先日触れた「先入観」について少し補足いたします。苦手という先入観で生徒たちはずいぶん伸び悩んでいると感じています。私たちは知らず知らずのうちに先入観を持ちます。それは自然なことで、経験に基づく根拠ある心理作用だからです。ただし・・・
本当にその教科、苦手なのですか?
苦手意識が「特定の教科」に向けられたとき、その先入観は大きな壁となります。生徒はその教科に見向きさえしなくなります。
教室で何名かの生徒に「簡単な魚を描いて」と言います。するとどうでしょう、みんなの魚はほぼ左を向いています(焼き魚の影響ですかね)。次に実物大の1円玉を描いてもらいます。ずいぶん小さな1円玉を描きます。実際の半分くらいの大きさに生徒自身が驚きます。
これは私たちの勝手な思い込みなのです。魚は実際には縦横無尽に泳ぎますし、1円玉の価値はそんな小さなものではありません。
もう一度、向き合おう
当教室の生徒は黙々と学習ができます。だからこそ、私たち講師が気づいてあげなければならないこともあります。本当に苦手なのは「誰かのせい」ではありません。それは生徒自身が築き上げた、ありもしない「高い壁」なのです。
そのことに気付いてもらえたら、そこがスタートラインです。
私たち講師にとって、生徒の成績が伸びることはたいへん嬉しいことです。
中間テストの得点調査票や答案用紙を受け取るとドキドキします。もちろん、セルモの生徒だから大丈夫!と思っていても得点を見るまではわかりませんから(笑)
生徒が「先生!英語91点だったよ!」と嬉しそうに教えてくれると感動すら覚えます。同時に、やっと本来の実力が出せたか・・・と冷静に思ったりもします。
やってみなければわからない
私たち講師の仕事は、生徒たちの「できない」という負の先入観をなくすこと。
お家でも、お子さんのモチベーションを上げるためには次のように伝えてください。
「君が頑張れば君の将来は明るい」ではなく、「私は君の努力した姿が見られて嬉しい」と。
それが「本音」なのではないでしょうか。
インフルエンザの予防接種は10月から11月末までに受けるのが良いと言われています。接種後、最長で受験シーズンの前後まで効果があります。1回の予防接種で60%以上、2回の接種で90%以上防げるというものです。しかし、これはインフルエンザAに対してです。2月頃から流行るインフルエンザBには別のワクチンを使用します。
私は大人になって、風邪すらひかなくなりましたが、子供たちはまだ免疫力が強くありません。予防といっても完全に防げるわけではありませんので、受けるかどうかは各ご家庭の判断にお任せいたします。多くの生徒が出入りする教室ですので、インフルエンザになったら塾への登校は学校の基準に準じます。熱が下がってから2日はお休みください。振替授業を実施いたします。
小学校で行われる組み体操で、危険な「ピラミッド」や「タワー」を自粛した結果、組み体操によるケガで病院の診察を受けた小学生が全体で35%も減ったそうです。
当然のことだと思いますが、私たちはこの当然のことを見過ごしがちです。
なぜなら、それが「当然」だと思い込んでいるからです。
小さなことにも関心や疑問を持ち、子供たちには真実を見極める目を培ってほしいものです。
私の恩師の言葉を思い出しましたので、紹介させてください。
「君たちの子供に手をかけなければならない事があるとしたら、それは日ごろの躾でも学歴主義でもなく、真、美、自然、本物を見せること。そのために自身が考える時間を持ちなさい。」
子供たちと接する上で大切なこと
それは私たち自身がある程度余裕を持つことなのではないでしょうか。
10月28日(土)に教室近くの会議室で「親子で自己PRカードの整理」をテーマに面接対策会を実施いたします。自己PRカードは高校入試の資料の一つで、都立推薦を受けるのに必要です。他にも私立高校の面接対策、または過去・現在・未来へのビジョンを明確にする上でも整理しておくとたいへん有意義です。
過去とは中学時代に何に取り組んだのか、そこから得たものは何か等。
現在とはなぜその高校を志望するのか、つまり志望動機ですね。
未来とは入学後、または卒業後の進路についてです。
現段階では自己PRカードの存在すら知らない受験生もいます。しかし上記のように非常に大切な内容ですので、きちんと準備・整理しておくことが 肝心です。
今回の面接対策会を機会にしっかり「今」を見つめていきましょう!