セルモの教室長BLOG

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【外部生向け】中学校進学対策講座受付開始! [代表:宮谷]

毎年秋恒例となっている「本気の中学校進学対策講座」、今年度の受付を開始いたしました。


この講座は、小学校5年生・6年生を対象とした期間限定の特別講座で、

**1ヶ月間・全8回(1回90分)**の集中学習を通じて、

「中学校進学に向けて本当に必要な学習」を身につけていただくためのものです。


■ 受講費:3,300円(税込)

■ 実施内容:英語・数学(算数)を中心とした中学準備

■ 対象:小学校5・6年生の外部生(現塾生以外)

■ 特典:受講後にご入塾の場合、入塾金半額+初回月謝から3,300円割引!

なぜ「本気の」と名付けたのか?


それは、今の中学校の学習が、本当に“本気で対策をしておかないと”ついていけない内容になっているからです。


ここ数年、町田市内を含む多くの中学校で、定期テストの平均点が大きく下落しています。


かつては中1の1学期のテスト平均点が70~80点だったのが、現在では40点台~50点台も珍しくありません。


なぜ、ここまで落ち込んでしまったのか?


理由はいくつかあります。

【学力低下の主な背景】

① 学習指導要領の改訂による難化

 → テストが「知識・技能」だけでなく「思考・判断・表現」も問われるようになり、問題自体が難しくなっています。


② 小学生のスマホ・ゲーム中毒

 → 低学年から、多くの生徒さんがスマホ・ゲーム・動画中毒です。反比例して学習に割く時間は減少しており、基礎学力が定着しないまま中学校に進学しています。


③ 小学校英語の”物足りない”授業

 → 英語が教科化されたものの、中学校に必要な文法力・単語力が育っていないまま中1英語に入ってしまい、大きなギャップが生まれています。


④ 「指導しない」学校の風潮

 → 小学校でも「多少できなくても何も言われない」ケースが増えており、家庭での状況把握がより重要になっています。


⑤ 定期テストの回数減少

 → 年5回→4回に減ったことで、1回あたりの出題範囲が広がり、より準備が必要になっています。

こうした背景を踏まえると、「中学校に入ってから頑張ればいい」といった従来のスタンスでは、間に合わないのが現実です。


実際に、私たちが現場で見ている中学1年生の中には、


・小学校の積み残しが多すぎて、中学校の学習に入れない。


・すでに小学生時点で学習に自信を無くしており、勉強への強い拒否感。


・自信の喪失が、中学校生活のモチベーションの低下や、他責に繋がっている。

といったケースも少なくありません。

■ では、どうすればいいのか?


答えは明確です。


小学生のうちに、中学校内容への橋渡しとなる「学びの土台」を作っておくこと


特に、小4-5年から中学校進学を見据えた準備開始が理想です。


ただし、もし現在6年生で「まだ何も対策していない」という場合、今すぐ学習状況の確認と準備を始めてください。


学校の先生からは何も言われないかもしれません。


しかしそれは、「本当はつまずいている」ことが見過ごされているということです。

■ 本講座で目指すこと


「勉強のやり方がわからない」


「どこが苦手なのか分からない」


「今のままで中学校に行って大丈夫なのか不安」


こういった声に対して、まずは現時点での学力を可視化し、苦手の芽を摘むこと。


英語の基礎(文法・単語)や、数学(算数)の思考力・計算力をしっかり確認し、

「これなら中学校でもやっていけそう!」という安心感を持たせてあげることが本講座のゴールです。

中学校進学は、お子様の将来に直結する「大きな分岐点」です。


ぜひ、少しでも早い段階での対策を始めて頂ければと思います。


【本気の中学校進学対策講座】

お申し込みは、各教室のLINE公式アカウントよりご連絡ください。

※ご希望者が多い場合、座席が埋まり次第受付を終了いたします。


ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

臨時休校の判断、W10→W11への入れ替え! [代表:宮谷]

本日は台風15号による臨時休校でご迷惑をおかけいたしました。

「台風のため休業」のイラスト文字

天気予報を見る限りでは、町田市は大きな影響は無いかな?と考えていたのですが、各小中学校が午後休校を決めてしまったので我々も合わせて同じ判断とさせて頂きました。

台風のイラスト(自然災害)

