国語の体験授業を通して 昨日は2名様が国語の体験授業を受けられました。 最近の生徒の特徴は、漢字の「書き取り」より「読み」が苦手なことです。 想像力が豊かなのか、新しい読み方を開発いたします。 下記のようなやり取りが多いです。 私 「それはどういう意味なの?」 生徒 「わからない」 私 「君たちが知らないような言葉はほとんどありませんよ」 色々な文章を読む、テレビを観る、食卓を囲んで会話をする、一緒に買い物をする等、語句の知識を増やす場所はたくさんございますよ。 また、「六書(りくしょ)」の知識を伝えることも大切です。 生徒たちは「晴れている」が読めても「晴天」が読めません。 これは六書にある「形声文字」の知識がないからです。いえ、もっと単純に考えれば強引にでも知っている漢字の部分を読めばいいのです。「青い(あおい)」→「青年(せいねん)」なのですから。他にも・・・ 私 「田んぼで力仕事している人は???」 生徒 「男!!!」 私 「そう!意味が合わさってできた会意文字ですね。他には何があるかな?」 「むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことをいっそうゆかいに」 井上ひさしさんの言葉ですが、まったく同感です。 きっと国語が好きになりますよ! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2017.12.19