セルモの教室長BLOG

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都立推薦入試作文 [教室長:松本]

みんな模擬試験の提出期限を守ってくれましたので、昨夜のうちに全員分採点できました。


回答用紙を採点しながらふとこんなことを思いました。


「もっと早く塾にきてくれていたなら」


しかし、その考えは即座に打ち消されました。


私たちができることなど微々たるものなのです。


せいぜい一つ一つのことを丁寧にやってほしいと伝えることくらいです。


「天体観測」という歌の歌詞にあるように実際は


「明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった」なのではないでしょうか。


子供たちは自尊心を持ち、主体的に考え、動いて、自分たちの「今」を生きていると思うのです。


少なくとも私は正しさというものを遠目に見ながら、自分を修正してきた気がします。


推薦入試を終えた受験生たちを見ても、自分たちの意志で力を出し切った、そのように映りました。彼らは知らないうちに大きく成長していたのですね。


以下、推薦入試の作文課題を一部ご紹介いたします。


■狛江高校(SNS禁止の法律に対する意見)


あなたは現在、総合的な探究の時間で行うディベートの準備をしています。
内容は改のとおりです。
『近年、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、若者の間で広く使われる
ようになっています。一方で、SNSの利用による様々な問題が起きています。
こうした中、オーストラリアでは 2025 年、16歳未満の子どもが YouTube や TikTok、Instagram などのSNSにアカウントを持つことを禁止する法律が成立しました。よって 16歳未満の子どもは閲覧はできるけれども、投稿はできません。』
この法律について、反対の立場であなたの考えとその理由を具体的な体験を挙げ、書きなさい。


■若葉総合高等学校(ロボットとの共存について)※縦書き


近年、ロボットの技術が発展し、私たちの生活の中にもロボットが身近な存在になってきています。例えば、ロボット掃除機や災害救助用ロボット、ドローン等があげられます。
ロボットと人間との関係において、良い面と気を付けなければならない面の例をそれぞれあげて説明しなさい。また、上記であげた面を踏まえて、ロボットと人間の共存について、あなたの考えを述べなさい。


■町田総合高等学校(高校での過ごし方)※縦書き


社会の一員としての役割を果たしていく上で、あなたが身に付けなければならないと思っていることを述べなさい。そして、それを高校生活で身に付けるために、あなたは本校で、「何を」「どのように」学んでいきたいのかを具体的に書きなさい。


■小川高等学校(高校での過ごし方)


本校には探求学習という、本やインターネットを見ても分からないことを調べる活動を行っている。あなたが本校入学後、どのような探究学習に取り組みたいか。そのテーマと理由を言いなさい。また、そのテーマの解決法を考えてみよ。


■町田高等学校(生成AIに対する小論文)※横書き


~生成AIについて〜


・生成AIの利用場面やリスクについての調査結果を元に、生成AIの利用状況やリスクの考え方にはどのような特徴があるか、(問1)理由も含めて考えを200字から250字以内。文章を読み、筆者の考えと、AIを使う利点を含め、あなたが思い出の作文を書くにあたり、どのような部分をAIに頼り、どのような部分を自分の力で行うか(問2)考えを300字から350字以内。


最近は変化球が多くてたいへんですね。


合格者に続いてほしいと思います!

中2生の受験はもう始まっている! 先輩たちの協力で見えること。 [代表:宮谷]

昨日は東京都立高校の推薦入試が行われました。 

試験会場へ向かう学生のイラスト

幸いにも、遅刻や欠席した生徒さんはいませんでした😊

終了して夕方登校してきた生徒たちの表情は、実に様々です。

「面接も作文も、手応えバッチリです!」 

「面接は練習通りできたけど、作文が少し難しかった……」


教室では、各生徒にどのような質問をされ、どんなテーマで作文を書いたのかを詳細に書面に書いてもらいました。

協力してくれた生徒さん達、ありがとうございました。

次年度以降の後輩の皆さんの受験に役立てていきます。



「練習量」が合否を分ける作文の壁

面接については、どの生徒さんもしつこいほどに練習を積み重ねてきた成果もあり、全員が落ち着いて対応できたようです。


一方で、明暗を分けたのが**「作文」**です。

作文のイラスト

 個別学習のセルモでは、中3の早い段階から作文練習会を実施してきましたが、早期から参加していた生徒と、直前に慌てて開始した生徒では、やはり書く力に明らかな差が出ました。


今の小・中学校では、文章を論理的に書く機会が極めて少なくなっています。


学校の授業では「自由に書く」ことが尊重されますが、「受験作文」はスキルです。


スキルを磨くには時間がかかります。だからこそ、次なる受験生である中学2年生の皆さんには、ギリギリでの準備は避けて欲しいと切に願っています。

時間を忘れてしまった人のイラスト(女性)

セルモでは毎年中学3年生には、早い段階で練習会を開始しています。


しかし、途中の練習会には参加せず、受験ギリギリになって「先生作文や小論文助けて下さい!」というパターンが毎年ありますが、やはり時間切れでスキルをあげきれません。


今後増えるキーワードは「探究学習」?

今年の作文テーマを分析すると、ある明確な変化を感じました。 それは、いくつかの学校で**「探究学習」に関する問いが出題されている**という点です。


「探究学習」とは、生徒が自ら問いを立て、情報を収集・分析し、答えのない問題に取り組む能動的な学びのことです。

走る人たちのイラスト(女子学生1)

【探究学習の3つのポイント】

  • 自律性: 自らテーマを設定する

  • 論理的思考: 情報を整理・分析する

  • 創造性: 自分なりの答えを導き出す

2022年度から高校で必修化されているのが、出題に関係しているでしょう。


 具体的には、「中学校時代の見聞や経験」と「高校卒業後のキャリア」「高校の探究学習で取り組みたいこと」を絡めて書かせるわけです。


事前にそういったことをしっかり考えておかないと、対応出来ないテーマですね。


セルモでは面接練習や自己PRカードの添削を通じ、「高校卒業後の目標」をきちんと掘り下げます。


このプロセスを丁寧に踏んでいた生徒は、こういったテーマにも対応できたはずです。

作文の添削をしている先生のイラスト(女性)

現中学2年生の皆さん。 受験は、ただ机に向かうことだけではありません。


 「自分は将来どうなりたいのか」を考え始めることが、受験勉強の最大のモチベーションになります。

階段を登る人のイラスト(男性)

ぜひご家庭でも、「将来どんなことをしてみたい?」という会話を増やしてみてください。それが、1年後の合格への第一歩になります。

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