都立前期1日目終了! 自己採点しよう! 小6生の英語! [代表:宮谷] 昨日は東京都立高校一般入試の前期試験1日目でした。 実技のある学校は二日間試験があります。よって、今日も試験の生徒さんがいます。 引き続き頑張って下さい。 さて、昨晩都立試験の問題・解答がアップされていました。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/problem_and_answer/release20230221_09.html 早速登校した生徒さんが自己採点をしていました。 まだ自己採点していない生徒さんは、早急に行って下さい。結果は教室まで共有をお願いします。 記述問題の採点がどうなるかによりますが、自己採点で昨年までの80%合格基準を越している・越していないを判断していきましょう。 倍率が高い学校は、80%でも厳しい場合がありますので、合格を保証するものではありません。 また字が乱雑な生徒さんは、自分ではあっていると思っても、誤答になる場合があります。 字は大きく・濃く・丁寧にと度々伝えてきましたが、受験直前の予想演習でも読めない字で書いていた生徒さんもいました。 こういった生徒さんは自己採点とのGAPが発生します。 いずれにせよ、明らかに合格基準とかけ離れた点数だった場合で、併願受験を受けていない生徒さんは、早急に後期試験の準備が必要です。 後期試験は3科目になりますので、特に英語に重点を置いて勉強しましょう。 英語は前期と比べて簡単になります。そうは言っても長文がメインなので、とにかく事前に数多くの長文問題をこなし、感覚的に慣れていくことが重要です。 問題を解いてわからない表現や単語、解答を確認しておきましょう。たいていの長文問題集には、和訳の模範解答が載っていますので、それと比較して内容の把握に努めて下さい。 昨日も体験授業を実施しました。 小学校6年生の生徒さんの英語の体験授業です。 当然目的は中学校1年生進学に備えてです。また、この生徒さんとは別に、同じく小学校6年生の生徒さんの英語対策について新規のご相談を頂きました。 小学校6年生の生徒さんで、英語の心配をする必要がある・ないはどのあたりで判断すれば良いか下記に列記します。 ①主語・動詞・名詞・形容詞など、文法用語の意味を自ら説明出来る。 ②動詞はbe動詞・一般動詞などの区分が付き、自ら説明出来る。 ③助動詞canや、疑問詞what,where,whenなどが、自ら説明出来る。 ④数字、曜日、月、国名、果物など小学生英単語のスペルが書ける。 主にこの4点をチェックして下さい。 これらが明確に言えない、書けない生徒さんは中学校入学後英語についていけない可能性が高いです。 1学期のテストはまだ「お客様」扱いなので、高得点が取れるかもしれませんが、その後ついていけなくなります。 セルモでは、こういった壁にぶつからないよう、基本を重視した指導をしています。 ①~④に加え、冠詞(a,an,the)の区分や、日本語と英語の語順変換ルールを指導します。新中学校1年生のご相談お待ちしております。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.22 都立一般入試当日! 体験生続々!! [代表:宮谷] いよいよ来ました。2月21日(火)、東京都立一般入試前期試験です。 遅刻や忘れ物無く、全員会場に到着出来たでしょうか。 過去、寝坊や日付勘違いの生徒さんを経験してきました。 遅刻常連の心配な生徒さんには、試験直前にも口酸っぱく伝えたので大丈夫と思いますが・・。 東京都の場合、後期試験もありますが、後期の募集は一部の学校小数だけです。 よって、前期に全力を尽くす必要があります。 ここ数年後期を募集するのは、周辺では山崎高校と定員割れする一部の学校のみ。 生徒たちは、生徒たちなりに全力を尽くしました。 一方でライバルも全力を尽くしています。自分の能力が伸びた分、ライバルも伸びています。 先週末の合宿勉強会でも、「勉強時間が足りなかった。もっと早く取り組んでおけば良かった。」とコメントが出ていました。 最終的には、ライバルと自分、どちらが知識・経験面で上回っているかといことになります。 ライバルは1人ではなく、他の受験生全員です。1点差で涙を飲むのが受験なので、今日は全力を尽くして欲しいと思います。 今日でテストが終わる生徒もいれば、明日二日目の試験がある生徒もいます。 今日登校した生徒には感想を聞いてみたいと思います。合格発表は3月1日(水)です。 