大学指定校推薦 [教室長:松本] 少しだけ温かい日が続いていますね。 先日卒業生が教室にいらして、大学に合格したことを伝えに来てくださいました。 もう高校3年生になっていたのか!とびっくりしました。そして来年から大学生になるとはさらに驚きです。 高校の大学指定校推薦で3年間の評定平均が一定以上あると、面接で大学入試に臨むことができます。日々の努力の賜物ですね。高校1年生の中間テストからしっかり頑張ったようです。 同じ年に卒業した他の生徒も指定校推薦で大学に合格したようです。 昔と違って、およそ半数以上の生徒が指定校推薦や総合型選抜(かつてのAO入試)で大学へ進学していく時代です。大手予備校に大枚をはたいて、国立大学を目指すとか、浪人するとか、そういうものから時代はシフトしているのですね。 今、まさに高校受験を迎えようとしている生徒たちはさぞ重たい気持ちで毎日を過ごしていることでしょう。 彼らをどのようにサポートできるか、考えながら日々を過ごしております。 もしも今勉強に集中できていないのなら、是非こんな言葉を彼らに贈りたいと思います。 今本気を出せなければ、どうしていざという時に本気を出せようか いざという時と今を分けて考えてはいけない(ある書物より引用) 未来とは日々の積み重ねの先にある。 今、君たちが勉強しているのは高校や大学に受かるためだけではない。やがて社会に出たとき、それは世の中の理不尽なことから自分を守り、誰かを助けるために役立つはずだ。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.08 2023年11月26日実施スピーキングテスト概要[教室長:松本] 12月に入って急に寒くなりましたね。 先週は第3回合宿勉強会があり、生徒から高校への志望理由書の修正依頼を受けました。いよいよ受験本番です。 各生徒の保護者面談も実施しておりますが、受験に向けた課題は各自違います。私立高校志望であれば、面接、作文・小論文対策が必要で、推薦に落ちてしまった場合の一般受験対策も必要です。必要に応じて私立高校へ直接電話連絡して、詳しい内容を聞くこともあります。 都立高校志望であれば仮内申をもとに、志望校の妥当性を吟味し、本番の入試で何点取る必要があるか、その対策についてお話しさせていただいております。 さて、先月末にスピーキングテスト(ESAT-J)が実施されました。 昨年度に比べますと「試験会場が近くなった」など改善点もございましたが、「待ち時間が長い」など引き続き課題は残りました。 主な試験内容は以下の通りです。 Part A ・音読です。難易度は高くなかったはずですが、できれば読みづらい固有名詞は入れないでほしかったです。 Part B ・英語の質問に対して答える問題です。No.1は注意が必要でした。 What are all of the events in September?とありますので、「全て(二つとも)」答えなければいけません。 Part C ・お決まりの4コマまんがを説明する問題です。最後のイラストが難しすぎます。We were able to reach the goal together.で良いと思いますが、簡単に出てくる内容ではないです。 Part D ・遠足で山に行きたいか、美術館へ行きたいか、またその理由を答える問題です。 注意点として、解答時間が40秒もあるので「それなりに長い英文(2センテンス以上)」が想定されています。 以上の内容でしたので、昨年より高得点を得られる生徒が多いと思います。英会話のGETやESAT-J直前対策を受講していた生徒であれば問題なかったのではないでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.04 仮内申点、受験問題を解く。 [代表:宮谷] 11月もあっという間に終わりました。 今日から12月が始まります。きっと12月もあっという間に終わるでしょう。1日1日を大切に過ごしていきたいですね。 受験生は仮内申が出て(一部出ていない学校もありますが)、志望校受験の実現度を見積もります。受験生の保護者様は教室からフォームを送っているので、なるべく早めに送信をお願いします。 なお、「仮内申通知書」というものが生徒さんに配られているはずですが、学校によって口頭の場合もあります。口頭の場合は、生徒さんが「何の数値」を担任の先生から聞いたのか理解していない場合があります。