夏期講習が始まって、早くも1週間が経とうとしています。
鶴川教室でも連日多くの生徒さんが登校し、通常授業と夏期講習にしっかり取り組んでくれています。
小学3年生の頑張りに拍手!
昨日、毎日登校してくれていた小学3年生の生徒さんが、嬉しそうにこう話してくれました。
「先生、俺1週間頑張った。明日鬼滅の刃観に行くよ!」
確かに、この1週間、彼を見ない日はありませんでした(笑)
その明るい笑顔で、教室に元気をくれていました。
・学校の2ヶ月先取りとなる算数
・過去の単元を丁寧に振り返る国語
・5年生からの英語の先取り
と、幅広く学習してくれました。この努力は必ず2学期のプラスにつながります!
中学3年生も、都立対策で成果が!
中学3年生のある生徒さんも、夏期講習の冒頭で取り組んでいる「都立高校 数学大問1」の計算問題で見事満点!
最初は半分間違っていたのですが、正解できるようになり、思わずガッツポーズ。
「満点取れるまでもっと時間が掛かるかと思った!」
との感想が印象的でした。
昨年度は秋から取り組んでいたこの単元を、今年は3ヶ月早く始めることができたため、秋以降は大問1以外の対策にも時間を充てられそうです。
これは大きなアドバンテージです。
ただし、計算問題以外の大問1の出題内容「確率」「箱ひげ図」「円周角」「変域」「作図」などはまだ課題が残っています。引き続き取り組んでいきましょう。
「関数」の復習は、まさに今がチャンス
通常授業では、
・中2で連立方程式の利用が終わった生徒
・中3で二次方程式が終わった生徒
には、以下のような「復習テーマ」に取り組んでもらっています。
-
中2 → 中1の「比例・反比例」
-
中3 → 中2の「一次関数」
これは毎年見られる風景ですが、関数に関する単元でつまずく生徒さんは本当に多いです。定期テストの平均点もガクンと下がる単元です。
そこで、保護者の皆さまにお願いです。
中学2年生の保護者様へ
「比例定数って何かわかってる?」「反比例の式、言える?」とお子さんに聞いてみてください。
中学3年生の保護者様へ
「変化の割合の公式は?」「2直線の交点、どうやって出す?」と聞いてみてください。
もし答えに詰まるようなら、前学年までの関数を忘れてしまっている可能性が高いです。
関数は年々難易度が上がる単元です。前の学年の理解がないまま進むと、秋以降に非常に苦労します。
この「復習の時間」を確保できるのも、夏ならではのメリットです。
「時間」は、なによりも大切な資源
夏休み明けからご入塾される生徒さんには、この復習の時間がどうしても取れません。
だからこそ、今というこの時間をどう活用するかが非常に大切です。
夏期講習は、単なる勉強の時間ではなく、「前の学年の穴を埋める」ことができる最大のチャンスでもあります。
ぜひこの機会を逃さず、2学期・そしてその先の受験へとつなげていきましょう。