セルモの教室長BLOG

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サッカー観戦と「西高東低」の不思議 [代表:宮谷]

昨日6月22日(日)は、約2週間ぶりにお休みをいただき、夕方から「横浜FC vs サンフレッチェ広島」の試合を観戦してきました。

本当は、前日21日(土)のゼルビアの試合を観に行きたかったのですが、ちょうどテスト対策授業があり、断念…。代わりにこの日は、初めて「ニッパツ三ツ沢球技場」へ足を運びました。


Jリーグの会場としてはとてもコンパクトで、ピッチと観客席が非常に近く、臨場感たっぷりのスタジアムでした。雨も降らず、試合前には涼しい風が吹いていて、観戦には最高のコンディション。一人あたりの座席は少し狭めでしたが、それもご愛嬌ですね😊

三ツ沢公園公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会

※写真は公益財団法人 横浜市緑の協会より


さて、肝心の試合内容ですが……残念ながら前半で横浜FCが3失点。後半も早々に追加点を奪われ、結果は0-4と完敗。現在のJ1順位を見ても、広島は3位、横浜FCは19位ということで、まさに「実力差が出た試合」という印象でした。横浜の監督の苦悩が伝わってくるような内容でしたね。


実は私、サッカーにはそこまで詳しくないのですが、J1の順位表を見てふと気づいたことがありました。「あれ?上位チームって西日本のクラブが多くない?」


調べてみると、現在のJ1は「西高東低」の傾向があるようです。理由が気になったので、AIに質問してみたところ、以下のような答えが返ってきました。サッカーに詳しい方なら「たしかに」と思われるかもしれません。


🔍J1が「西高東低」になっている理由(AI回答)

✅1. 強豪クラブが西日本に多い

近年安定して上位にいるクラブは、西日本に集中している傾向があります。
例:ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、ガンバ大阪、セレッソ大阪、アビスパ福岡など。

✅2. 経営基盤や補強力の差

神戸は楽天の支援があり資金力が高く、大阪勢も大都市圏を背景に安定した運営。
一方、東日本の一部クラブ(柏、大宮、FC東京など)は、経営や補強が伸び悩む時期もあるようです。

✅3. 育成・スカウト体制の充実

広島やセレッソ大阪などは、アカデミー育成に力を入れており、下部組織出身の選手が主力として活躍中。地域密着型のスカウトも機能しており、戦力が安定しています。

✅4. 西日本出身選手の多さ

高校サッカーやユースの強豪校は西に多く、
(例:東福岡、履正社、興國、作陽 など)
地元出身選手が地元クラブに入りやすい土壌が整っています。

✅5. 東日本の伝統クラブが再構築期

鹿島、浦和、FC東京といった名門クラブは、監督交代や戦術の変化による再構築期にあり、やや不安定な成績が続いています。

✅6. 短期的な偶然の可能性も

ただし、今の順位はシーズン途中のものであり、あくまで一時的な傾向である可能性も十分あります。


📝まとめ

要因 内容
強豪の偏り 西に安定した強豪(神戸・広島・大阪など)が多い
経営基盤 資金力や育成投資の余裕があるクラブが多い
育成体制 下部組織出身選手の活躍やスカウトの精度が高い
地域力 西日本に高校・ユースの強豪が多く、地元選手との結びつきが強い
東の再構築 鹿島・浦和・FC東京などが世代交代や監督交代の時期にある
偶然性 今だけの傾向で、後半戦で東のクラブが盛り返す可能性もある

サッカーに詳しくなくても、観戦していると学びや気づきがたくさんありますね。


今後も、ゼルビアはもちろん、いろんなスタジアムに足を運んでみたいと思います!

1学期期末テスト対策授業レポート & バレーボールに学ぶ「粘り強さ」 [代表:宮谷]

昨日も期末テスト対策授業を行い、生徒それぞれが自分の課題に応じた学習に取り組んでくれました。

すでに主要5科目の学習を終え、セルモシステムやワークを3〜4周しっかり仕上げた生徒さんは、今回は実技科目(音楽・美術・技術家庭・保健体育)に集中して取り組んでいました。


都立高校を目指す場合、実技科目の成績が内申点に大きく影響しますので、非常に理想的な学習スケジュールだと言えます。もちろんこれは、春からコツコツと準備を積み重ねてきた成果です。


