セルモの教室長BLOG

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高校生の中間テスト結果 [教室長:松本]

暑いですね!


先日アメリアのダイソーで、生徒用の飴を購入してきました。塩特集コーナーだったようで、全部塩味で落胆していたのですが、熱中症対策として役に立ちそうで良かったです。


さて、高校生の中間テスト結果が返ってきました。


どの生徒もほぼ全科目平均点を超えており、安堵しております。


O高校へ通う生徒さんは歴史総合90点、クラス2位と圧巻の成績。


M高校へ通う生徒さんは言語文化で学年22位!!!さすがです。


本当によく頑張っております。


大学入試は高校の成績で決まる時代なので、気を抜かず期末テストも頑張ってほしいと思います。



さて、中学生は今週から期末テストが始まります。木曽中学校は来週スタートですね。


そんな中、運動部の皆さんは大会真っ只中でして、サッカー部、バスケ部、テニス部、バドミントン部と勝ち進んでいるではありませんか!


生徒たちと会話しながら勉強以外にも高校見学への予約状況、部活の状況、体調面にも目を光らせております。


学習塾の本分とは、大切なお子様の成績を上げることです。


その成績に大きく影響を及ぼすものは様々です。


踏み込み過ぎず、しかしながら生徒たち、保護者様の絶対的な味方でありたいと私たちは考えております。




現在、夏期講習と保護者面談を受け付けております。


夏期講習は例年通り早々に満席になることが予想されます。予めご了承くださいませ。


保護者面談では高校見学、受験対策、1学期の様子などお話しさせていただきます。


よろしくお願いいたします!

必読:中学校英語がさらに前倒しに!? 〜小学生のうちに始めるべき理由とは〜 [代表:宮谷]

今日の最高気温は35度を超える予報です。


昨日も31度を超えていて、すでに朝からうだるような暑さでした^^;

我が家の子どもたちには、昨晩仕事帰りに買った「凍らせたアクエリアス」「塩分チャージタブレット」を持たせて登校させました。

コンビニで買える冷凍ペットボトルの種類は? 大手3社で調査してみた【セブン・ - macaroni
今日から水泳の授業も始まるようですし、休み時間には校庭でドッジボールが流行っているようなので、熱中症対策が欠かせません。


■ 英語「現在完了形」が中2に前倒しへ

さて、本題です。


国の学習指導要領の改定や教科書改訂により、主要単元の“学年前倒し”が続いています。

昨日も、新たな前倒しに気づきました。


それは「英語の現在完了形」が中学3年生から中学2年生へ前倒しになるということです。


現在は移行措置期間中のため、今の中学3年生はこれまで通り1学期の期末テストで現在完了形を学んでいます。


そして、今の中学2年生も来年度(中3)に習う予定です。


つまり、現在完了形を中学2年生で学ぶようになるのは、今の中1と小学生世代から、ということになります。


■ 英語の学力格差がますます広がる?

中学生の多くが、すでに英語の学習量の多さに苦戦しています。


そこにさらに文法事項が前倒しすることで、英語が得意な子とそうでない子の差が一層広がってしまうのではと感じています。


■ 小学校の英語授業では“準備不足”な現実

小学校で英語が教科化されて数年が経ちます。


しかし、本ブログでも度々お伝えしている通り、現状の小学校英語の内容では、中学校英語に対応しきれません

  • 文法の説明はほぼ無い

  • 単語の暗記も無し

  • 「話す・聞く」中心で、自主学習頼み

本来、小学生のうちに身につけておくべき内容は――

  • be動詞

  • 一般動詞・助動詞などの基本文法

  • 5W2H(疑問詞)

  • 英単語300-500語


ところが、これらを「絶対に覚えないといけないよ?」と学校側からも言われないので、子どもたちや家庭サイドも意識出来ずに時間が過ぎているのが現状です。


■ 中学進学後、つまずかないために

さらに中学校でも、文法の詳しい解説や単語暗記のサポートはほとんどありません


つまり、自主的に学んだ生徒か、塾や英会話など外部でサポートを受けた生徒以外は「何をやっているか分からない」状態に陥ることも…


■ セルモでは算数→英語へのシフトも可能

算数の進度が順調なお子様は、ぜひ小学生のうちに英語の学習にも時間を割いてください。


セルモに週2回以上通っている生徒さんで、算数に2〜3ヶ月分の「貯金」ができた場合は、週1回を英語に切り替えることも可能です。※あくまで算数の進度が十分であることが前提です。