記述問題があるので、どうしても採点に日数が掛かります。 約1週間、緊張の日々が続きます。「人事を尽くして天命を待つ」状態になります。 もし都立前期に不合格だった場合・・。 ※ちなみに、今はWeb上での合格発表です。 併願優遇の合格を勝ち取っている生徒さんは、そちらの学校に入学することになります。手続き時間や、入学金振込時刻が限られているので注意して下さい。 併願を受験していない生徒さんもいますので、その場合は都立の後期試験もしくは私立の二次募集を受験することになります。 さて、昨日も様々な体験学習やお問い合わせを頂きました。 ①中学校進学に向け、英語の学習準備を始めたい小学6年生の生徒さん 準備をされていない新中学1年生の生徒さんは、今からでも遅くないので英語に取り組み始めて下さい。 とにかく今の中学生の英語は大変です。 幾つかの課題があるので列挙します。 ・2021年の新教科書より、単語量が1.5倍になりました。文法も学年の前倒しが発生しています。 ・小学校5年生から英語が教科になっていますが(2020年から)、本来知っておかなければならない基礎文法「主語、be動詞、一般動 詞、助動詞、形容詞、名詞」など」は指導されていません。また、小学生英単語として最低600語はスペルを書けるようにしておく必要がありますが、こちらもほとんどの小学校では指導されていません。 ・しかし、中学校では上記の内容が小学校で習得されている前提で授業が始まります。よって、きちんと準備してきた生徒さんと、そうでない生徒さんのGAPは大きく、中学校入学後も縮まることはありません。 小学校英語の大きな課題だと思いますが、学校側でもそこまで丁寧に取り組む時間は正直無いのが現状です。つまり、他の場所(家庭、学習塾等)で学習しておくしか無いのです。 昨日の体験学習では、「自己紹介」「自分の誕生日」などはとても綺麗な発音でうまく言えました。 一方で文法的なこと、単語のルールなどはご存じなく、まずは中学1年生4月で絶対に習得しておかなければいけに文法ルールや日本語から英語への変換ルールなどを説明し、問題に取り組みました。 生徒さんも、「中学校の英語は色々細かいところに配慮して知っておかなければならない。」ということを実感してくれたようです。 ②中学校進学に向け、算数の苦手を克服したい小学校6年生の生徒さん 算数はご承知の通り、「繋がり学習」の代表選手です。様々な単元がありますが、最終的にはすべて繋がっていきます。中学校3年生の数学の、二次関数や三平方の定理などはその代表格ですよね。 ところが、算数が苦手になっている生徒さんへのアラートはご家庭で気づかない限りは、小学校からそのアラートが出ることはありません。元気に登校していれば、多少通知表が悪い程度。きちんと伝えてくれる小学校の先生は、今は少数派では無いでしょうか。 では家庭で「これはまずい」と気づく、生徒さんから「実は解けない問題が多い」と告白がある。そういった場合は、「さかのぼり学習」をするしかありません。 特に、「分数」「割合」の考えを活用した単元の復習は必須です。算数を苦手にしている生徒さんの多くが、この2つの考えの習得に苦労しています。 「さかのぼり」の仕方も重要です。生徒さんが「4年生から分からなくなった。」と言って、では4年生から遡れば良いのかと言うと、そういうことではありません。4年生から分からなくなったということは、2年生や3年生の内容でつまずき始めているのです。 全部の復習は時間的にも難しいですが、例えば分数が苦手な生徒さんは「分数とはなんぞや」から復習したほうが、理解の定着は早く、最終的にはスムーズに後半も進みます。 基本概念がわからないまま、なんとなく今の学年の復習に取り組んでも、結局後日解けなくなります。 昨日も、実は分数の概念自体が曖昧だったということが判明し、思い切って2年生・3年生の分数を復習しました。 概念が分かったので、問題はパーフェクトに解けました。算数が苦手で長年苦しんできた生徒さんにとって、連続100点は何よりのモチベーションです。もちろん現実4月から中学校の授業は始まるのですが、急がば回れの精神で頑張って下さい。 ③小学校低学年の算数がわかりづらくなってきている小学校2年生の生徒さん このパターンは最近よくご相談を受けます。2021年の新教科書より、従来にも増して「考えさせる問題=思考力強化」な単元や問題が増えてきました。 単純な計算や図形は少なくなり、文章を読み取ってそこから立式する問題が増えています。小学校2年生や3年生の算数でも、親が見ても「首をひねる」問題も少なくありません。 