一方で、なんとか数学・英語の基礎学習を終えた生徒さんも、個別に希望を聞きながら国語や理科・社会の学習に取り組んでもらいました。


国語では漢文や国文法など、独学では難しい単元を解説しながら演習を進め、理科では化学・科学分野を中心に、ただの暗記では解けない問題にじっくり向き合いました。


ただ、生徒たちには繰り返し伝えているのですが――
「塾のテスト対策授業があるからと言って、“ノー勉”で来るのはやめましょう」と。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

週明けからテストが始まるというのに、それまで何も取り組んでいなかったのでは、正直困ってしまいます。


時間は十分にあったはず。目を背けず、向き合ってほしい。それが今回、私が強く感じたことです。


2学期の中間テストに向けては、ぜひ今回の反省を生かして、自主的に準備に取り組んでほしいと思います。
…とは言え、実際にはなかなか理想通りに進まないのが現実です。


だからこそ、夏期講習はしっかりと「学びのリズム」を作る場にしたいと考えています。
生徒の自主性や主体性に期待したい一方で、私たち教室側がある程度レールを引いてあげることで、保護者の皆様にもご安心いただけると思っています。


なお、受験生の夏期講習のお申し込みは受付終盤となっております。


まだお申し込みがお済みでないご家庭は、ぜひお急ぎください。


さて、テスト対策授業の後、自宅で食事をしながらTVで久しぶりに女子バレーボールのネイションズリーグ(日本vs中国)を観戦しました。

中国代表チームの平均年齢は約20歳、そしてなんと平均身長は190cm。
日本代表は平均年齢25歳前後、平均身長は170cm台と、体格的にはかなりの差がありました。


中国はすでに次のオリンピックを見据え、全国から将来有望な選手を集めてチームを構成しているようです。
それでも、日本代表は粘り強く応戦し、熱い試合を見せてくれました(結果は3-1で惜敗)。


試合を見ながら、どんなに厳しい状況でも、諦めず粘り強く戦う姿勢の大切さを改めて感じました。


勉強や受験も同じです。


思うように点が伸びない時期もありますし、他の生徒と比べて焦ることもあるかもしれません。
でも最後まで粘り強く取り組めた人が、結局は結果を出していきます。


今日(6月22日)はチェコ戦があるようですので、ぜひ皆さんも時間があればご覧になってみてください。
BS-TBSで放送されています!


▼番組情報はこちら
https://www.tbs.co.jp/volley-nationsleague/result/

子どもたちもAI生成に興味津々!小学生の体験学習が続いています [代表:宮谷]

昨日金曜日の鶴川教室では、16:30からたくさんの小学生たち(みんな仲良しです!)が来校し、競い合うように確認テストに取り組んでくれました。

全員が100点のご褒美を目指して真剣そのもの。楽しみながらも自然と集中力が高まり、学びへの意欲が引き出されるのは、セルモならではの良さだと感じています。


せっかくなので、100点を取った生徒さんの記念写真を撮影し、それをAIでイラスト化してプレゼントしたところ、大盛り上がり!「自分もイラストにして!」と他の生徒たちからもリクエストが続きました。

そこで、「授業に集中して真剣に取り組むこと」を条件に、私も合間を縫ってAI生成を実施。特に男の子たちは「先生、男前にして作って!」と積極的(笑)。AIには「写真より少しだけ男前にお願いします」とお願いしたところ、絶妙な仕上がりに、生徒も満足げでした。

彼らが中高生になる頃には、AIを活用する力がより求められる時代になります。今後、当教室でも「小学生・中学生向けのAI入門講座」などを企画していければなと思います。


さて、その後は小学4年生の生徒さんの体験授業中学生・高校生の定期テスト対策と、休む間もなく一日が過ぎていきました。

体験に来てくれた生徒さんは、初回ながら非常に集中して学習に取り組んでくれました。課題があっても、集中して真剣に向き合えば、きっと乗り越えることができます。


今日はその弟さんも体験授業に参加されましたが、お二人とも数的感覚が非常に優れており、しっかりと課題に向き合って学習を重ねていけば、算数・数学が得意科目として大きく成長していくはずです。


そうした経験の積み重ねが、今後の学習の土台となり、大きな自信にも繋がります。


ぜひセルモで安定した学習機会を確保し、着実に“自信”を積み上げていってください!

