いま私が担当する鶴川教室では、英語が苦手な生徒さんには出来るだけ辞書引きをしてもらっています。

辞書引きの良さは、
①自ら能動的に調べ、ノートに書き写すことで、記憶に残りやすい。
②じっくり読むことで、その言葉の様々な意味や派生語を知ることが出来る。
③デジタル世代の子供たちには、ページをめくることに面白さがある。
こういったところでしょうか。

生徒さんに聞いてみると、中学校に入り、今まで英和辞書を引いたことが無かったとのこと。

辞書自体を持っていないということでしたので、上の兄弟が持っている可能性があるから確認してみようと声を掛けています。
ちなみに、何のために辞書を引いてもらっているかというと、3学期の学習範囲で重要な「一般動詞の過去形」を覚えるためです。

過去形は「規則変化」「不規則変化」がありますが、例えば不規則変化動詞を見ても、現在形の原形が理解出来ていないと、その意味さえも分かりません。
「先生、この単語の意味は何ですか?」と聞いてくるのは良いのですが、それを我々がぱっと答えたとしても、生徒さんの印象や記憶には残りづらいと思います。

やはり自ら主体的に調べたもののほうが印象に残りますよね。
辞書引きが初めての生徒さんは、その調べ方から指導いたします。

最初は「先生、調べても載っていません!」と言っていたのですが、だんだんと調べる速度も早くなってきています。
この辞書引きを自宅でも出来ると良いですね。
おそらく自宅に辞書が無い中学生は多いと思います。学校では辞書を指定購入品として指示を出していないところも増えましたからね。





トップページへ戻る