セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

それぞれのテスト [教室長:松本]

先週と今週は各中学校で中間テストが実施されております。


忠生中学校はすでにテストが終わっており、生徒たちから結果を聞いております。


画像はお渡ししたテスト対策授業プリントと実際のテスト問題です。



たまたまですが、まったく同じ問題でした。


生徒たちに尋ねますと、同じ問題だとわかっていても苦戦したようです。


すらすら問題を解くには相当な反復練習が必要です。


ある生徒さんは途中まで解いて、時間がかかりそうだったので見直しに時間を回したようです。


全体像を見て、最大限の結果を出すことをすでに学んでいることに感心しました。


また、当日にテスト問題を持参してくださった生徒さんも素晴らしいと思います。


わからなかった問題を質問してきました。


がしかし、翌日の科目に集中するようアドバイスいたしました。


木曽中学校の3年生の社会は依頼がありましたので、学校のプリントから一問一答を作成して解いていただいております。


「やればできる松本先生の歴史問題」


「松本先生の歴史問題ナンバー2」


お子様へ問題を出す際のヒントになれば幸いです。小山田中生も戦後の歴史の勉強になりますよ!


できれば山崎中学校の「公民」も作りたいのですが教科書p42からp101と膨大過ぎて苦戦しています。「人権思想」は近々公開いたします。


これなんでしょう???


そんなわけで、日々まい進しております。


明日は秋分の日でテスト対策授業+夜は通常授業がございます。


追加のテスト対策授業、振替授業をご希望の場合はエアリザーブまたはLINEでお知らせくださいませ。

ご予約は→エアリザーブ

鶴川教室テスト対策授業レポート [代表:宮谷]

先週末20日(土)・21日(日)、鶴川教室では連続で2学期中間テスト対策授業を実施しました。

先々週末の土日は鶴川中学校3年生が修学旅行のためテスト対策授業実施出来ず、この週末に集中して取り組んだ形となります。

土曜日は昼から、日曜日は朝から大勢の生徒さんが登校し、特にテスト範囲の基礎学習がまだ終わっていない生徒さんの集中力が素晴らしかったです。

ただし、基礎学習はあくまで「全体を一通り網羅した」に過ぎません。ここからは復習(2周目)や問題集での仕上げが重要です。

また、数学や英語に時間を使い切ってしまい、国語・理科・社会が心配という生徒さんもいます。中には「公民を全然やっていない…」という声もありました。内申点に直結する定期テストですから、帰宅後すぐに未着手範囲に取り組むよう伝えています。

集中して勉強をする人のイラスト(女性)

一方で、進度の速い生徒さんは5科目のテスト範囲をセルモシステムで2周(宿題を合わせると4周)、問題集でさらに2周、自宅でも繰り返し学習しています。つまり合計すると、8-9周は解いていることになるので、この積み重ねの差は大きいです。

オリンピックのイラスト「陸上競技・マラソン」

こうした差は一時的な努力だけでなく、小学校からの学習の積み重ねによって生まれています。

加点方式のイラスト(女性)

ですから、現在小学校4~6年生の皆さんには、算数(数学)・英語・国語をしっかり先取りしておくことを強くおすすめします。中学校の学習内容は想像以上に難しく、単なる精神論では乗り越えられません。基礎知識の確実な習得と十分な演習量こそが力になります。

机で勉強をする生徒のイラスト(男子)

小学5・6年生を対象とした 「中学校進学準備講座」 も受付中です。


どの学年の皆さんも、「学びの秋」を充実させていきましょう!

よくできるようになりました [教室長:松本]

いくぶん涼しくなってまいりました。


忠生教室では昨夜もたくさんの生徒さんたちが学習に励んでおりました。


※たまに第二の家と呼ばれます


皆めきめき力をつけてきたなと思う反面、これが本来の実力なのだと思っております。


中学1年生の正負の数の加減法ができなかった生徒さんが

因数分解を解いています。


分数のたし算とかけ算が曖昧だった生徒さんが

二次方程式の文章題を解いています。


方程式の移項や等式変形ができなかった生徒さんが

連立方程式や一次関数を解いています。


自習にきては「今自分が何をするべきか」を考えて予定を立てています。


私はなんとなくいるだけですので、

生徒たちは奇跡的な成長を遂げます。


様々な学習手段、教材がそろっているこのご時世、自分の存在意義とは何か考えてしまいます。


しかし、それはきっと「道先案内人」のように、


「何を使ってどのように学習するべきか」を提案する役割なのかもしれません。


ただ学校のワークを終わらせるだけではなく、


「その漢字本当に書ける?読める?」


「やるせないってどういう意味?」


「ルントウって誰?」


と突っ込みを入れることによって初めて生徒たちも自分自身の「学習の甘さ」に気づけるのではないでしょうか。


ちなみに、今日も「中1の国語の教科書が消えました(TT)」と書こうとしていたのですが、先ほど生徒さんが届けてくれました。ありがとうございます。

画像

【授業サポート】弱音を吐きつつも頑張っている生徒さん達! [代表:宮谷]