論語が本当に「腑に落ちる」のは、大人になってからかもしれません [代表:宮谷]

中学3年生の1学期期末テストでは、多くの中学校で「論語」が国語の範囲に含まれています。

孔子 | ブッククラブ回

論語は、春秋時代の中国の思想家・孔子の言葉を弟子たちがまとめた書物で、冒頭に登場するのが有名な一節…


「学びて時に之を習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや」

現代風に訳すと、「学んだことを時おり復習することで、理解が深まり、楽しく感じるものだ」という意味になります。

「復習」のイラスト文字


この一節が中学3年生の教科書に載っているのは、おそらく受験を控えたこの時期に、「復習の大切さ」を伝えたいという意図があるからでしょう。


私がセルモで論語を扱うときには、単に意味や現代語訳を教えるだけでなく、「なぜこの言葉が今の自分に大切なのか」という背景まで丁寧に伝えるようにしています。


復習を重ねて得点が上がったり、大きく成績を伸ばした経験がある生徒は、きっとこの言葉の意味を肌で実感できるはずです。

昨日もとある中学3年生の男子生徒さんが、5科目で◯◯◯点絶対超える!と意欲的に頑張ってくれていました。

元気な男性のイラスト

彼は苦手な科目の成績を、何度もくり返し学習することで大幅に改善したことがあるので、「くり返し努力すれば、良い成績を取れる。」と理解しているわけです。

やる気のある中学生・高校生のイラスト(男子)


一方で、復習をおろそかにし、行動に移すことができなかった生徒にとっては、この言葉の意味はどこか遠くに感じられるかもしれません。


もしかすると、多くの子どもにとって「くり返し考えること」「実際に行動することの大切さ」を本当に理解できるのは、大人になってからなのかもしれません。


大人になれば、仕事・家庭・子育てなど、あらゆる場面で「自分で考え、決めて、動く」ことが求められます。そしてその判断を短時間でくり返す力が、日々の生活や仕事の質を少しずつ高めていきます。

ワーカホリック・仕事中毒のイラスト(女性)

そう考えると、論語の言葉は、まさにその“思考と行動の助走”を学ぶ中学生にこそ、届けたいメッセージなのだと思います。


教科書の編者や先生方が、子どもたちに少しでも人生の指針を届けようと工夫されているのがわかります。


ただ一方で、現代の教育は教科や内容が多すぎて、一つひとつの教科の本質にまで踏み込めない側面もあります。


本来は、その子の将来の志向や進路に応じて、もう少し科目の重点を柔軟に変えていくこともあって良いのかもしれません。

スタートは同じでも、機会損失を重ねると大きな差に! [代表:宮谷]

近年まれに見る暑さが続いています。

暑い人のイラスト(男性会社員)

本日、車のディスプレイに表示された外気温はなんと38度。


6月とは思えない暑さに、7月・8月が思いやられます。

夏バテのイラスト「ペンギンさん」

気象庁の「過去の気象データ検索」によると、東京で記録された6月の最高気温は2005年6月28日の36.2度とのこと。


観測地点や時間帯によって差はありますが、今年はそれを上回る勢いです。



さて、教室では連日「1学期期末テスト対策授業」を実施しています。

早めにスタートした生徒さんたちは、通常授業で学習している科目のテスト範囲を終え、現在は別の科目に取り組んでいる段階です。


進みの早い生徒さんの中には、セルモのシステム上で主要5科目を一通り学習し終え、学校のワークやiワーク・新ワークなどの演習に移行しているケースもあります。しっかり進んでいる生徒さんほどモチベーションが高く、この頑張りを成果に反映させるべく、寸暇を惜しんで勉強に取り組んでいます。

意識の高い人のイラスト(女性)

ただ、ここで誤解していただきたくないのは、「早く終わった=もともと成績優秀」ではないということです。


入塾時点では学力も得点も大きな違いがなかった生徒さん同士でも、
日々の授業や季節講習・テスト対策授業といった学習機会をどれだけ活かしてきたかによって、進み方に大きな差が生まれています。

走る人たちのイラスト(男子学生1)

セルモでは、通常授業はもちろん、テスト対策や季節講習もできる限り通いやすい費用でご提供しています。
「自分で勉強できる」とおっしゃる生徒さんもいますが、やはり学習量や学習環境の確保という点では、教室での時間を活用いただく方が効果的です。


以前のブログでもお伝えしましたが、今の定期テストは一夜漬けでどうにかなるような範囲ではありません。


だからこそ、早め早めに進めて“学習の貯金”を作り、何度もくり返し演習することが、得点アップへの近道です。

走る人たちのイラスト(女子学生1)

この時期、ぜひ学習機会を最大限ご活用ください。今週末のテスト対策授業も、まだまだ受け付けています。

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