旧知の同業他社さんも早めに判断されていたことや、社員の出社、保護者さんから生徒さんへの連絡等を考えると、「早め早めの判断」をするようにしています。

OODAループのイラスト

近隣の学習塾さんの中には開校されていたところもあったのですが、雨が降って無くても生徒さん達が増水した川に近寄ったり、風で自転車が倒れたりすると危険ですからね。

氾濫する川のイラスト

多くの保護者様にご理解頂いたこと感謝いたします。


さて、各教室に臨時休校の張り紙をするついでに、お盆休みから進めていたWindows10のPC端末から、Windows11端末への入れ替えを進めました。

小型パソコンのイラスト

Windows10は今年の10月14日でマイクロソフトのサポートが切れます。


つまり、今後アップデートが無くなる…ということですので、OSのセキュリティや不具合が出た時の修正ができなくなります。

特集】Windows 11の新機能を早速試してみた!Windows 10との違いをまとめて紹介 - PC Watch

各ご家庭や職場でもWindows10端末をご利用されている場合は、早急に11への入れ替えが必要となります。


端末を入れ替えないでも、OSを11にアップデート出来るものと、OSのアップデート出来ない端末があります。主に使用するCPU(中央演算装置)により、アップデートの有無が決まります。第8世代以降・coreiプロセッサという指定があります。

CPUのイラスト(コンピューター)

今回我々が入れ替えた端末は、CPUアップデート対象外の端末です。


パソコン本体丸ごと入れ替えないといけないので、そのPCの調達、設置、ネット設定、アプリインストール、プリンタードライバーインストール、動作確認、となかなか大変な作業であります。

パソコンのキーボードを打っているイラスト

すでに、忠生教室と木曽教室合わせて10台ほど終わっていたのですが、今日は木曽教室の親機と言われる基幹端末を入れ替えました。


生徒さんが使う限りは分からないのですが、セルモシステムを使うPCには親機と子機があります。

パソコンのキャラクター(笑顔・デスクトップ)

子機と比べると親機の入れ替えは時間が掛かる(子機は1台あたり1時間程度、親機は2時間程度)ので、最後に回していた経緯があります。


朝10時頃から始め、おおよそ予想通り2時間弱で終了しました。これで忠生教室と木曽教室の端末入れ替えは全て終了しました。

映画の「Fin.」のイラスト

木曽教室については、キーボードも今週入れ替えており、生徒さんにはより快適にご利用頂けます。LANケーブルも一部刷新し、メンテナンスを行っています。

※PC自体の動作スピードも上がっています。

キーボードのイラスト(コンピューター)

セルモシステム自体の使い勝手は全く変わらないので、端末を入れ替えたことを気づかない生徒さんも多いかもしれませんね(笑)


残りは1台で、鶴川教室の受付端末です。学習端末は、開校時から11なので入れ替えはありません。


すでに準備は終わっているので、明日の授業前に作業を行います。


なお、今まで使っていたWindows10端末は、専門の回収業者に引き渡します。その運搬・引き渡しも含めると、総計20時間程度掛かっており、今回の入れ替えプロジェクトはなかなか大変でした。

9月 [教室長:松本]

新学期が始まりましたね。


秋はいったいいつくるのでしょうか。


ある中学校ではさっそく夏休み明け学力テストが実施され、またある中学校ではすでに 2 学期中間テスト範囲が出ております。


合唱祭の準備も始まり、高校生は今週末から文化祭でしょうか。


なんとも息つく間もない生活ですが、たまには老子の教えのように「力を抜くこと」も大切かと思います。


もしストレスを感じているようでしたら「変な動き」をしてみると改善されるようです。



※ 科学的に証明されているようですが、決して他人に見られないようご注意ください。




私は夏期講習の報告書をせっせと書いております。


夏期講習中は生徒たちの頑張りをインスタグラムのストーリーにアップしておりましたので、そちらをいくつかご紹介いたします!


みんな、暑い中本当によく頑張ったと思います。


次に向けて頑張ることも大切ですが、まずは夏期講習を頑張った自分をしっかり褒め、自分に自信を持ってください。


関数が苦手な生徒さんへ:今こそ丁寧な復習を! [代表:宮谷]

本ブログでも度々取り上げてきましたが、中学生の数学の難所のひとつ「関数」は、本当に多くの生徒さんが苦手としています。


関数を理解するには、

  • 「関数」という言葉の定義

  • 「比例定数」「定数項」「変化の割合」などの関連用語

  • 式とグラフの関係性

といった基本の理解が不可欠です。


そのためには、

① 各語句をしっかり深堀りして解釈する(曖昧なまま先に進まない)!

② 式は代入を丁寧に書いてミスを防ぐ!

③公式は絶対に暗記!

④グラフは丁寧に描き、条件を書き入れ、視覚的に理解する!