良くわからない場合は、担任の先生に必ず確認を取って下さい。 また、都立を受験させる生徒さんで、換算内申の計算方法を理解していない生徒さんや、保護者さんも計算の仕方がわからないとのご質問を頂きました。 計算はとても簡単で、 数英国理社の合計+実技科目の合計×2という計算式になります。65点満点となりますので、改めて確認をお願いします。左記の計算式が分からない方は、教室に通知書を持ってきて下さい。 さて、勉強面の進捗ですが、数学では三平方の定理など、受験に欠かせない3年生の要素を学習した後に、受験レベルの問題に入ります。 英語も、リスニングトレーニングを開始(リスニング試験のある学校の生徒さんのみです。)し、文法では後置修飾・間接疑問文・仮定法などの学習を終えると、受験頻出の連語(熟語)や文法表現を学びます。 今日もとある3年生の生徒さんが、3年生の英文法を終え、1年生の文法知識を使った受験頻出表現に臨みましたが、残念ながらあまりにも分からず苦渋の表現でした。 例えば、1年生ではWhat time is it?と、「itの特別用法」と言われる文法を学びますが、このitを使う表現には時刻を尋ねるWhat time is it?の他に、How long is it?や、How far is it from?など、掛かる時間や距離などを尋ねる表現があります。1年生の学習時点では、「他にこんな表現もあるよ。」で学習が終わっていた内容なので、覚えている生徒も少ないです。 しかし、受験的には「学習した内容」となるので、比較的良く出題される表現です。ということで、覚えていくしかありません(笑)。一度覚えれば難しい表現では無いので、使いこなせるようにしていきましょう。 数学や英語だけでなく、社会もグラフや表などを用いた問題が多く、受験レベルの問題に慣れていく必要があります。大昔のように語句さえ覚えれば何とかなるという状況ではなく、思考力や経験を問われる問題になっています。 つまり理想的な状況で言うと、基本的な学習は各学年でしっかり終えて、3年生のこの時期は受験レベル問題に集中したいところです。 ただ、やはり最近は基礎学習範囲が広いこともあり、その学年ごとに学習を終えている人は少なくなっています。つまり受験期の勉強時間は、基礎学習の復習+受験問題の学習と多くの時間を割かなければなりません。勉強体力が無いと学習は進みませんので、「3年生になったら頑張る。」と言っても集中力が持ちません。早めに勉強体力を身につけていきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.01 受験の二極化、頑張る生徒の集中を乱す人。 [代表:宮谷] いま高校受験では、極端な二極化が進んでいます。 ・高校生活は社会人になる大事なステップだから、中学校でしっかり勉強して目的を持って受験する。 ・子供が勉強したくないというなら、そういった生徒でも入れてくれる高校に入学すれば良い。そこから先は子ども自身が考えて行動して欲しい。 後者のご家庭やお子さんが最近増えており、考え方は色々ですが、後者の生徒さんが前者に生徒さんに良くない影響を与える話を良く聞きます。 それは、前者で頑張っている生徒さんに「何でそんなに勉強するの?」「勉強ばかりしていないで◯◯(休日に遊びに行く、SNSする、ゲームする。)しようよ。」と、集中して勉強する生徒さんの集中を乱す行為をしてくることです。 高校受験に向けて頑張っている生徒達からすると、「邪魔しないで。」ということなのですが、そういった行為をしてくる子供たちも悪気なくやっているので、なぜそれが迷惑行為になっているのかが理解出来ません。ご家庭でも放置プレイですから、なかなか改善することが無いと言います。 昨日もそのような保護者様からの相談を受けましたが、そのことについて生徒さんに聞いてみると「分かっているから、そういった子とは距離を置いている。」とのことでした。分かっている生徒さんで良かったです。 一所懸命勉強することは、三つのメリットがあると考えます。 まず、様々な知識が身につくことで将来自分のやりたい仕事が見つかった時に良い影響を与えるということです。仕事をしていると、いつ何時、どのような知識が必要になってくるか、若いうちは分かりませんが、年齢を重ねると「昔、勉強しておいて良かったな。」と思うことが多いです。 