内位には連絡をするようにはしていますが、指導のタイミングや対応中でどうしても遅れる場合もあります。 さておき、川原唯滉さんが行方不明になって10日が過ぎました。 日本では年間8万人の人が行方不明になり、うち97%は後日発見されますが、3%前後の方は発見されないままです。 今回の事案も受験を控えた中学3年生・・。 なんとか元気に見つかると嬉しいのですが・・。 当教室の生徒さんでも、10年ほど前に3日間の行方不明事案がありました。 2日目になっても保護者さんが警察に届けなかったので、私から警察に絶対届けてほしいことをお願いしました。 ※家出グセのある生徒さんで、保護者さんも今回も同じだと思っていたとのこと。 結局、3日目の夜、保護者さんが警察に届けたらすぐに見つかりました。 2日間はマンションの階段下に隠れて過ごし、最後は友達の家に潜り込んでいました。 警察が学校の名簿に沿って順番に電話をしていったら、とある友達の家にいるところを発見されました。 当時は携帯電話を持っている中学生も少数で、GPSや電波で発見することは出来なかったのですが、無事に発見されて良かった事案でした。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.14 学校平均点の下落・・。 指導要領変更は失敗か? [代表:宮谷] ご存知の通り、学校の定期テストの平均点がどんどん下がっています。 2学期中間テストで鶴川中学校2年生の数学が40点と聞いて驚きましたが、同じセルモのオーナーさん仲間から聞いた話でしゃ、東京23区の某A区の中学校1年生では後期中間(2学期制ですね)で英語が35点だったそうです。当然100点満点です。 35点ということは、20点以下の生徒さんもたくさんいらっしゃる状況となります。 参考ですが、この2学期期末テストでセルモ各教室の近隣中学校1年生も・・。 小山田中学校 1年生 数学40点 忠生中学校 1年生 英語51点(それ以外の4科目もすべて50点台前半) 薬師中学校 1年生 数学49点 鶴川中学校 1年生 数学49点 ・・・とたまたま手元にあったデータの上から4校ほどピックアップしただけですがこの状況です。 他にもなかなかのデータがありましたが、全部書き出すとキリがありません。 以前からも、まれに30点台や40点台の成績の学校もありましたが、ここまで各学校が軒並み成績を落としていることは珍しいです。 一部高得点の学校もありますが、テストの内容を調整しているのがよく分かります。先生の配慮でしょうね・・。 やはり2021年からの学習指導要領の変更が影響しています。 量も増え難易度も上がっているので、上位の生徒さんと下位の生徒さんの成績差が開く一方です。 結論から言うと、今の指導要領の変更は失敗だと思います。 内容も問題ありますが、それを支えるサポート体制にも課題があるのでは無いでしょうか。 もし我々が今の指導要領の内容を「学校で先生の変わりにきちんと教えろ!」と言われたら、授業時間数は今の学校の授業時間の1.5倍位時間を頂戴したいと思います。 それくらい量も多いし、単に暗記をするだけで良いのなら今の時間数でも良いのかもしれませんが、学習の目的は暗記するだけではありませんよね。授業時間数が全然足りないと思うので、学校の先生達も気の毒です。 また、学習を苦手にする生徒さんをしっかりフォローしようと思うと、先生一人では厳しいでしょう。 と言っても少なくとも今の指導要領は中学校であと8年続きます。いきなり授業時間が増えることもありません。今でもめいいっぱい詰め込んでいますからね。そもそも先生の数が全く足りません。 急な変更は無理だと思うので、ご家庭や学習塾が一体となって生徒さん達をサポートするしか無いと思います。頑張っていきましょう。 なお、2学期期末テストの成績優秀者に順次景品を差し上げています。本当はもっとたくさん対象者がいるのですが、成績の提出が期限内に出されていない方は表彰の対象外となっています。次回から期限内に提出をお願いしますね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.13 小学1年生・2年生は塾や学研・公文に通うべきか? [代表:宮谷] 小学校1年生・2年生のご兄弟・姉妹をお持ちのご家庭からよくお受けする質問が、「何年生から塾通いすべきか?」という内容です。 結論としては「人によりけり」なのですが、保護者さん側で把握しておくべきことがあります。 まず、学校の授業内容が教科書どおりに進んでいて、生徒さんがその内容をしっかり理解・吸収しているかです。 先生によっては、独自のプリントや資料を使い授業をされている場合があり、教科書の内容を網羅出来ていない場合があります。 特に算数は、2年生でも「思考力」を確かめる問題が出題されており、単に「九九は覚えている」ではNGです。「九九のプリント」はたくさん見ているけど、それ以外は見たことが無い・・。そういったご家庭は、お子さんの学習理解度をしっかりチェックされて下さい。 傾向が変わったのは、2020年の小学校指導要領改訂からですね。 以前だと「3年生後半から」そういった問題が増加し、4年生で算数につまずく生徒さんが多かったのですが、今は2年生・3年生でつまずいていて、つまずき期間が長期化する傾向にあります。 学校の先生が生徒さんのつまずきを教えてくれることはまれなので、保護者さんが気づくのも遅くなったケースが多いです。生徒さんから相談出来ないケースも多いですね。 教科書の内容を理解出来ているかどうかのチェックは、市販の教材でも可能です。 「教科書準拠」と書いたワーク教材を解いてみてもらって下さい。すでに学校進度が終わった箇所を解いてみて、これが8割以上解けない場合は、色々ほころびが出ているとお考え頂いたほうが良いです。8割だと、実際は3〜4割の内容は理解出来ていない・・、そんな印象でしょうか。 教科書準拠と書いていない教材の場合は、「楽しく学習してもらう」「学習に慣れる」ことを目的としているものがほとんどで、教科書の内容には沿っていないケースが多いです。あくまでもエッセンスを学習する教材です。 そして、塾なのか、公文なのか、学研なのか・・というところですが、塾は「本格的に各学年の内容をしっかり学習する場所」公文さんは「学習に慣れること」学研さんは「その中間」といったイメージでしょうか。 4年生の後半からは中学校の学習の予備学習が始まりますので、しっかり教科書の内容を抑えておく必要があります。公文や学研さんに行っている生徒さんも、切り替えのタイミングとしては3年生から4年生といったところでしょうね。 最初から塾に通っている生徒さんは、教科書の内容をしっかり学習しているので、内容の漏れは少なめとお考え下さい。また、塾にいくにしても、公文にいくにしても、きちんと基本的なルールに沿って解かせる(特に算数)ところがどうかきちんと確認をお願いします。暗算や楽な解法を推奨してばかりのところはやめておいたほうが良いです。 暗算や楽な解法は合う生徒さんと合わない生徒さんがいます。合わない生徒さんにその指導を長年続けると、精度は上がらず解法の改善も難しくなります。 このあたりは、各所でしっかりお話を聞かれ、その後はご予算感やご家庭の考え方で決定して下さい。 塾によっては4年生以上・5年生以上と学年の制限がある場合があります。ちなみに、セルモは1年生から登校可能です。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.12 NEXT BACK