もしまだ算数の貯金が十分でない場合は、英語は夏期講習などで学習時間を確保することをおすすめします


■ 単語学習は“習慣化”がカギ

中学1年生の教科書の冒頭には、小学生で習得済みとされる単語が300語以上掲載されています。


この単語を覚えるだけでも、かなりの時間が必要です。中学校に進学してから覚え始めると、中学校の英単語を覚える時間が確保出来ず、全体の進捗に支障をきたします。

  • 単語を覚える習慣が無いと、習慣付けに時間がかかる

  • スペル暗記が苦手な生徒も多い

  • 楽な方法は無いが、“地道に時間をかける”しかない


■ まとめ

英語の学習内容は、確実に難化・前倒しが進んでいます。


将来つまずかないためには、小学生のうちからの英語対策が重要です。

特に、「英語が嫌いになる前に」「分からなくなる前に」


早めに土台を作ってあげることが、将来の大きな差につながります。

子供達と花火を楽しむが、世界は平和を維持出来ない… [鶴川教室 教室長:宮谷]

私が担当する鶴川教室では、昨日も朝から1学期期末テスト対策授業を実施しました。


多くの生徒さんが集中して学習に取り組んでくれ、非常に充実した1日となりました😊


部活動の引退試合後に来てくれた生徒さんもいて、引退後もゆっくりしている場合では無いと心強いメッセージを聞くことが出来ました。

レイアップシュートのイラスト(女性)

特に数学や英語のテスト範囲をひと通り終えて、少しほっとしている生徒さんも見受けられましたが、「ここからが本番」です。


まだ復習や仕上げが十分でない方は、気を抜かず取り組んでいきましょう。


前半の単元は2〜3ヶ月前に学習した内容も多く、記憶が曖昧になっている部分もあるはずです。

脳波のイラスト
特に英単語や、教科書本文を使った英作文などは、繰り返しの復習が不可欠です。

実際に高得点を取っている生徒さんは、

  • 塾で2周学習+iワーク演習

  • 学校のワークも2〜3周繰り返し解く

    というように、徹底した繰り返しで定着させています。


また、昨日は社会(地理)を学習している生徒さんも見られました。

宮城県の地図のイラスト(都道府県)

半島・山脈・平野・河川名などは「名前+場所」で覚えることがポイントです。

秋田県の地図のイラスト(都道府県)

「牡鹿半島」と「男鹿半島」のように、似た名称を間違えやすいので、必ず地図で場所を確認して覚えましょう。

おいでよ男鹿 on X: "こんなにも違うからね!男鹿半島と間違って ...


余談:日曜夜は、家族でちょっとリラックス🎇


テスト対策授業が終わった日曜の夜は、土日にあまり一緒に過ごせなかった我が家の子どもたち、そしてその友達と一緒に自宅前で花火を楽しみました。

風はなかったものの、昼間の雨の影響で湿度が高く、少し蒸し暑い夜でしたが、

子どもたちが楽しそうに無邪気に遊ぶ姿に、改めて「平和のありがたさ」を感じました。


一方で、世界に目を向けると、依然として争いが絶えません。


先週はイスラエルとイランの間で戦闘が激化し、
アメリカ・ロサンゼルスでは大規模なデモが発生、外出禁止令が出るなど緊張が続いています。


本日からカナダでG7サミットが開幕しますが、こうした国際的な問題について各国首脳がどのような対応を取るのか、世界が注目しています。

カナダの国旗

【時事問題対策として】
これらの出来事は、社会の時事問題として出されることもあるので、ぜひお子様と一緒に国際ニュースにも目を向けてみてください。


ちなみに、2025年4月以降の時事問題候補を10個、AIにもリストアップしてもらいました。1,2,5,7,10あたりは是非把握しておきたいですね。


AIはリストアップしてくれませんでしたが、令和の米騒動もこの1-2ヶ月報道されているので、内容を把握しておきましょう。


【2025年4月以降の時事問題候補(10項目)】

  1. G7サミット(20256月開催/カナダ)

    → 世界的な物価上昇、AI規制、ウクライナ・中東情勢、気候変動問題などが主要議題。

    ※各国首脳の合意内容にも注目。

  2. イスラエルとイランの軍事衝突激化(20255月~)

