ほとんどの中学校の2学期期末テストが終了しました。
早い時間から自習にくる生徒や普段自習で見かけない生徒が目立ちました。偉いですね。
生徒同士でセルモに自習に行こう!と声を掛け合って来てくれたのが嬉しかったです。
学習科目は様々で、数学や英語はもちろん、美術や技術家庭など熱心に勉強していました。
中学3年生からは数学の図形問題の解法をよく聞かれました。それは解答に「答え」しか載っていない、解法の流れが理解できないケースが多いからです。
中学2年生の生徒が「今回の歴史は何が出ますか?」と漠然な質問をしてきました。
範囲が市民革命でしたので、過去の出題を参考に「権利章典・独立宣言・人権宣言」の文言を覚えておくよう話しました。
ただ覚えるのではなく、①権利章典であれば「議会が国王の権利を制限する(立憲君主制)」②独立宣言では「幸福を追求する権利がある」③人権宣言であれば「自由と平等」というキーワードが大切であることを伝えました。
保護者様は驚かれるかもしれませんが、「パリ」がどこの国の首都だか知らない生徒がほとんどです。「パリ」が国名だと思っている場合も珍しくありません。
それは仕方のないことです。なぜなら生徒たちは今知らないことを「知る」途上段階にあるからです。私たちも「時間、年齢を重ねながら」知識を身につけてきました。
だから、比例・反比例、合同条件、三権分立、上弦の月、浮力やパリがわからなくて当然なのです。
そういう姿勢で子供たちの学習をフォローしていけたらと思います。勉強が面白くない生徒たちにとって、勉強が面白く、興味深いものだと感じられるよう努力し続けたいです。
できることならテスト前だけでなく、普段から自習習慣をつけてほしいものです。
しかし子供たちはテストが終わった瞬間に外へ遊びに飛び立っていきます。





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