7月上旬の数学の学習ですが、中学3年生は現在二次方程式、中学2年生は一次関数、中学1年生は文字式の計算を進めている生徒さんが多いです。

今日は中学2年生の一次関数について少し書きたいと思います。

一次関数は小学校4年生の「ともなって変わる(教科書により多少の名称の差があります。)」から始まり、中学3年生で二次関数となります。

高校以降も関数は続き、数学を学習している以上絶対に無視出来ない単元です。
中学2年生にとっては、2学期数学のメインの単元になるわけですが、この単元を苦手にする生徒さんが近年非常に増えており、学校によっては2学期の平均点が30点代になることも珍しく無くなりました。

ちなみに、全国の学習塾の先生のSNSによると、2学期どころではなく、1学期の時点で平均点が40点代に突入した学校も多数あり、基礎計算から深刻な状況であることが分かります。
一次関数に話を戻しますが、関数とは片方の値(Xの値)が決まれば、もう片方の値(Yの値)が決まることを指します。

この2数の関係値が「比例」なのか「反比例」の関係にあるのが中学1年生までで、中学2年生からは、新たな要素が増えてきます。二数の関係が、「一次式に比例」・「二次式に比例」と増えていくわけです。

文章で考えたり、グラフで考えたり、さらに方程式の計算が理解出来ていないと関数は解けないため、まさに数学の様々な要素を理解している前提で学ぶ単元と言えます。
だからこそ、なんとか夏休み終了までに関係する基礎要素の復習を終わらせたいのです。
関数が苦手な生徒さんには共通点があります。それは小学校の分数の考え方が苦手ということです。
分数の計算自体がある程度出来ても、分数的な考え方が分からないまま来ている生徒さんが特につまずきます。
関数を理解するために必要な「変化の割合(グラフの傾き)」の計算も、基本的には分数の考え方に立脚します。





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