    → 中東地域の緊張が高まり、国際エネルギー市場や避難民問題にも影響。

  3. 能登半島地震の復興状況(2024年元日発生/継続中)

    → 地域のインフラ再建、防災意識の高まり、日本の災害対策の課題が問われる。

  4. 生成AIと教育・社会への影響

    → 文部科学省による生成AIの学校現場での活用指針の発表(2025年春)、情報モラル教育の見直しなど。

  5. 大阪・関西万博(20254月開幕)

    → 「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマ。AI・環境・医療など先進技術への関心。

  6. 日銀のマイナス金利政策解除と円高進行(20253月以降)

    → 家計や物価、住宅ローンなど生活への影響と金融政策への理解が必要。

  7. ロサンゼルスでのデモ・政治的混乱(20255月)

    → トランプ前大統領に関する裁判・デモ激化。民主主義と表現の自由のあり方が問われる。

  8. ウクライナ情勢(ロシアとの戦争の継続)と世界の支援

    → 日本を含む各国の支援継続、平和構築の難しさ、避難民支援など。

  9. 日本の少子化対策と「こども家庭庁」の政策(2025年度)

    → 「年少人口の増加」「働きやすさ改革」など新たな施策の注目点。

  10. スポーツ・文化イベントの影響力(2025年夏)

   → パリ五輪(7月開催)への注目、eスポーツの正式競技化の議論、文化庁による伝統文化振興政策など。

テスト対策で結果を出す生徒の共通点とは? [代表:宮谷]

昨日は午前中に我が子の授業参観に参加し、午後から夜まで、鶴川教室にて1学期期末テスト対策授業を実施しました。

イラストは、実際に今日の学習風景を撮影し、AIでイラスト化したものです。「これ、うちの子の後ろ姿かな?」と分かる保護者さんもいらっしゃるかもしれません(笑)


鶴川教室ではこの日、5コマ(75分×5=計375分=6時間15分)の授業を行いましたが、そのすべてに参加し、さらに休憩時間も自主的に勉強を続けていた生徒が何名もいました。実質7時間以上、集中して学習に取り組んだことになります。

生徒ごとの進め方は異なりますが、まずは通常受講科目(数学・英語)のテスト範囲を終わらせ、それをしっかり理解できている場合は、次に国語・理科・社会といった他教科の対策へ。特に苦手な科目から順に取り組んでもらいます。


通常科目の理解が不十分な場合は、もう一周学習したり、まとめ問題や問題集を活用して定着を図ります。


早い生徒は、テスト2週間前の時点で3~4科目の範囲を終えています。こうした流れを作っている生徒は、1週間前には全科目を一通り終え、残り1週間を「自信のない科目の仕上げ」に充てることができます。

実はこの流れ、春休みからの積み重ねがあってこそです。春期講習で国語・数学・理科の先取り学習に取り組み、テスト範囲の6~7割を春のうちに終わらせておくことで、期末テスト前の負担を大幅に減らすことができるのです。


この準備ができていない生徒は、周囲の進度を見て「えっ、もう4科目終わったの!?」と驚きますが、それは計画的な取り組みの成果。理解してほしいのは、“流れを作ること”の重要性です。

そして、その流れに追いつくためには、「学習時間の確保」が不可欠です。


高得点を取る生徒に対し「頭がいいから」と思われがちですが、実際にはその分の時間をしっかり使い、できなかった問題を一つひとつ改善する「こだわり」を持って取り組んでいます。


実際、昨日も授業終了後に、ある生徒が難しい数学の問題について「なぜ解けなかったのか」を自ら質問しに来てくれました。こうした姿勢の積み重ねが結果につながっています。