例えば、「はした数」の問題などはその典型かもしれません。そもそも「はした数」とは何?というところから始まります。 低学年の生徒さんだと、タブレット学習などを導入されているご家庭も多いと思いますが、問題の意味や中身を読み取れずタブレットでは理解が進まない生徒さんも多いのです。 塾の役割としては、この「解釈」を手助けしてあげることが重要です。つまり「語彙力の強化」ということになりますが、生徒さんによって理解出来る語彙は差がありますので、生徒さんが理解できるレベルに噛み砕く必要があります。口頭で伝えて理解出来るケースもあれば、図式にして説明する必要がある生徒さんもいるでしょう。 限られた時間の中で、その生徒さんにあった解釈にしてあげるには、やはり経験が必要です。塾ではわかるけど、学校ではわからないという生徒さんも少なくありません。それは、学校では標準的に定められた言葉で説明しているからです。塾は標準で分からなければ、その生徒さんに合わせたオプションで説明します。当然学校ではオプションを多様出来ません。その違いでは無いでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.21 静かに集中出来る教室! ご兄弟のお問い合わせ! [代表:宮谷] 昨日は日曜日ですが、鶴川教室で3学期期末テスト対策授業を実施しました。 中学2年生と1年生の生徒さんに参加してもらいましたが、本当に皆さん静かに集中して頑張ってくれました。 誰も一言も無駄話せず、真剣に取り組めるのがセルモの一番の良さと思います。やはり学習時間をしっかり確保するのが学力向上には一番必要なことです。セルモなら、さらに間違えた箇所については必ず類題復習する。そして、社員講師が生徒さんの癖や課題を的確に指摘・アドバイスしていくので、理解の定着が履かれます。 よく他塾から転塾されてくる方を見ると、「ノートをしっかり書かない。」「理解定着するまで時間をしっかり割いていない、繰り返し解いていない。」「癖が付いたままの自己流の解き方が固着してしまっている。」というのが良く分かります。 その単元の知識が無いというより、学習へのアプローチに課題があるのです。 さて、テスト対策授業の中身に戻ります。学習内容は生徒さんにより異なりますので、細心の注意を図りながら指示・指導していきます。 学校が違えば範囲も違いますし、生徒さんの学力により進める順番も異なります。 比較的勉強が得意な生徒さんであれば教科書順で進めていけば良いのですが、苦手な生徒さんの場合は「得点が取りやすい単元から」学習を進めるのも一つの作戦です。 1年生の数学だと、作図や空間上の位置関係より、体積や表面積の学習を進めたほうが総合的に得点が取れます。 2年生の数学だと、確率を先に学習し、その後図形の証明問題を進めたほうが生徒さんのモチベーションもあがります。 嫌なことから始めるより、解ける範囲の問題から進めたほうが総合的に得点も上がります。 そんなこんなで朝から4コマのテスト対策授業を実施しました。 来週もテスト対策授業が進んでいきますので、生徒さんに応じたきめ細かい指導を行っていきたいと思います。 話変わり・・、 昨日の夕食後、木曽教室の卒業生のお母様からご連絡を頂きました。 弟さんの学習のご相談でした。週明け教室長から改めて日時調整の連絡をさせて頂きますが、やはりこうやって卒業生の保護者様からご連絡頂けることが大変嬉しいですね。 鶴川教室でも、内部生の妹さんのご相談や新中学1年生の英語学習のご相談を頂き、週明け早速体験授業を実施いたします。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.20 入試直前予想演習! 緊張を先にほぐす。課題はまだまだ・・。 [代表:宮谷] 来週21日(火)に控える東京都立高校一般入試の最後の追い込みです。 今日の受験生の日帰り合宿勉強会では、都立高校の問題レベルやフォーマットを合わせた「入試直前予想演習」を実施しています。 問題用紙や解答用紙も都立受験とそっくりな内容です。 生徒さんには本番を意識してもらうため、制服で会場に来てもらいました。 やはり少し早めに到着する生徒さんが多く、また表情も緊張をしているのがよく分かります。町田市内にインフルエンザが流行っており、体調が芳しく無い生徒さんはお休みされているので、少し人数は少なめです。 ちなみに、すでに都立高校や私立高校に合格している生徒さんの休みがほとんどで、一般入試組でのお休みはいません。 