セルモの教室長BLOG

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努力を重ねて結果を大幅リカバリー! しかし、次回は「一寸先は闇」の可能性も…! [代表:宮谷]

今回の2学期期末テストで数学が90点を超えた中学2年生の保護者様から、

家庭教師のイラスト(男性)

「先生のお陰で9科目すべてで過去最高の得点を得られました。ありがとうございます。」


というお礼の言葉を頂きました。


この生徒さんは、一時数学の精度が乱れ、本来持っている力を発揮できない期間が続いていました。

テストを見て落ち込む生徒のイラスト(男子学生)

平均点は確保していたものの、明らかに“実力を出し切れていない”状態でした。


そこでテスト補習制度を最大限に活用し、保護者様にもテスト対策授業を積極的に受講いただき、生徒さん自身の学習時間の確保を徹底していきました。


数学の精度が出ない生徒に共通する課題

数学が苦手な生徒さんには、以下のような 知識面・取り組み面 の共通点があります。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

<知識面の課題>

1.用語の意味を正しく理解していない

2.用語と式が結びついていない

3.公式を覚え切れていない


<取り組み面の課題>

1.途中式を飛ばす

2.図・グラフ・条件を書かない

3.字が乱雑/小さすぎる/書く場所がバラバラ

4.復習しない・回数をこなさない

5.1冊だけで満足し、問題のバリエーションを解かない


生徒さんごとに課題は異なりますが、今回の生徒さんもこの中の複数項目に当てはまっていました。

落とし穴に落ちる人のイラスト

私の方で都度確認・指導を繰り返し、生徒さんも「何とか挽回したい」という強い気持ちで取り組んでくれました。


その積み重ねが、今回の成果につながっています。


しかし…“次回のテストは要注意!

今回の結果は素晴らしいのですが、次回の学年末テストは数学が大きく難化し要注意です。


理由①:合同の証明が出題される

中学校3年間で 最も点数が落ちやすい単元 です。


証明の書き方、論理の繋げ方、条件整理など、誰にとってもハードルが高い内容です。


穴埋め問題であればまだ良いのですが、


一からすべて書く証明問題が出た場合、正答率は一気に下がります。


理由②:確率・四分位数・箱ひげ図など作業量の多い単元が続く

単に覚えるだけではなく、手を動かして整理する力が必要です。


2学期に高得点だった生徒さんでも、大きく点を落とすケースは珍しくありません。


成績を維持するためには、「緻密な勉強」が必須

すでに教室では証明の学習に入っていますが、

生徒さんたちからは早くも

「難しい…」

「ちょっとやばい…」

という声が聞こえ始めています。

勉強が不調な人のイラスト(女性)


ただ一方で、

「今回の成績を絶対に維持したい!」

という前向きな気持ちもしっかり伝わってきます。

だからこそ、ここからが本当の勝負どころです。


合同証明は単なる暗記では太刀打ちできません。


問題の読み取り方、書き方、根拠の並べ方まで、丁寧な積み重ねが必要です。


教室では一つひとつの手順を確認しながら、

生徒さんが“落とし穴に落ちないように”指導を進めていきます。

今回良い結果が出た生徒さんも、今回うまくいかなかった生徒さんも、

次回の学年末は間違いなく 正念場 です。


これからもご家庭と連携しながら、

生徒さんの力をしっかり引き出していきたいと思います。

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