昨日の鶴川教室では、中学3年生の生徒さん達が頑張って学習に取り組んでいました。

ただ、鶴川中の3年生は修学旅行から帰ってきたばかりで、疲れが抜けきっていない様子も見られました。

旅行に行く学生のイラスト(ブレザー・男性2)

行き先は広島で、新幹線の移動に片道3時間半ほど。京都や奈良に比べ1.5倍の移動時間があり、慣れない環境や長旅で疲労感が強かったようです。新幹線が旧型車両だったこともあり、揺れで酔ってしまった生徒もいたそうです。

新幹線のイラスト(のぞみ)

それでも目前に迫った定期テストに向け、皆それぞれの課題に取り組んでいました。


既に5科目の基礎学習を終え、2周目や問題集で仕上げに入っている生徒さんもいます。

走る人たちのイラスト(女子学生1)

ここまで来ると「どこが曖昧なのか」を自覚でき、効率良く対策が可能になります。もちろん、この状態に至るまでには春休みから積み重ねた流れがありました。

走る人たちのイラスト(男子学生1)

その他、テスト範囲表には書いていないけど、出題される可能性がある数学の図形の証明問題などにも取り組む余裕があります。


一方、進度に課題が残る生徒さんは、まず数学や英語のテスト範囲を終えることが目標です。

焦って勉強をする学生イラスト(女子学生)

通常授業とテスト対策授業を組み合わせて進めていますが、基礎を終えた後は問題集を使った仕上げが必須。時間との勝負ですので、テスト対策授業は出来るだけ参加してほしいと思います。

先生・講師のイラスト

どの生徒さんも教室に来ている間は真剣に頑張っています。ただ、差が出るのは自宅学習。どうしても甘えが出やすく、机に向かわず他のことをしてしまうことが多いです。その意味では、自宅での学習に自信が無い生徒さんは、教室に来て学習に集中することが最も効果的です。自習もウェルカムです。

机で勉強をする生徒のイラスト(制服男子)


弱音を吐きつつも、皆一所懸命に努力しています。その頑張りに応えるべく、私たちも全力でサポートしていきます。

【授業レポート】一次関数の理解を深めるために細かい確認と修正・指導 [代表:宮谷]

昨日、ある中学3年生の生徒さんが、二次関数の理解を深めるために一次関数の学習に取り組みました。

二次関数の変化の割合は一次関数と同じ公式を使うため、どうしても一次関数の変化の割合の理解が必要なのです。

プレゼンテーションのイラスト「ホワイトボード・グラフ・男性」

テスト対策授業・通常授業を通じて進めましたが、生徒さんは頑張ってはいるものの、自力で正答を導くことが難しく(たくさん質問はしてくれるのですが)、いくつかの課題が浮き彫りとなりました。


① グラフの傾きの理解

一次関数は「右上がり」「右下がり」という二つの形があります。ところが生徒さんは、この「上がる」「下がる」という言葉に混乱し、うまくイメージをつかめませんでした。


「左右の違い」と「上下の違い」がごちゃまぜになってしまい、言葉でも図でも理解が進まなかったのです。


そこで実際に体を使って、右上や右下に手を伸ばしてもらいました。すると、身体感覚とグラフの向きが結びつき、ようやく納得できたようでした。

体操のイラスト(男の子)


② 切片の理解


切片とは、一次関数の直線がy軸と交わる点(x=0のときのy座標)です。ところが、生徒さんが解答すると毎回違う数字を出してきます。


どうしてそうなるのか理由を尋ねても、生徒さんはうまく自分の言葉説明できず、こちらも「困ったな」と思って観察したところ、ある“独自のルール”を信じていることが分かりました。


学校や参考書で習ったわけではなく、自分なりに作り出した間違えた方法を「正しい」と思い込んでいたのです。

ルールブックのイラスト


一度強く信じた誤解を修正するのは簡単ではありません。なぜ間違っているのかを具体的に示し、納得してもらう必要がありました。


「◯◯君は、切片を恐らく・・・のように導き出していると思うけど、それは切片の値ではなく、△△からの距離なんだよ。」と、具体的にグラフを書いて何が間違えているのかを説明すると、「ずっとそうやっていた…。」とのことでした。


③ 一次方程式の移項計算

一次方程式は中1から繰り返し練習してきた分野ですが、ここでも“独自解法”が定着してしまっていました。


正答率は低くても「自分のやり方」へのプライドがあり、標準的な解法を素直に受け入れられません。

勉強をする男の子のイラスト

しかし今回は、内申点に直結する大事な定期テスト直前です。まずは正答率を優先し、先生の指導通りの手順を模倣して取り組むよう伝えました。


一問ずつ式を書いて、それを書き写してもらう、しかし復習では、独自の解法に戻ってしまい間違う..、この繰り返しでしたが、根気強く修正してだんだんと形があうようになってきました。


【まとめ】

勉強が苦手になってしまっている生徒さんを「理解できる・自力で解ける」状態に導くには、細かい確認と声かけ、そして思い込みの修正が必要です。


今回の生徒さんは最終的に全てを自力で解けたわけではありません。次回以降も確認を重ね、さらにテスト範囲の二次方程式に取り組む必要があります。


残された時間は多くはありませんが、内申点に大きく影響するテストです。最後まで全力でサポートしていきます。

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