この予想演習ですが、先に緊張しておいてもらうのも一つの目的です。雰囲気に慣れて、当日の緊張が少し緩まると良いなと思っています。 開始前に、受験前日と当日の過ごし方や準備について最初説明しました。 そして予想演習開始。 まだ5科目すべて終わっていないのでなんとも言えませんが、頑張りが成果となって出てきている生徒さんもいるし、まだ不安な得点の生徒さんもいます。 特に注意が必要なのが国語です。国語は毎年平均点が高いのですが、その国語の基礎点となる漢字の読み・書き、20点の配点になります。 それほど難しい漢字は出ないのですが、読みでは「ひらがなが小さく・癖字」で読めない生徒さんが何人かいました。 採点基準というのがあるので、まずは読めるように書いて下さい。 書き取りでは、トメ・ハネですね。開始前の注意事項で伝えたのですが、その点がすっかり抜け落ちていた生徒さんもいました。 漢字で大幅減点は非常にもったいないです。国語自体も平均点が高いので、大きく崩れることは許されません。 また英語のリスニングも課題ですね。内容というより時間です。 リスニングは全体で10〜11分あるので、他の問題を解く時間は実質40分です。わかる問題から解いていかないと、時間が足りないという事象も発生してしまいます。先に問題を読んで、内容が難しそうであれば先に他の単元に取り組むよう伝えています。 数学は大問1で失点している生徒さんです。基礎計算ルールを知らない生徒さんはほとんどいなくなりました。しかし、まだケアレスミスで簡単な計算で失点している人も多いです。計算は必ず解き直しをするようにしましょう。 これから理科・社会(3科目の生徒さんは、数学等の2回目)を実施していきます。 最後に、予想演習が終わったら「四分位数と箱ひげ図」の確認を行います。 この単元は2021年から指導要領の変更により中学2年生の単元に加わりましたが、今年あたりから受験に出てくると噂されています。 過去問では四分位数と箱ひげ図が無かったので、対処をしておこうということです。 それにしても時間が足りません。生徒達もあまり疲れさすわけにはいかないので、5科目各1セットがやっとです。 セット2,3は明日日曜日に自宅で解けるよう配布済みです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.18 理科のテスト範囲が100ページ! これどう思いますか?[代表:宮谷] 昨日、鶴川中学校2年生のテスト範囲表を見ていると、理科は第1分野と第2分野を合わせて100ページのテスト範囲があります。 教科書が約330ページなるので、約1/3の量です。 鶴川中学校は1年間で4回の定期テストがあるので、1回あたり70〜80ページを出題しなければ教科書が終わりません。 つまり、全体的な進捗が遅れていたのでしょう。先生達も1年間の授業時間の中で、正直教えきれないのだと思います。私達がこの内容を1年間で教えろと言われると身構えるほどの量です。単に知識を教えるだけでなく、理科は実験などもありますからね。 もともと理科は量が多いのですが、2021年からの教科書改訂で、高校から降りてきた単元もあります。 しかし、100ページの教科書の量をテスト前に復習しきれる生徒さんがどれくらいいるでしょうか。 実際に普段数学や英語を受講している生徒さんが、それらの科目の仕上げを終え、2週間前から理科の学習をしています。 冬期講習でも理科を学習していた生徒さんですが、それでも全然終わりません。まだ30ページ分位残っています。 特に、今回は電気(電流・電圧・回路)が範囲に入っているので、どうしてもスピードが落ちます。 皆テスト対策にも来てくれているので、何とか今週中に理科を終わらせ、社会の学習もサポートしてあげたいものです。 また、学習を苦手にしている生徒さんからすると、数学と英語で精一杯・・。理科や社会は自力では手を付けられない生徒さんもいます。 「今回、理科は電気分野が入っているけど大丈夫?」と聞くと、それらの生徒さんは「ヤバいです。学校の授業では全然分からなかった・・。」という感想がほとんど。 現状、中学校は9科目の学習を実施していますが、正直ちょっと多すぎるのかなと思います。もちろんやりこなせる生徒さんもいるでしょうが、感覚的には上位1〜2割位の成績の生徒さんたちだけでは無いでしょうか。 まあ、とりあえずは今日・明日変わる話では無いので、我々も出来る限りのサポートをしていきます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.17 NEXT BACK