数学の方程式などは研究職や開発職でない限りはあまり使いませんが、国語や社会などは特にもっと頑張っておけば良かったなと私は感じます。 もうひとつは、頭の回転が良くなるということです。問題を考え解く、つまり脳トレなわけですが、脳トレをすることで思考力が身に付き、様々な事象を深く考えられるようになります。数学の学習は、特にこの要素が大きいでしょう。ステップを踏んで丁寧に解いていく問題などは、まさに思考力に繋がっているなと感じます。 最後のひとつは、忍耐力が身につくということです。勉強体力が身に付き、目標を突破する力を身につけることで、将来仕事で大変な場面や辛い場面があった時も乗り越えられるでしょう。 もちろん集中を乱す行為をしてくる生徒さんの将来がうまくいくこともあるでしょうし、一所懸命受験に取り組んだ生徒さんの人生がうまくいかない場合もあるかもしれませんが、それは確率論の話なので、もし邪魔をしてくる友達がいれば、きちんと話をし、一定の距離を取って自分の頑張るべきことに集中して頂ければと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.30 師走期間・仮内申・英単語 [代表:宮谷] 師走期間に入り、教室の運営・会計・来年の準備と、本当に逃げ出したくなるほど(笑)の業務があります。保護者の皆さんも目の回る忙しさだと思いますが、とにかく健康には留意されて下さい。 私はすでに年末恒例のヘルペスが出てしまい、皮膚科のお世話になりました。先週日曜日には治りましたが、毎年11月後半に必ず出現しますね。成人の半数以上が罹患しているヘルペスですが、根治する手段が未だに無いことに驚きます。誰か開発してくれないかな・・(笑)。 さて、中学3年生は仮内申が出ました。 本日Googleフォームをお送りいたしますので、そちらからご報告下さい。すでにメールでお知らせ頂いた保護者様もいらしゃるのですが、報告内容が保護者様により異なり、どの数値を指しているのか明確に分からないものもありましたので、フォーマットで統一させて頂きます。ご面倒をお掛けましますが、よろしくお願いいたします。ご報告内容を元に、分析帳票を作成します。 仮内申を元に、学力検査で必要な点数を導き出します。すでに合宿勉強会で数学と理科の大問1を解いてもらい、受験問題のレベル感を現実的に感じた生徒さんも多いと思います。 受験は倍率というものが存在するので、無謀な冒険は避けるべきです。学校での三者面談は、残念ながら”感覚的なお話”が多い(先生によっては資料を作成されて、合格可能性を説明してくれる先生もいます。)ので、きちんと数字を見て判断していくようにしましょう。もちろんこれからの努力で実力・学力を積み上げ出来ますが、積み上げするのは自分だけではないと理解しておくことが必要です。 ライバルを追い抜くには、ライバルの2倍・3倍の努力をしていく必要があります。昨日も学校から帰って4時間寝続けて、その後塾に来たと堂々とお話されていた受験生がいました。嬉しそうに話をしている場合ではありません(苦笑)。ライバルはその間に努力を積み上げています。睡眠はもちろん大事ですが、何事もバランスが重要です。 話は変わり、英語の学習対策の話です。 10月・11月で多くの中学1年生の生徒さんにご入塾頂きましたが、英語の課題として文法の理解・単語の習得の2つが挙げられます。 文法が理解出来ていない場合は、そちらの習得が優先となるので、単語はどうしてもご自身で時間を確保してトレーニングして貰う必要があります。 小学生英単語だけでも、中学校の強化書冒頭で300語の復習があります。まずは、こちらのスペル・意味を暗記して行なって下さい。 数字や曜日・色・国名・・などの名詞、基本的な動作を表す動詞など、覚えていないと英作文が完成しない基礎単語は沢山あります。 昨日とある男子中学1年生君が、「先生、おれ毎日5個ずつ単語の勉強を始めたよ。」と教えてくれました。とても偉いと思います。 ただし、1日5個では1年生の残り期間で1年生の基礎単語を習得するのは間に合わないので、できれば10個にしていこうと伝えました。 まだ着手出来ていない生徒さんも、食事前の時間や朝30分早起きして取り組むなど、各ご家庭ごとに時間を確保されて下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.29 NEXT BACK