GW期間中はBlogを更新出来なかったので、今日は2本更新します。
GW中、家族サービスをしながら空いた時間で考えていたのが、「我々は子供たちの明るい未来を築くお手伝いを事業としているが、時代変化とともにより良いサービス・適切なサービスに進化していくにはどうすればよいか?」という点です。
ご承知の通り、日本は失われた20年、いや30年を過ごしています。
経済大国であったのは昔の話、すでに働く人の収入では多くの国に負けています。アジア各国の物価を見ても、「日本が安い!」といえる商品やサービスが増えているほど・・。
つまり、日本が世界をリードできる産業やサービスが育っていないわけです。先日もコストコで某日本メーカーの65インチのテレビが8万円で売っていました。メーカーは絶対に利益出ないですよね(笑)。箱代だけで数千円しそうです。

そういった中、次世代を担う子供たちの成長をどうサポートしていけば良いのか?
我々教育に関する事業に取り組んでいる事業者にとって、とても大事な視点です。
まだ答えは出ていませんが、GW中色々考える中で参考になったネット記事が2本ありました。
一つは、東洋経済education×ICTに掲載されている「これからの主役“新世代”の突破力」です。
特に、カナダ政府に「9歳でギフテッド認定」された大川翔さんの記事を読んで元気・勇気を貰いました。
https://toyokeizai.net/feature/ict-edu/series/newleader
大川翔さん自体は、何冊か本を出されておりご存知の方も多いと思います。
私が関心したのは、彼が天才であること、若くしてギフテッド認定されたことではなく、その力強い生き方です。
記事の最後の方に、”「Build a Brighter Future!」という意気込みを持ち、みんなと協力して、明るい未来をつくるために活動できたらと思っています。”とありました。
まさに、我々大人一人ひとりがそういう気持ちや主体性を持って取り組めば、失われた長い期間も取り戻せるはずです。また、これから成長する子供たちに一番必要なメッセージではないかと思った次第です。
次に感心したのが、皆さんも一度は遊んだことはある「ポケモンGO」の開発責任者である野村達雄さんの記事です。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/中国の寒村-生まれのポケgo開発者-日本では当然すぎた-特権-に気づく/ar-AAWTKkg
野村さんの人生をここで紹介すると長くなるので、記事を読んでください。感心するのは、自己実現のために努力を惜しまないことですね。
失敗しても、反省して進むべき道を軌道修正して頑張る・・。
一番響いたのは、記事の一番最後にある野村さんのコメントです。
”現代の日本では、多くの人は学ぶ気があればいつでも学べます。挑戦の機会にも恵まれた人が大半です。日本では当然すぎて、気づきにくいことかもしれません。でも、時代と国が少し違えば、決してそうはいきません。せっかくの環境にいる人は、中国の寒村に生まれた僕なのであえてこう表現しますが、持てる『特権』を最大限に生かしてはいかがでしょうか”
失われた20年、30年と書きはしたものの、多くの日本人は充分に生活出来ています。戦後と比べると、生活品質は向上し、衣食住に困る人はそれほどいなくなりました。社会インフラも充実しています。そういう意味では、その環境に慣れすぎて学びを放棄しているのかもしれません。





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