【第5回】日帰り合宿勉強会 開催レポート![代表:宮谷]
昨日 12月13日(土) は、年内最後となる受験生向けの日帰り合宿勉強会を実施しました。

11月15日からスタートし、今回で 第5回目。
あっという間に折り返し地点です😊
会場は、「ぽっぽ町田」でした!
それではレポートをお届けします。
① 集合
今回は 2名の生徒さんが遅刻 しました。
理由は
・バスが混んでいて間に合わなかった
・家を出るのが遅れた
とのことでした。

ただし、2名とも 今回で2回目の遅刻 です。
遅刻は特定の生徒さんに偏る傾向がありますが、他の生徒さんに開始を待ってもらいました。
これから冬期講習、年始には合宿勉強会の後半も始まります。
しっかり改善してほしいと思います。遅刻した生徒さんの各ご家庭では、今一度出発時間の見直しをお願いします。
② 令和7年度 東京都立高校 数学・大問5(三平方の定理) 演習・解説

数学の大問5は、三平方の定理を用いた立体図形の問題です。
本来、この時期には学校でも三平方の定理の授業が始まっていなければならない単元ですが、
一部の学校では授業進度が遅れており、まだ未習の生徒さんもいました。
セルモ内でも
・すでに学習を終えている生徒
・まだ未着手の生徒
と 理解度にばらつき がありました。
そのため演習前に、
・三平方の定理の基本的な考え方
・直角二等辺三角形、直角三角形の辺の比
について整理してから演習に入っています。
解説を聞いて感じたと思いますが、
令和7年度の大問5は比較的、難易度が低め でした。
「これなら自分でも解ける」と感じた生徒さんも多かったと思います。
全員が 問1は必ず正解、
中堅校以上を目指す生徒さんは 問2も確実に得点 してほしいところです。
③ 令和7年度 東京都立高校 理科・大問3(地学) 演習・解説
理科の地学分野です。

大問になるかどうかは年度によりますが、地学が出題されない年はありません。
一方で、地学は
・苦手な生徒さん
・あまり関心のない生徒さん
が多い単元でもあります。
※ただ一人、地学が大好きな女子生徒さんの目がキラキラしていたのが印象的でした😇
そこで今回は、
まず 基礎用語(特に岩石の種類と特徴) を整理し、その後に演習へと進みました。
地層の考え方、火成岩と堆積岩の違い、
さらに火成岩も できた場所によって名称や特徴が異なる 点は重要です。
出題可能性が高い分野ですので、
名称・特徴は確実に暗記 しておきましょう。
④ 令和7年度 東京都立高校 理科・大問4(生物) 演習・解説

続いて理科の生物分野です。
昨年度の大問4は、近年出題頻度の高い 細胞分裂 がテーマでした。
地学と比べると専門用語が少なく、
学習時期も比較的新しいため、理解しやすい生徒さんが多かった印象です。
ただし特徴的だったのは、
解けた生徒さんと解けなかった生徒さんの差が非常に大きかった 点です。
・満点、または満点近くの生徒さん
・0点の生徒さん
と、はっきり分かれました。
細胞分裂・遺伝分野は出題可能性が非常に高い ため、ここは 必ず復習しておきたい重要単元 です。
⑤ 令和7年度 東京都立高校 社会・大問2(世界地理) 演習・解説

社会の大問2は 毎年、世界地理 です。
今年は
・定番の 気候(雨温図)
・自動車産業、航空機産業など 工業を中心とした問題
が出題されました。
これらの分野を学習・復習できていない生徒さんは、
ほとんど手が出ない内容 でした。
国名、その国の産業(工業・農業・漁業・サービス業)、
そして気候の特徴は セットで暗記 が必要です。
演習後には
・自動車産業・航空機産業の主要国の整理
・世界6つの州と53か国の名称テスト
を実施しました。
名称テストの結果は、
最高点:59点中37点
最低点:4点
国名を直接答える問題は少ないですが、
知らなければ解けない問題が多い のも社会の特徴です。
今回の内容は、必ず復習して定着させてください。
社会は難問が多い科目です。
辛抱強く、コツコツ取り組んでいきましょう。