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先日、生徒が英語の授業を受けているときこんな会話がありました。
「微妙」という日本語は英語にすると・・・”So so.”でもないしね。
“A feeling that can’t be explained.”(説明できない感情)なんて長いしね。
「Bimyou」としか言えないね・・・

実は英語圏にない単語(風流、三日坊主とか)はたくさん存在します。それは英語圏にはない「感覚」や「文化」なのです。
また、逆のことも言えます。
“souvenir”という単語は日本語で「お土産」と訳されますが、誤っています。”souvenir”とは自分のためのお土産であって、人にあげるものは”gift”または”present”と言います。
このように言語を理解することはとても奥が深いことで、ボタン一つで訳せるから良いというものではありませんね。(本当は訳せていないのです)
つい最近まで大多数の日本人はアメリカ文化に憧れていました。だからこそ目標言語はEnglishで、目標文化はAmericanだったのです。しかしながら現代の私たちにとって、アメリカは必ずしも目標とは言えません。子供たちが好きなボーカロイド、アニメやゲームはmade in Japanなのです。
そういう中で子供たちにどう英語を推進すればよいのでしょうか。

「外国人が日本にやってくる、彼らの文化も理解しなければいけない」
今、まさにそういう時代です。年々外国人は増加すると考えられます。小中学生には実感しずらいとは思いますが、確実にさらなる言語能力が必要になってきます。もちろん個々の母国語をマスターするには無理があります。だからこそ共通の言語(英語)が必要なのです。日本は今、新たな国際社会に突入しております。
「なぜ英語を勉強しなくてはいけないのか、海外にいかないし」
こういう問いかけに確実に答えられることが大切だと思います。
外国人労働者との交渉に翻訳機がどれだけ役に立つのでしょう?彼らには彼らの言語や文化があり、思いはその中から生まれてきます。
そういう時代において、日本語にはない表現(気持ち)があることを生徒たちに知ってほしいのです。
個別学習のセルモ町田忠生教室では来年の2月からインターネットを利用した英会話教材を導入する予定です。インターネットで外国人講師とつながり、簡単なレベルから英会話に親しむことができます。外国語で海外の方とコミュニケーションをとることは「大切」ではありますが、何よりも「楽しい」ですよ!





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