こんにちは。
セルモ町田代表の宮谷です。
先々週・先週に引き続き、町田の「ぽっぽ町田」にて、第8回目となる日帰り合宿勉強会を実施いたしました。
お隣は、町田青年会議所さん主催の「市長選ネット討論会」の会場となっていました。

都立推薦入試の合格発表を間近に控え、生徒たちの様子には少し緊張や落ち着きのなさが入り混じっている場面も見受けられました。
私からは生徒たちへ、**「合否に関わらず、高校入学後の学力水準を高めるためにも、今この瞬間、目の前の勉強に全力で向き合おう」**と改めて激励し、気を引き締めて演習に入りました。
さて、今回からは各教室での過去問演習に加え、**「Tokyo V(ファイブ)」**という都立入試対策問題集を導入しました。これは問題形式、解答方式、用紙の質感まで本番そっくりに作られた実戦的な教材です。
過去問の場合、すでに学校や自宅で解いたことがある生徒は高得点が出てしまうことがありますが、この「Tokyo V」は全員が初見で取り組みます。そのため、**「現時点での真の実力」**がより明確に浮き彫りとなりました。 本番までにできる限り多くの回数をこなし、実践力を養ってまいります。
1. 都立二百字作文対策:白紙をゼロにする特訓
「Tokyo V」に取り組む前に、多くの生徒にとって共通の課題である「二百字作文」の集中対策を実施しました。

近年の傾向として、自分の考えを言語化することを苦手とする生徒が増えています。過去問演習でも「作文が白紙のまま」というケースが散見されたため、今回は以下のステップでトレーニングを行いました。
「型」の伝授: 令和3年度〜7年度のテーマに沿った見本5種と、令和8年度の出題予想に合わせた見本5種を作成。
書き写し練習: 「構成」や「意識すべきポイント」をレクチャーした後、実際に書き写すことで基本のリズムを体に覚え込ませました。
まずは「型」を理解し、そこから自分なりの表現を広げていくステップです。予想問題については時間切れで完了していない生徒も多いため、ぜひご自宅でも取り組むようお声がけください。
2. 国語:得点差を分けた3つのポイント

「Tokyo V」第1回の結果、生徒間で得点に差がつきました。要因は明確に以下の3点です。
漢字の書き取り
物語文・説明文の選択問題(根拠を持って選べているか)
二百字作文の完答
特に漢字のミスが目立つ生徒は、今からでも毎日漢字に触れる時間を確保してください。
また、国語は平均点が高いので、作文は諦めた時点で合格が遠のきます。1.のトレーニングを復習し、1点でも多くもぎ取る執念を身につけてほしいと思います。
3. 数学:大問1の徹底と作図の成果
数学は国語以上に得点差が顕著でした。特に**配点の46点を占める「大問1」**での取りこぼしが、一部の生徒さんの大きな課題です。

今回は計算・確率・円周角・作図というオーソドックスな構成でした。つまり、今の時期には「確実に解けなければならない問題」です。満点を逃した生徒は、大問1に集中した復習(都トレの解き直し)を最優先で行う必要があります。
明るい兆しとしては、前回対策した「作図」が正解できる生徒が増えたことです。今回苦戦した生徒も、垂直二等分線や角の二等分線などの基本操作を、前回の教材を使って必ず復習しておきましょう。
4. 英語:自由英作文の「割り切り」
英語の差は「自由英作文」が書けているかどうかにありました。 正解できた生徒は、前回の演習で学んだ内容をうまく応用できていました。

一方で書けなかった生徒の多くは、**「立派な英文を書こうとしすぎている」**傾向にあります。
入試で求められるのは、難しい表現ではなく「ミスがない表現」です。
中学1年生+αの文法で十分ですので、確実に得点できる書き方を徹底させましょう。前回配布した資料を改めて見直し、練習に取り組んで下さい。
また、長文読解については「慣れ」が重要です。各教室の学年末テスト対策の時間も活用し、少なくとも10年分を目標に演習量を積み上げていきましょう。
今回の合宿では、現時点での「合格圏内との距離」がシビアに見えた生徒もいます。
しかし、課題が明確になった今こそが最大のチャンスです。漢字、計算、英作文といった基礎を固め直すことで、点数はまだ必ず伸びます。





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