冬に向けて [教室長:松本]先日とある生徒がほっかいろを持っていました。確かに寒くなってきましたね。いよいよ受験シーズンです。最後までセルモの受験対策を受けた生徒は志望校に合格するだけでなく、高校生になっても努力し続けます。先日挨拶にいらした卒業生は現在国家試験に向けて猛勉強中です👇こちらの卒業生はクラスでぶっちぎりの1位です👇他にも高校部の生徒が「今回の中間テストで物理が満点かも!?」と言っておりました👇みんなすごいですね!中学部の生徒さんには成績優秀賞をお渡ししております。勉強というものはただ良い学校に進学するためのものではありません。努力することを学び、それによって成果を出せることを学びます。そして、一番肝心なことは、常に目標を持ち、前を向いて歩いていくことではないでしょうか。カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室2025.10.24いろいろなことがあった一日 [代表:宮谷]昨日は本当に「いろいろあった一日」でした。まず、鶴川教室の外側に設置した防犯監視カメラの件です。太陽と建物の位置関係の問題で、秋冬になると日が当たらず「充電がイマイチ進まない」という課題が出てしまいました。夏場は十分に日光が当たるのですが、季節の変化で完全に影になってしまうのです。当初から少し心配していたのですが、やはりその懸念が的中しました。そこで、ケーブルによる直接充電方式に変更し、カメラ自体も入れ替えることにしました。ソーラー式のものは、別の教室に移設予定です。こうした試行錯誤も、安全対策を強化していく上では大切な経験と前向きに捉えます。次に印象的だったのが、自習に来ていた生徒が音楽の授業の「歌舞伎」について学習していたこと。最近の音楽の教科書には、伝統文化として歌舞伎や能などの記述が多く見られます。その中に「出雲の阿国(いずものおくに)」という人物が登場していたのですが、生徒さんは最初「地名」だと思っていたようです。出雲の阿国が実在した人物であり、しかも女性であることを説明すると、「へぇ、そうなんだ!」と目を輝かせていました。ちなみにこの出雲の阿国、私の好きな漫画『へうげもの』にも登場する安土桃山時代~江戸初期の人物です。この出雲の阿国の踊りと、当時文化的に流行していた「傾奇者(かぶきもの)」が混じって、「歌舞伎」がうまれました。興味を持ってくれたようで嬉しかったです。👉 出雲の阿国(Wikipedia)その後の授業の合間には、少しほっこりする出来事もありました。お母様の仕事の関係でお迎えが遅くなり、教室で待っていた小学生の生徒さんが何度も窓の外を覗いて「まだかなぁ」と言っています。「あと何分くらいで着くって連絡あったよ」と伝えても、「もっと早く来るかもしれない!」とニコニコしながら外を見続ける姿が微笑ましかったです。本当にお母様が大好きなんですね。そして夜の授業では、図形問題の指導に想いをはせました。中学3年生は相似図形、中学2年生は合同図形に入りましたが、どちらも“作図”を避ける生徒が多いのです。図を丁寧に描いて条件を書き込めば、正確に比例式や角度を導けるのですが、どうしても「面倒だから書かない」。その結果、間違いが増えてしまいます。例えば、相似図形では、左右の向きを揃えて描くこと、対応する辺を明確にして比例式を立てることが大切です。見本を示して模倣してもらっても、復習ではやらないケースが多いため、とある生徒さんは“その場でやってもらう”方針に切り替えました。私が見ている前で、先程の見本通りに書いて・解いてもらう…。少し強制的ではありますが、テスト前の今は必要なステップです。中学2年生も同様で、合同条件を導く際の作図を省略してしまう生徒がいます。各自の復習の場面でしっかり観察し、声がけを継続していくつもりです。「点数は取りたいけど、面倒なことは避けたい」——まさに中学生らしい特徴ですが、この壁を乗り越えたときにこそ、本当の学力が育ちます。丁寧に取り組む習慣をつけ、成功体験を重ねていけるよう、これからも粘り強くサポートしていきます。日々いろいろな出来事がありますが、それもまたこの仕事の楽しさのひとつです。今日も一日、生徒さんたちと共に成長していきます。カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室2025.10.24