など、とにかく「丁寧な学習」が必要不可欠です。



関数の単元は、小学校の「比例・反比例(伴って変わる関係)」から始まっていますが、関数が苦手な生徒さんの多くは、ここから既につまずき始めています。


実際、現中3の多くも中1の学習単元内の「比例・反比例」から復習が必要な状況でした。


8月中旬から時間をかけて復習に取り組み、昨日「2学期中間テスト予想範囲」である二次関数の変域まで終えた生徒さんが2名出ました。※復習が必要無い生徒さんは、すでに二次関数全体の学習を終えています。


保護者様が早めに危機感を持ち、先手を打ってお申し込み頂いた結果です。ご協力に感謝申し上げます。


あとはテスト本番に向け、問題集による実践演習で仕上げていきます。


数学は2学期に特に得点差が開きやすい科目です。どの学年の生徒さんも、ここで本気を出しておきましょう!


まだテスト対策授業をお申し込み頂いていない方は、すでに授業は始まっています。どうぞお早めにお申し込み下さい。

ディスカリキュアをご存知ですか? [代表:宮谷]

先週とある保護者様から「ディスカリキュア」についてご質問を受けたのと、

「よくあるご質問」のイラスト文字・バナー

昨晩の授業終了後にSNS上で有識者4名による「勉強が苦手な子の勉強の意味」というテーマのスペース(誰でも参加出来るネット討論会)に、有識者の一人として登壇させて頂きました。そこでも話題にもなった「ディスカリキュア」について簡単に説明させて頂きます。



「算数が分からない」の奥にあるもの

男の子の表情のイラスト「疑問」


〜ディスカリキュリア(算数障害)という可能性〜


学習塾を運営していると、「分数や小数の仕組みがまったく分からない」「3桁以上のわり算ができない」「平面図形と立体図形の区別がつかない」といった、小学校高学年〜中学生の生徒さんとお会いすることがあります。


中には、九九の後半が言えなかったり、「6×◯=54」の◯が分からなかったりと、算数に対して強い混乱を抱えている様子が見られます。


多くの場合、小学校2年生頃から算数に苦手意識を持ち始め、授業にも自信を持てなくなります。学校では授業中も静かに過ごし、45分間が過ぎ去るのをただ待っているだけ…という状況です。


一方で、学校の先生からは「そのうち分かるようになりますよ」「ご家庭でももう少し勉強してみてください」といったフィードバックを頂くことが多く、保護者様としては「そういうものなのか」と感じてしまうかもしれません。


しかし、学年が進んでも一向に改善せず、ご家庭で丁寧に教えても全く理解が深まらない。そんなときに「私たちの教え方が悪いのでは?」と不安になられ、当塾にご相談いただくケースが多くあります。


「ディスカリキュリア(算数障害)」の可能性について

女の子の表情のイラスト「疑問」

学習塾では、入塾前に体験授業や簡単な確認テストを行うことが一般的です。そこで、私たちのような指導の専門家は、生徒さんの計算力や概念理解における違和感をすぐに感じ取ります。


あまりにも数字の操作や意味理解に困難が見られる場合、私たちは「ディスカリキュリア(算数障害)」の可能性を疑います。


もちろん、私たちは医療機関ではありませんので、正式な診断はできません。しかし、これまでの指導経験や数多くの事例と照らし合わせる中で、「何かが違う」と感じる瞬間があります。

※具体的な診断や診察は、専門機関の受診をお願いします。


大切なのは「やる気が無い」のではないという理解

男性の表情のイラスト「疑問」

このようなケースで大切なのは、「生徒さんにやる気が無いのではない」「怠けているわけではない」ということを、周囲が理解してあげることです。


・一時的に理解できても記憶に残らない

・覚えた知識を別の問題に応用できない

・根本的な数の概念が結びつかない


といった現象は、本人の意欲とは関係なく、脳の特性によって起こっている場合があります。


当塾では、話し方に配慮しつつ、こうした「発達面における特性」の可能性について、保護者様としっかりお話するようにしています。


ご家庭との連携と将来を見据えたサポート


実際にお話をすると、多くの保護者様が「やっぱりそうかもしれない」と受け止められます。また、最近では「実はすでに検査を受けています」という方も増えてきました。


検査をまだ受けていないご家庭には、医療機関での受診方法をお伝えしています。特に思春期のお子さんの場合、検査を伝える際の注意点についても丁寧にアドバイスいたします。


また、診断を受けた場合には、生徒さんの将来的な進学・受験における選択肢なども、保護者様と一緒に考えてまいります。


「今わからない」は「一生わからない」ではない

集中して勉強をする人のイラスト(女性)

最後に大切なことは、**「今できないことが、未来もできないとは限らない」**ということです。


例えば、小学3年生のときには全く理解できなかったことが、中学1年生になって成長とともに理解できるようになった、というケースも実際にあります。


もちろん、学年に応じた学習に対応出来ない現実はありますが、**「できるようになったことを認め、ほめること」**が、何よりも大きな力になります。


生徒さんの「できた!」という体験と自信が、これからの学びや生きる力につながっていくと、私たちは信じています。

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!