※このイラストは、春期講習の風景をイラスト化したものです。

つまり、高得点の裏にあるのは「時間×こだわり」の力。そして、その原動力は“明確な目標”です。


今月末には、受験生向けに自己PRカード作成説明会も予定しています。ぜひこうした機会も活用していただき、お子様と一緒に、将来の目標や動機づけについて話し合っていただければと思います。

※鶴川中の学習確認テストで、高得点が取れた生徒さん達

また、生徒さんごとに順次、夏期講習のご提案書の配布を始めておりますので、2学期に向けての準備を始めていきましょう。

学校の先生に、伝えていただきたいこと [代表:宮谷]

最近、国の学習指導要領が難化していることにより、学校の授業についていけるお子さんと、そうでないお子さんとの学力差がますます広がっているように感じます。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

しかし、授業についていけないお子さんに対し、学校側が取れるサポートには限りがあります。

学校の教室の後ろのイラスト(背景素材)

例えば、算数・数学・英語など一部の教科では「少人数クラス」が設けられている場合もありますが、実際には先生の人手が足りず、設置できない学校も少なくありません。また、同じ学校でも学年によって対応が異なる場合もあります。


加えて、少人数クラスとはいえ、「個別対応」というほどの手厚さがあるわけではなく、授業内容が少し易しかったり、繰り返し回数が少し多かったりする程度にとどまるのが実情です。


そんな中、先日ある生徒さんから相談がありました。


「学校に行きたくない」とのことでした。


この生徒さんは、学校の授業内容が分からなくなったことをきっかけに、お友達の紹介でセルモに入塾されました。今は過去のつまずきに向き合いながら、順を追って課題を一つずつ克服している最中です。授業中はとても集中して頑張っています。

詳しく話を聞いてみると、学校の先生からの言葉がつらく感じられたようで、「そんな問題も分からないのか」と言われたように受け取っていたようです。


もちろん、先生が本当にそう言ったかどうかは分かりません。もしかすると先生は「これはできるようになろうね」と励ましのつもりだったのかもしれません。しかし、自信を失っているお子さんにとっては、ネガティブな言葉として受け取られてしまうことがあります。


実は、私たちも同じような経験があります。励ましのつもりでかけた言葉が、逆に傷つけてしまったというケースです。

ネガティブな人のイラスト

この生徒さんは、「保護者には話している」と言っていましたが、念のためご家庭にご連絡を差し上げたところ、保護者の方はその話をご存じなかったとのことでした。


こうした“すれ違い”は、決して珍しいことではありません。生徒さんが何かの拍子にそれに近いことを話していたとしても、保護者の方にとっては深刻な悩みとして受け取れなかったのかもしれません。


大切なのは、今現在、お子さんが「つらい思いをしている」という事実です。


私は保護者の方に、学校の先生に対して次のようにお伝えいただくことをお勧めしました。


「子どもに学習上の課題があることは保護者としても認識しています。現在は塾に通い、一つずつ復習に取り組んでいます。少し時間がかかるかもしれませんが、今は集中して頑張っているので、どうか温かく見守ってください。」


そして生徒さんには、次のように声をかけました。


「確かに分からなくなった単元はあるけれど、今ちゃんと一つずつ復習しているから大丈夫。気にしすぎず、自分を信じて頑張っていこうね。夏休みにはまとまった時間で復習もできるから、そこでまた力をつけよう。」


その後、生徒さんは集中して学習に取り組み、帰りには元気に挨拶をして帰っていきました。少し気持ちが晴れたのかもしれません。


このような相談は日常的にありますが、大切なのは「早めに対応すること」だと考えています。感情的にならず、事実を冷静に確認し、適切なサポートに繋げていくことが重要です。

男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

なお、冒頭でも触れましたが、今の学校教育は先生方にとっても非常に厳しい環境になっています。


授業時間は変わらない中で、体験学習や道徳教育の比重が増え、主要教科に割ける時間が減っています。そのため、家庭での学習や、私たちのような塾での補助が無ければ、すべての内容を消化するのは難しくなっているのが現実です。


だからこそ、「誰かのせい」にするのではなく、学校・家庭・塾が連携し、お子さんの成長をあたたかく支えていく姿勢が大切だと感じています

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